56 肩の腱板を構成する筋群として正しいのはどれか。
1. 棘上筋、棘下筋、三角筋、大円筋
2. 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
3. 棘上筋、棘下筋、大円筋、肩甲下筋
4. 棘上筋、小円筋、大胸筋、肩甲下筋
2
57 肩関節の運動について誤っているのはどれか。
1. 肩関節の運動に肩甲骨は関与しない
2. 棘上筋は骨頭を関節窩に引きつけ固定する作用がある
3. 烏口肩峰靭帯は上腕骨頭の上方への転位を防いでいる
4. 回旋腱板の働きがないと大結節が肩峰に当たる
1
/
58 正しい組合せはどれか。
1. 長母指外転筋 ―― 母指中手指節関節の屈曲
2. 短母指伸筋 ――― 母指指節間関節の伸展
3. 虫様筋 ――――― 母指掌側内転
4. 深指屈筋 ―――― 指の遠位指節間関節の屈曲
4
59 下肢の筋肉の働きについて誤っているのはどれか。
1. 縫工筋は膝を屈曲しながら股関節の屈曲、外転および外旋運動を行う
2. 中殿筋は股関節の外転運動を行う
3. 大腿筋膜張筋は股関節伸展位からの内転運動を行う
4. 大腿四頭筋は膝関節の伸展運動を行う
3
60 呼吸運動について誤っているのはどれか。
1. 腹式呼吸とは横隔膜による腹部の運動の著明な呼吸である
2. 吸気筋は主に横隔膜、外肋間筋であり、呼気筋は内肋間筋、腹横筋である
3. 吸気は胸郭の前後、左右、上下方向への拡大によって行う
4. 努力呼吸以外の平常の呼吸は吸気筋、呼気筋の活動によって行う
4
61 体幹の運動について誤っているのはどれか。
1. 回旋は主に胸椎で行われる
2. 屈曲運動は骨盤の前後傾運動と腰椎の屈曲運動との協調により行う
3. 屈筋群が骨盤の傾斜度に関係するのは、骨盤を前方に引き上げるからである
4. 内・外腹斜筋の右側の筋は右に、左側の筋は左に体幹をねじる
4
62 運動について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 人間の運動は神経系により制御された骨、関節、筋肉などの運動器の機能により発現する。
2. α運動(遠心)性神経線維は筋線維を支配し、γ運動(遠心)性神経線維は筋紡錘内の錘内筋線維を支配している。
3. Ⅱ群線維は腱紡錘における、腱に加わる張力による反射運動の求心線維である。
4. 随意収縮をしている筋はα運動(遠心)性神経が興奮し、γ運動(遠心)性神経は興奮しない。
1 2
63 正常歩行時の下肢の各関節の屈曲、伸展運動で誤っているのはどれか。
1. 股、膝、足関節は歩行周期の各位相でそれぞれ屈曲、伸展運動を行う
2. 股関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う
3. 膝関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う
4. 足関節は一歩行周期に背屈、底屈をそれぞれ二回行う
3
64 身体運動の基本面について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 矢状面
2. 垂直面
3. 後頭面
4. 前額面
1 4
/
65 正常歩行の重心移動について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 歩行時の上下移動において重心点は踵接地期に最高になり立脚中期に最低となる。
2. 上下と左右移動の両方向へ重心の描く振幅を小さくして歩くと省力化した歩行となる。
3. 歩行による重心点の位置移動の軌跡は上下と左右の正弦曲線を描く。
4. 普通の歩行時に頭部の上下移動による重心の描く振幅は、速い歩行時より大きい。
2 3
56 肩関節外旋筋はどれか。
1. 小円筋
2. 大円筋
3. 広背筋
4. 肩甲下筋
1
57 股関節の運動と筋肉との組合せで正しいのはどれか。
1. 伸展 ―― 大腿二頭筋短頭
2. 外旋 ―― 大腿薄筋
3. 内転 ―― 中殿筋
4. 屈曲 ―― 縫工筋
4
58 正しい組合せはどれか。
1. 肩関節 ――――――― 楕円関節
2. 近位橈尺関節 ―――― 車軸関節
3. 橈骨手根関節 ―――― 鞍関節
4. 第1手根中手関節 ―― 球関節
2
59 前額面で四肢が身体の中心に近づく運動はどれか。
1. 屈曲
2. 伸展
3. 内転
4. 外転
3
60 反射について正しいのはどれか。
1. 意識的な努力によって変化することはない
2. 脊髄反射は姿勢制御には関与しない
3. 大脳皮質は反射運動には関与しない
4. 立ち直り反射は脊髄反射ではない
4
61 随意運動について誤っているのはどれか。
1. 大脳辺縁系が関与する情動により発動される
2. 運動準備段階と運動遂行段階との2つの段階の組合せで行われる
3. 制御形式として閉ループ制御と開ループ制御との2方式が考えられている
4. 0.2秒以内に終了する急速な運動は閉ループ制御でなされる
4
62 筋力増強訓練の結果で正しいのはどれか。
1. 筋線維数の増加
2. 筋線維の肥大
3. 筋長の増大
4. 運動単位数の増加
2
63 運動中に遊離脂肪酸の動員を促進するのはどれか。
1. レニン
2. アルドステロン
3. カテコールアミン
4. グルカゴン
3
64 誤っているのはどれか。
1. マラソン選手は遅筋(ST)線維を多く含んだ下肢筋群を持っている
2. 筋線維組成は男女によって異なる
3. 赤筋線維は白筋線維よりも有酸素性代謝能力において優れている
4. ヒラメ筋の大部分は遅筋(ST)線維で構成されている
2
65 起立位で主要姿勢制御筋でないのはどれか。
1. 足関節背屈筋群
2. 下腿三頭筋群
3. 脊柱起立筋群
4. ハムストリング筋群
1
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