MEMO
このページは第3回柔道整復師国家試験過去問題 午後その11 問診の態度として誤っているのはどれか。
1. 話しやすい場をつくる
2. 信頼関係を保つ
3. プライバシーを守る
4. 最初に特定の疾患を推定する
答え.4
2 疾患と問診の内容との組合せで適切なのはどれか。
1. 頚腕症候群 ―― 家族歴
2. 低血圧症 ――― 職 業
3. 寄生虫疾患 ―― 居住地
4. 糖尿病 ―――― 住宅環境
答え.3
3 視診について誤っている組合せはどれか。
1. 眼瞼下垂 ―――― 重症筋無力症
2. 眼球突出 ―――― 甲状腺機能低下症
3. マスク様顔貌 ―― パーキンソン病
4. 蝶形紅斑 ―――― 全身性エリテマトーデス
答え.2
4 視診について誤っている組合せはどれか。
1. 糖尿病 ――――――― 壊 疽
2. 前脛骨筋麻痺 ―――― 鶏 歩
3. 甲状腺機能亢進症 ―― 小人症
4. 多発性硬化症 ―――― 企図振戦
答え.3
5 打診で評価できないのはどれか。
1. 腹 水
2. 肝腫大
3. 鼓 腸
4. 腸ぜん動
答え.4
6 心雑音が聴取されるのはどれか。
1. 弁膜症
2. 狭心症
3. 心筋梗塞
4. 心タンポナーデ
答え.1
7 四肢の触診で誤っている組合せはどれか。
1. 手関節背部腫瘤 ―― ガングリオン
2. 膝蓋骨跳動 ―――― 膝窩部粘液嚢腫
3. 異常可動性 ―――― 長管状骨骨折
4. 関節包の肥厚 ――― 慢性関節炎
答え.2
8 血圧測定について正しいのはどれか。
1. 触診法では聴診法より高くなる
2. 最低血圧は触診法で測定する
3. 聴診法は肘窩部上腕動脈を聴診する
4. 圧迫帯は前腕部に巻いてもよい
3
9 慢性糸球体腎炎でみられないのはどれか。
1. 低カリウム血症
2. 浮 腫
3. 貧 血
4. 高窒素血症
答え.1
答え.10 歩行の異常と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1. 分回し歩行 ―― パーキンソン病
2. 間欠性跛行 ―― バージャー病
3. 失調性歩行 ―― 小脳腫瘍
4. アヒル歩行 ―― 進行性筋ジストロフィー
答え.1
答え.11 十二指腸潰瘍にみられるのはどれか。
1. 嚥下困難
2. 腹部膨隆
3. 腸ぜん動不穏
4. タール便
答え.4
答え.12 気管支喘息について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 吸気時に呼吸困難がみられる。
2. 天候変化が発作の誘因となる。
3. 喀痰に好酸球が認められる。
4. 気管支拡張薬は無効である
23
答え.13 心筋梗塞について誤っているのはどれか。
1. 心筋壊死が認められる
2. 胸痛の持続時間は20分以上である
3. 心電図で異常Q波が認められる
4. 血中クレアチニンホスホキナーゼが低下する
答え.4
答え.14 正しいのはどれか。
1. 狭心痛は体位変換時にみられる
2. 心膜炎の胸痛は吸気時に増強する
3. 左心不全では静脈圧が上昇する
4. 右心不全では夜間発作性呼吸困難がみられる
答え.2
答え.15 鉄欠乏性貧血について正しいのはどれか。
1. 出血は原因とならない
2. 血清鉄値は低下しない
3. さじ状爪となる
4. 大球性貧血となる
答え.3
答え.16 糖尿病について誤っているのはどれか。
1. ケトアシドーシスをきたす
2. 尿糖陽性なら糖尿病である
3. 合併症として白内障がある
4. 若年者はI型が多い
答え.2
答え.17 誤っている組合せはどれか。
1. 粘液水腫 ――― 頻脈
2. バセドウ病 ―― 速脈
3. アジソン病 ―― 低血圧
4. 褐色細胞腫 ―― 高血圧
