22 マン-ウェルニッケ姿勢で正しいのはどれか。
1麻痺側肘関節屈曲
2麻痺側前腕回外
3麻痺側膝関節屈曲
4麻痺側足関節背屈
1
23 心臓性失神はどれか。
1アダム-ストークス症候群
2ネフローゼ症候群
3クッシング症候群
4シェーグレン症候群
1
24 ミオクローヌスはどれか。
1単一または複数の筋肉の目的のない反復する運動
2一部の筋肉の突発的なすばやい収縮
3ゆっくりと持続性のある運動
4リズミカルに動くふるえ
2
25 レイノー現象をきたす疾患はどれか。
1気管支喘息
2肝硬変
3多発性骨髄腫
4全身性硬化症(強皮症)
4
26 スプーン状爪をきたす疾患はどれか。
1肺気腫
2皮膚筋炎
3鉄欠乏性貧血
4感染症性内膜炎
3
27 感染症とその口腔内所見との組合せで誤っているのはどれか。
1猩紅熱———-イチゴ舌
2ジフテリア——咽頭偽膜形成
3麻疹————コプリック斑
4風疹————ハンター舌炎
4
28 肺気腫でみられるのはどれか。
1鳩胸
2漏斗胸
3扁平胸
4樽状胸
4
29 打診で濁音を呈するのはどれか。
1胸水
2肺気腫
3気胸
4鼓腸
1
30 心臓の聴診部位で大動脈領域に相当するのはどれか。
1胸骨右縁第肋間
2胸骨左縁第肋間
3胸骨左縁第4・5肋間
4心尖部
1
31 気管支喘息発作時にみられる呼吸はどれか。
1チェーン-ストークス呼吸
2起坐呼吸
3クスマウル呼吸
4ビオー呼吸
2
32 深部感覚で正しいのはどれか。
1位置覚は音叉を骨の突起部にあてて検査する。
2ロンベルグ試験が有用な検査である。
3深部痛覚は脊髄癆で過敏になる。
4位置覚と振動覚はともに脊髄の側索に伝わる。
2
33 角膜反射の求心性神経はどれか。
1視神経
2動眼神経
3三叉神経
4顔面神経
3
34 足外果の後ろから下を回って足背外側をこすると出現する病的反射はどれか。
1オッペンハイム反射
2チャドック反射
3バビンスキー反射
4ゴードン反射
2
/
35 急性虫垂炎の圧痛点で、右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上で前者から約5cm内方に位置する点はどれか。
1キュンメル点
2ランツ点
3マックバーネ点
4ムンロー点
3
36 ウイルス性肝炎で正しいのはどれか。
1A型は慢性化しやすい。
2B型は劇症化しやすい。
3C型は経口感染しやすい。
4E型は血液感染しやすい。
2
37 悪性貧血の原因となるのはどれか。
1ビタミンA欠乏症
2ビタミンB2欠乏症
3ビタミンB12欠乏症
4ビタミンC欠乏症
3
38 血友病Bで正しいのはどれか。
1女性患者が多い。
2後天性の疾患である。
3血液凝固第Ⅶ因子の欠乏による。
4血液凝固第Ⅸ因子の欠乏による。
4
39 HTLV-Ⅰウイルス感染が原因で発症するのはどれか。
1急性骨髄性白血病
2急性リンパ性白血病
3成人T細胞白血病
4慢性骨髄性白血病
3
40 悪性腫瘍で最も合併しやすいのはどれか。
1全身性硬化症(強皮症)
2皮膚筋炎
3全身性エリテマトーデス
4関節リウマチ
2
41 疾患と尿所見との組合せで誤っているのはどれか。
1前立性肥大症——–乏尿
2尿管結石————血尿
3急性腎盂腎炎——–膿尿
4ネフローゼ症候群—-蛋白尿
1
42 65歳の男性。40年以上。毎日2合程度の飲酒歴と1日20本の喫煙習慣がある。健康診断で高血圧、脂質異常症、肥満を指摘されている。以前から次々数分の胸痛発作を起こしていたが放置していた。今朝、急に30分以上持続する激しい前胸部痛と冷汗が出現したため救急車で来院した。来院時の心拍数は100/分、心電図上でⅡ、Ⅲ、aVxF誘導でST-T上昇が認められた。この患者で正しいのはどれか。
1電気的除細動を行う。
2喫煙歴はこの疾患の危険因子ではない。
3この患者のBMIは20以下と推測でできる。
4胸痛に対し麻薬を用いる。
4
43 32歳の男性。以前から口腔内のアフタ性潰瘍や毛嚢炎が繰り返してみられていた。半年前から陰嚢の潰瘍もみられるようになった。3ヶ月前から両眼に交互に霧視を自覚するようになり、眼科でブドウ膜炎と診断された。足関節や膝関節など3~4か所に関節痛をきたしているが、リウマトイド因子や抗核抗体は陰性とのことである。考えられる疾患はどれか。
