MEMO
このページは第27回柔道整復師国家試験過去問題 午前その1問題1 恥骨結合の連結様式はどれか。
1.釘植
2.縫合
3.軟骨結合
4.靭帯結合
答え.3
問題2 蝶番関節はどれか。
1.榛骨手根関節
2.腕榛関節
3.腕尺関節
4.上榛尺関節
答え.3
問題3 関節と内部構造の組合せで正しいのはどれか。
1.胸鎖関節 ─── 関節唇
2.肩関節 ─── 関節半月
3.股関節 ─── 関節内靭帯
4.膝関節 ─── 関節円板
答え.3
問題4 股関節の外転に働く筋の支配神経はどれか。
1.上殿神経
2.下殿神経
3.坐骨神経
4.閉鎖神経
答え.1
問題5 ATPの合成に関与しているのはどれか。
1.核
2.ミトコンドリア
3.小胞体
4.ゴルジ装置
答え.2
問題6 心室収縮時、左心室からの血液の逆流を防止する弁はどれか。
1.三尖弁
2.肺動脈弁
3.僧帽弁
4.大動脈弁
答え.3
問題7 一次視覚野があるのはどれか。
1.前頭葉
2.頭頂葉
3.側頭葉
4.後頭葉
答え.4
問題8 肩関節の内旋に働くのはどれか。
1.三角筋
2.棘上筋
3.広背筋
4.小円筋
答え.3
問題9 貧食作用を有するのはどれか。
1.好塩基球
2.好酸球
3.単球
4.ナチュラルキラー(NK)細胞
答え.3
問題10 健康の定義が定められたのはどれか。
1.アルマ・アダ宣言
2.オタワ憲章
3.ヘルシンキ宣言
4.WHO憲章
答え.4
問題11 柔道整復師免許制度を設ける理由で誤っているのはどれか。
1.社会福祉の充実を図るため
2.免許者に独占的な施術を行わせるため
3.衛生水準の向上を図るため
4.人体に危害を及ぼす恐れがあるため
答え.1
問題12 徒手筋力テストで4と表示するのはどれか。
1.重力に抗して完全に運動できる。
2.若干の抵抗に打ち勝って完全に運動できる。
3.わずかな筋収縮はあるが関節は動かない。
4.強い抵抗に逆らって完全に運動できる。
答え.2
問題13 喫煙が危険因子でない疾患はどれか。
1.肺気腫
2.心筋梗塞
3.バージヤー(Buerger)病
4.肝硬変
答え.4
問題14 低血圧を起こすのはどれか。
1.急性糸球体腎炎
2.ショック
3.褐色細胞腫
4.原発性アルドステロン症
答え.2
問題15 悪性腫瘍で誤っているのはどれか。
1.膨張性に発育する。
2.発育が速い。
3.形態が不整である。
4.境界が不明瞭である。
答え.1
問題16 疾患と原因の組合せで誤っているのはどれか。
1.内反肘 ─── 上腕骨顆上骨折
2.関節ねずみ ─── 離断性骨軟骨炎
3.リトルリーグ肘 ─── 上腕骨内側上顆骨端線離開
4.テニス肘 ─── 上腕骨内側上顆炎
答え.4
問題17 大腿骨骨折で近位骨片が屈曲・外転・外旋転位するのはどれか。
1. 上1/3部の骨折
2. 中1/3部の骨折
3. 下1/3部の骨折
4. 顆上伸展型骨折
答え.1
問題18 病的脱臼でないのはどれか。
1.反復性脱臼
2.麻痺性脱臼
3.拡張性脱臼
4.破壊性脱臼
答え.1
問題19 高齢者骨折の特徴で正しいのはどれか。
1.関節拘縮が少ない。
2.骨膜の連続性は保たれやすい。
3.海綿骨の多い部位に発生しやすい。
4.阻血性壊死を生じやすい。
答え.3
問題20骨折の合併症とその原因の組合せで誤っているのはどれか。
1.化膿性骨髄炎 ─── 開放性骨折
2.過剰仮骨形成 ─── 粉砕骨折
3.脂肪塞栓 ─── 骨盤骨折
4.無腐性骨壊死 ─── 助骨骨折
答え.4
問題21 関節と良肢位の組合せで誤っているのはどれか。
1. 肘関節 ─── 屈曲90度