答え.1
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答え.18 誤っている組合せはどれか。
1. 痛 風 ―――― 高尿酸血症
2. 糖尿病 ―――― 高血糖
3. 末端肥大症 ―― 成長ホルモン分泌過剰
4. 尿崩症 ―――― バソプレシン分泌過剰
答え.4
答え.19 疾患と血中に増加するホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1. アジソン病 ――――― ACTH
2. クレチン病 ――――― 甲状腺ホルモン
3. クッシング症候群 ―― コルチゾール
4. 褐色細胞腫 ――――― カテコールアミン
答え.2
20 慢性関節リウマチについて正しいのはどれか。
1. すべての人種にみられる
2. 男性に多い
3. 小児にはみられない
4. 筋萎縮は起こらない
答え.1
21 正しいのはどれか。
1. 創傷の二次的治癒とは縫合によるものである
2. 血流障害は創傷治癒を遅らせる局所因子である
3. 気道熱傷はほとんど無症状に経過する
4. Ⅲ度熱傷は水疱形成を特徴とする
答え.2
22 外科的感染症で重要な嫌気性菌はどれか。
1. 大腸菌
2. 破傷風菌
3. 黄色ブドウ球菌
4. 連鎖球菌
答え.2
23 悪性腫瘍の病期決定に必要でないのはどれか。
1. 患者の年齢
2. リンパ節転移の有無
3. 転移の状態
4. 腫瘍の大きさ
答え.1
24 誤っているのはどれか。
1. 循環血液量の35~45%の出血は生命に危険を及ぼす
2. 喀血は内出血に含まれる
3. 輸血をする際は交差適合試験を行う
4. 成分輸血は病態に応じて適用される
答え.2
25 滅菌、消毒について誤っている組合せはどれか。
1. 鉗 子 ―― 高圧蒸気
2. 縫合糸 ―― エチレンオキサイドガス
3. 手 指 ―― ホルマリン液
4. 手術野 ―― ポビドンヨード(イソジン)
答え.3
26 頭蓋底骨折について誤っているのはどれか。
1. 粉砕骨折の多発
2. 脳神経障害の合併
3. 意識障害の発症
4. 耳介後部の皮下出血
答え.1
27 蘇生について誤っているのはどれか。
1. 気道を確保する
2. 心臓マッサージを行う
3. 輸液ルートを確保する
4. 大量輸血を行う
答え.4
28 意識障害について正しいのはどれか。
1. 植物状態は3-3-9度方式のⅡ-30に相当する
2. 昏迷状態では強い刺激に対しても反応しない
3. 痛覚の有無は意識障害判定上重要である
4. 意識レベルの程度は脳外傷の重症度と一致する
答え.3
29 脊髄損傷の症状で正しいのはどれか。
1. 受傷後早期に尿閉を認める
2. 脊髄ショック状態の安定後、深部腱反射は正常化する
3. 胸髄損傷の場合、手指の触覚は消失する
4. 頚髄損傷の場合、耳出血を認める
答え.1
30 呼吸器の損傷で誤っているのはどれか。
1. 肋骨骨折は肺挫傷の原因となる
2. 肺挫傷では鮮紅色の血痰を喀出する
3. 穿通性肺損傷では皮下気腫を認める
4. 肺損傷の場合は外開放性気胸を伴う
答え.4
31 モートン病について誤っているのはどれか。
1. 絞扼神経障害の一つである
2. 足指の知覚障害がみられる
3. 中足骨頭と深横中足靭帯との間で神経が圧迫される
4. 腓骨神経知覚枝の障害である
答え.4
32 骨肉腫について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 大腿骨下端が好発部位である。
2. 30歳代が好発年齢である。
3. 血清アルカリホスファターゼ値は低値である。
4. 生命の予後は不良である
答え.14
33 フォルクマン拘縮について誤っているのはどれか。