1関節リウマチ
2全身性エリテマトーデス
3ベーチェット病
4結節性多発動脈炎
3
22 皮膚症状と疾患との組合せで正しいのはどれか。
1 紫斑————–血友病
2 ヘリオトロープ疹–肝硬変
3 蝶形紅斑———-感染性心内膜炎
4 手掌紅斑———-アジソン病
1
23 副腎皮質ステロイド薬を大量に長期間服用したときや、クッシング症候群でみられる特徴的な顔貌はどれか。
1 苦悶様顔貌
2 満月様顔貌
3 ヒポクラテス顔貌
4 仮面様(マスク様)顔貌
2
24 健常者の打診で清音を聴取するのはどれか。
1 心臓
2 肺
3 肝臓
4 腸管
2
25 健常者の聴診所見はどれか。
1 肺胞呼吸音
2 連続性ラ音
3 断続性ラ音
4 胸膜摩擦音
1
26 体表から触れないのはどれか。
1 肩峰
2 烏口突起
3 坐骨結節
4 小転子
4
/
27 疾患と所見との組合せで正しいのはどれか。
1 甲状腺機能亢進症——-女性化乳房
2 くる病—————–扁平胸
3 肺気腫—————–樽状胸
4 マルファン症候群——-翼状頸
3
28 虫垂炎の圧痛点でないのはどれか。
1 ボアス点
2 ランツ点
3 ムンロー点
4 マックバーネ点
1
29 複合感覚はどれか。
1 温度覚
2 位置覚
3 立体覚
4 振動覚
3
30 尺骨神経の固有感覚支配域に含まれるのはどれか。
1 母指
2 示指
3 中指
4 小指
4
31 腱反射が亢進するのはどれか。
1 上位運動ニューロン障害
2 末梢神経障害
3 脊髄前角障害
4 脊髄後索障害
1
32 ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する疾患はどれか。
1 食道癌
2 胃癌
3 胆嚢癌
4 大腸癌
2
33 結核菌はどれか。
1 マイコプラズマ
2 リケッチア
3 抗酸菌
4 真菌
3
34 心疾患と所見との組合せで誤っているのはどれか。
1 ファロー四徴候——–ばち状指
2 僧帽弁狭窄症——–拡張期雑音
3 狭心症————–心電図のST低下
4 心房中隔欠損症——左心系負荷増大
2
35 心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1 脂質異常症は危険因子である。
2 胸痛の持続時間が長い。
3 心筋の壊死を伴う。
4 白血球数減少がみられる。
4
36 チアノーゼがみられるのはどれか。
1 ファロー四徴候
2 心房中隔欠損症
3 大動脈弁狭窄症
4 僧帽弁閉鎖不全症
1
37 Ⅰ型糖尿病で正しいのはどれか。
1 2型糖尿病よりも多い。
2 やせ型よりも肥満型に多い。
3 自己免疫機序によって起こる。
4 経口血糖降下薬で治療する。
3
38 関節リウマチで正しいのはどれか。
1 男性に多い。
2 ブシャール結節をきたす。
3 遠位指節間関節が好発部位である。
4 リウマトイド因子が診断に有用である。
4
39 羽ばたき振戦を呈するのはどれか。
1 パーキンソン病
2 肝性脳症
3 甲状腺機能亢進症
4 低カルシウム血症
2
40 アキレス腱反射が減弱もしくは消失するのはどれか。
1 変形性頸椎症
2 脳出血
3 糖尿病性神経障害
4 多発性硬化症
3
41 後天性免疫不全症候群(AIDS)で正しいのはどれか。
1 ヘルペスウイルス感染が原因である。
2 CD8陽性T細胞が減少する。
3 異性間性交渉では感染しない。
4 日和見感染症を合併する。
4
42 45歳の女性。健康診断で貧血を指摘されて来院した。小球性低色素性貧血を認め、鉄欠乏性貧血と診断された。黒色タール便を認める。貧血の原因はどれか。
1 子宮筋腫
2 自己免疫性溶血性貧血
3 消化性潰瘍
4 ビタミンB12欠乏
3
43 46歳の男性。ゴルフのスイングで首を右にひねり、後頭部痛と回転性めまいが出現し、立位保持不能となった。血圧と脈拍は正常。左眼裂狭小、左上下肢小脳性運動失調、左顔面と顔面を除く右半身の感覚障害を認めた。考えられるのはどれか。
1 内頸動脈解離
2 前大脳動脈解離
3 中大脳動脈解離
4 椎骨動脈解離
4
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