2. 手関節 ─── 屈曲30度
3. 膝関節 ─── 屈曲10度
4. 距腿関節 ─── 屈曲・伸展0度
答え.2
問題22 骨折の合併症で正しいのはどれか。
1.フォルクマン(Volkmann)拘縮は上腕骨骨幹部骨折で多くみられる。
2.過剰仮骨は血腫の分散および流出が原因である。
3.外傷性骨化性筋炎はスミス(Smith)骨折で多くみられる。
4,ズデック(Sudeck)骨萎縮はコーレス(Cclles)骨折でみられる。
答え.4
問題23
外傷性脱臼に合併する軟部組織損傷で最も多いのはどれか。
1.筋損傷
2.関節包損傷
3.神経損傷
4.血管損傷
答え.2
問題24
顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
1.男子に多く発生する。
2.関節包が断裂する。
3.下顎歯列は上顎歯列の後方に転位する。
4.片側脱臼はオトガイが健側に偏位する。
答え.4
問題25
鎖骨骨折の症状で正しいのはどれか。
1.ピアノキーサインがみられる。
2.患側の肩が挙上する。
3.軋礫音を感知する。
4.肩幅が増大する。
答え.3
問題26
上腕骨外科頸骨折の初検時にみられないのはどれか。
1.三角筋部の膨隆が消失している。
2.烏口突起下に膨隆がみられる。
3.骨折部で上腕骨軸が前方凸に屈曲している。
4.肩関節外転運動が制限されている。
答え.1
問題27
コーレス(Colles)骨折の外観で誤っているのはどれか。
1.フォーク状の変形を呈する。
2.尺骨頭が突出した変形を呈する。
3.中手指節関節が過伸展位を呈する。
4.損傷部の厚さが増大する。
答え.3
問題28
コーレス(Colles)骨折の遠位骨片の転位で正しいのはどれか。
1.回外・尺側・背側・短縮転位
2.回内・橈側・掌側・延長転位
3.回外・橈側・背側・短縮転位
4.回内・尺側・掌側・延長転位
答え.3
問題29
肘関節脱臼後の骨化性筋炎で誤っているのはどれか。
1.上腕部にみられる。
2.肘関節可動域が制限される。
3.無謀な徒手矯正が原因となる。
4.直ちに外科的な処置に委ねる。
答え.4
問題30
肘内障で正しいのはどれか。
1.腕尺関節の亜脱臼である。
2.肘関節に運動痛がある。
3.患部の腫脹が著しい。
4.整復後は副子固定が必要である。
答え.2
問題31
血球で正しいのはどれか。
1.Bリンパ球は胸腺で成熟する。
2.好酸球は白血球中で最も数が多い。
3.血小板は巨核球からできる。
4.赤血球は円盤状の核をもつ。
答え.3
問題32
付加骨はどれか。
1.鎖骨
2.上腕骨
3.大腿骨
4.腓骨
答え.1
問題33
脊柱と関節をつくるのはどれか。
1. 上腕骨
2. 鎖骨
3. 大腿骨
4. 寛骨
答え.4
問題34
頭蓋底の孔あるいは裂で正しいのはどれか。
1.aは角膜の感覚に関わる神経が通る。
2.bは眼球運動に関わる神経が通る。
3.cは顔面筋の運動に関わる神経が通る。
4.dは大脳を栄養する動脈が通る。
答え.2
問題35
顔面神経支配を受けるのはどれか。
1.側頭筋
2.口輪筋
3.外側翼突筋
4.内側翼突筋
答え.2
問題36
距骨で正しいのはどれか。
1.外側縦足弓の頂点に位置する。
2.立方骨と関節を構成する。
3.下腿の筋が停止する。
4.距骨頸は距骨頭の近位に位置する。
答え.4
問題37
前十字靭帯が防ぐ脛骨の転位の方向で正しいのはどれか。
1. 外反
2. 内反
3. 前方
4. 後方
答え.3
問題38
各孔を通る神経と支配する筋の組合せで正しいのはどれか。
1.梨状筋上孔 ─── 大殿筋