1. コンパートメント症候群の一種である
2. 主に前腕伸筋群が障害される
3. 急性期には筋膜切開を行う必要がある
4. 機能的予後は不良である
答え.2
34 感染症はどれか。
1. 脳性小児麻痺
2. 脊髄空洞症
3. 神経性進行性筋萎縮症
4. 脊髄癆
答え.4
35 小児の骨端症はどれか。
1. 第1ケーラー病
2. 第2ケーラー病(フライバーグ病)
3. キーンベック病
4. 特発性大腿骨骨頭壊死
答え.1
36 神経学的検査について誤っているのはどれか。
1. 温度覚は深部知覚に含まれる
2. 痛覚は表面知覚に含まれる
3. 腱反射の消失は弛緩性麻痺を示す
4. バビンスキー反射は病的反射である
答え.1
37 血行性骨髄炎について正しいのはどれか。
1. 起炎菌は連鎖球菌が多い
2. 好発部位は長管状骨の骨端部である
3. ユーイング肉腫との鑑別が大切である
4. 急性期から腐骨を形成する
3
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38 上肢における末梢神経麻痺について正しい組合せはどれか。
1. ギヨン管症候群 ――――― 尺骨神経麻痺
2. フォルクマン拘縮 ―――― 尺骨神経麻痺
3. デュピュートレン拘縮 ―― 橈骨神経麻痺
4. 前骨間神経症候群 ―――― 橈骨神経麻痺
答え.1or2
39 いわゆるつき指でみられないのはどれか。
1. 指伸筋腱損傷
2. 指屈筋腱損傷
3. PIP関節側副靭帯損傷
4. PIP関節脱臼骨折
答え.2
40 老人性骨粗鬆症について誤っているのはどれか。
1. 低回転型骨粗鬆症である
2. エックス線像では骨陰影度が減少する
3. 血清カルシウム値が減少する
4. 病的骨折を生じやすい
答え.3
41 脳性麻痺について誤っているのはどれか。
1. 進行性病変である
2. アテトーゼ型では不随意運動がある
3. 運動発達が遅延する
4. 両麻痺では下肢障害が強い
答え.1
42 廃用症候群に含まれないのはどれか。
1. 起立性低血圧
2. 関節強直
3. 骨萎縮
4. 褥瘡
答え.2
43 国際的障害分類と解決方法との組合せで誤っているのはどれか。
1. 機能形態障害 ―― 筋力増強訓練
2. 機能形態障害 ―― 義足の製作
3. 能力低下 ―――― 日常生活動作訓練
4. 社会的不利 ――― 経済的支援
答え.2
44 運動失調の検査法でないのはどれか。
1. 回内回外テスト
2. ロンベルグテスト
3. ブルンストロームテスト
4. 指鼻テスト
答え.3
45 他動運動可動域の制限が起こらないのはどれか。
1. 拘 縮
2. 固 縮
3. 痙 縮
4. 筋力低下
答え.4
46 運動療法の対象とならないのはどれか。
1. 弛緩性麻痺
2. 関節拘縮
3. 痙性麻痺
4. 化膿性関節炎
答え.4
47 運動と筋力レベル(徒手筋力テスト)との組合せで誤っているのはどれか。
1. 他動運動 ―――― 4~5
2. 自動抵抗運動 ―― 3~4
3. 自動運動 ―――― 2~3
4. 自動介助運動 ―― 1~2
答え.1
48 誤っている組合せはどれか。
1. 脳性麻痺 ―――――― ボバス法
2. 慢性関節リウマチ ―― フレンケル体操
3. 五十肩 ――――――― コードマン体操
4. 腰痛症 ――――――― ウィリアムズ体操
答え.2
49 物理療法について誤っているのはどれか。
1. 赤外線は殺菌効果がある
2. 極超短波は深部到達度が高い
3. 超音波は鎮痛効果がある
4. 渦流浴は浮腫を軽減させる
答え.1
50 身体障害者福祉法で交付されるのはどれか。
1. ポータブルトイレ
2. ベッド
3. 車椅子
4. リフター
答え.3