2.梨状筋下孔 ─── 中殿筋
3.閉鎖孔 ─── 長内転筋
4.筋裂孔 ─── 双子筋
答え.3
問題39
心臓で正しいのはどれか。
1.卵円窩は心房中隔にある。
2.心尖は第2肋間隙に位置する。
3.冠状動脈は大動脈弓から分枝する。
4.大動脈弁には腱索が付着している。
答え.1
問題40
動脈の走行で正しいのはどれか。
1.左鎖骨下動脈は腕頭動脈から分枝する。
2.尺骨動脈と橈骨動脈は手掌において吻合する。
3.大腿動脈は内腸骨動脈から続く。
4.足背動脈は後脛骨動脈から続く。
答え.2
問題41
トルコ鞍を取り囲んでいるのはどれか。
1.横静脈洞
2.海綿静脈洞
3.S状静脈洞
4.直静脈洞
答え.2
問題42
大腸で最も可動性が乏しい部位はどれか。
1.虫垂
2.上行結腸
3.横行結腸
4.S状結腸
答え.2
問題43
結腸ヒモの本数はどれか。
1.1
2.2
3.3
4.4
答え.3
問題44
腹膜垂がみられるのはどれか。
1.十二指腸
2.回腸
3.横行結腸
4.直腸
答え.3
問題45
声帯ヒダ(声帯靭帯と声帯筋)が付着するのはどれか。
1.気管軟骨
2.披裂軟骨
3.輪状軟骨
4.喉頭蓋軟骨
答え.2
問題46
左肺で通常欠損している区域はどれか。
1.区域3
2.区域5
3.区域7
4.区域9
答え.3
問題47
横隔膜の食道裂孔を通過するのはどれか。
1.胸管
2.横隔神経
3.迷走神経
4.交感神経幹
答え.3
問題48
腎臓で正しいのはどれか。
1.腎小体は髄質にある。
2.右腎静脈に右精巣静脈が流入する。
3.腎筋膜は腎臓、副腎を包む。
4.腎洞から弓状動脈が放射状に入る。
答え.3
問題49
膀胱三角で誤っているのはどれか。
1.射精管が開口する。
2.尿管が開口する。
3.内尿道口がある。
4.粘膜表面は平滑である。
答え.1
問題50
前立腺で正しいのはどれか。
1.尿管で貫かれる。
2.直腸の前方に接する。
3.膀胱の上方に位置する。
4.酸性の液を分泌する。
答え.2
問題51
受精は卵管のどこで起こるか。
1.漏斗部
2.膨大部
3.峡部
4.子宮部
答え.2
問題52
内分泌器で正しいのはどれか。
1.松果体は視床下部にある。
2.下垂体は第四脳室の下方にある。
3.上皮小体は甲状腺の前面にある。
4.副腎は腹膜後器官である。
答え.4
問題53
小脳にあるのはどれか。
1.歯状核
2.淡蒼球
3.被殻
4.尾状核
答え.1
問題54
伝導路で正しいのはどれか。
1.随意運動の伝導路は脊髄で左右交叉する。
2.視覚伝導路は内側膝状体で中継される。
3.温痛覚の伝導路は後索を上行する。
4.錐体路は大脳脚を通る。
答え.4
問題55
橋背部に脳神経核群をもつのはどれか。
1.内耳神経
2.舌咽神経
3.迷走神経
4.舌下神経
答え.1
問題56
鳥口腕筋を貫き、上腕の屈筋群を支配するのはどれか。
1. a
2. b
3. c
4. d
答え.2
問題57
神経支配で正しいのはどれか。
1.浅胸筋は胸神経前枝に支配される。
2.側腹筋は腰神経叢の枝に支配される。
3.横隔膜は頸神経叢の枝に支配される。
4.深背筋第1層は脊髄神経後枝に支配される。
答え.3
問題58
動眼神経支配を受けるのはどれか。
1.眼輪筋
2.毛様体筋
3.瞳孔散大筋
4.上斜筋
答え.2
問題59
内耳に含まれるのはどれか。
1. 鼓膜
2. 鼓室
3. 前庭
4. 耳管
答え.3
問題60
体表から触れる部位と骨の組合せで正しいのはどれか。
1.外果 ─── 脛骨
2.肘頭 ─── 上腕筋
3.頸切痕 ─── 肩甲骨
4.乳様突起 ─── 側頭骨
答え.4