MEMO
このページは第5回柔道整復師国家試験過去問題 午後その11打診及び聴診について誤っているのはどれか。
1.胸水が貯留すると濁音を呈する
2.健常者心濁音界の左縁は左鎖骨中線のやや内側である
3.気管支喘息では異常呼吸音が聴かれる
4.麻痺性イレウスではグル音は亢進する
答え.4
2生命徴候について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.体温が37.0℃を超えることを発熱という
2.収縮期血圧と拡張期血圧との差を脈圧という
3.呼気時に弱くなる脈を奇脈という
4.深く大きい頻呼吸をチェーン・ストーク呼吸という
1 2
3理学的検査について誤っているのはどれか。
1.最高血圧は触診法で測定できる
2.肺活量は体位によって変動する
3.心電図は心筋の収縮力を表す
4.脳波はてんかんの診断に有用である
答え.3
4眼瞼下垂を認めるのはどれか。2つ選べ。
1.動眼神経麻痺
2.重症筋無力症
3.ギラン・バレー症候群
4.ベル麻痺
1 2
5振戦を認めないのはどれか。
1.パーキンソン病
2.肝性昏睡
3.クレチン病
4.ウイルソン病
答え.3
6表在反射はどれか。2つ選べ。
1.咽頭反射
2.下顎反射
3.橈骨反射
4.腹壁反射
1 4
7意識状態について正しい組合せはどれか。
1.昏 睡 ―― いかなる刺激にも反応しない
2.昏 迷 ―― 強い痛み刺激に反応しない
3.失 神 ―― 意識障害が持続する
4.せん妄 ―― 外からの刺激に反応する
答え.1
8誤っている組合せはどれか。
1.ハンター舌炎 ――― 口唇ヘルペス
2.イチゴ舌 ――――― 猩紅熱
3.コプリック斑 ――― 麻 疹
4.口唇チアノーゼ ―― ファロー四徴症
答え.1
9内臓触知部位について正しい組合せはどれか。
1.肝 ―― 臍囲部
2.膵 ―― 下腹部
3.脾 ―― 正中部
4.腎 ―― 側腹部
答え.4
10誤っている組合せはどれか。
1.橋本病 ―――― 甲状腺腫大
2.粘液水腫 ――― 浮腫状顔貌
3.クレチン病 ―― 末端肥大
4.バセドウ病 ―― 発 汗
答え.3
11誤っている組合せはどれか。
1.クッシング症候群 ―― 満月様顔貌
2.アジソン病 ――――― 黒色斑
3.褐色細胞腫 ――――― 眼球結膜黄染
4.肺気腫 ――――――― 太鼓ばち指
答え.3
12誤っている組合せはどれか。
1.レイノー現象 ―― 強皮症
2.口腔アフタ ――― 全身性エリテマトーデス
3.クモ状血管腫 ―― 肝硬変
4.スプーン様爪 ―― 鉄欠乏性貧血
答え.2
13肺気腫について誤っているのはどれか。
1.加齢とともに増加する
2.喫煙歴が病因として重要である
3.ビール樽状胸郭がみられる
4.夜間発作性呼吸困難がみられる
答え.4
14心筋梗塞について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.一過性の心筋虚血である
2.糖尿病は危険因子である
3.発症時に特有の心電図変化がみられる
4.狭心症に比べて死亡率は低い
2 3
15四肢鉛管現象がみられるのはどれか。
1.小脳障害
2.錐体路障害
3.末梢神経障害
4.錐体外路障害
4
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16食道癌の初発症状はどれか。
1.嗄 声
2.嚥下困難
3.吃 逆
4.上腹部痛
答え.2
17ウイルス性肝炎について正しいのはどれか。
1.A型肝炎は血液製剤で感染する
2.B型肝炎は集団発生する
3.C型肝炎は経口感染する
4.劇症肝炎は死亡率が高い
答え.4
18肝硬変でみられないのはどれか。
1.食道静脈瘤
2.腹壁静脈怒張
3.腹 水
4.下肢静脈瘤
答え.4
19貧血の原因について誤っている組合せはどれか。
1.再生不良性貧血 ―― ベンゾール
2.悪性貧血 ――――― 遺 伝
3.鉄欠乏性貧血 ――― 痔 疾
4.溶血性貧血 ―――― 自己抗体
答え.2
20AIDS(エイズ)について誤っているのはどれか。
1.原因はレトロウイルスである
2.潜伏期間は2~7週間である
3.血中にHIV抗体が検出される
4.呼吸器感染症を併発しやすい
答え.2
21手指創傷の消毒法で使用されないのはどれか。
1.ヨードホルム
2.エチレンオキサイド
3.クロルヘキシジン(ヒビテン液)
4.逆性石鹸
答え.2
22止血法で誤っている組合せはどれか。
1.圧迫タンポナーデ ―― びまん性出血
2.結紮法 ――――――― 動静脈の出血
3.緊縛法 ――――――― 四肢の動脈出血
4.電気凝固法 ――――― 大血管の出血
答え.4
23全身麻酔の前投薬の目的で誤っているのはどれか。
1.鎮静作用
2.気道の分泌抑制作用
3.筋弛緩作用
4.鎮痛作用
答え.3
24腹部鈍的外傷について誤っている組合せはどれか。
1.腸管破裂 ―― 腹腔内遊離ガス
2.腎損傷 ――― 血 尿
3.肝破裂 ――― 吐 血
4.膵損傷 ――― 後腹膜血腫
答え.3
25腫瘍診断について正しい組合せはどれか。
1.超音波検査 ―――――― 骨腫瘍
2.核医学検査 ―――――― 胃腫瘍
3.内視鏡検査 ―――――― 甲状腺腫瘍
4.バイオプシー(生検)―― 結腸腫瘍
答え.4
26輸血について誤っている組合せはどれか。
1.不適合輸血 ―― 血 尿
2.感染 ――――― 血清肝炎
3.アレルギー ―― AIDS
4.過剰投与 ――― 心不全
答え.3
27輸液剤について誤っている組合せはどれか。
1.血漿 ――――――― 膠質輸液
2.5%ブドウ糖液 ―― 高浸透圧
3.高カロリー輸液 ―― 栄養補給
4.リンゲル液 ―――― 電解質輸液
答え.2
28頭蓋骨骨折について誤っている組合せはどれか。
1.複視 ―――― 眼窩骨折
2.髄液漏出 ―― 頭蓋底骨折
3.咬合不全 ―― 下顎骨骨折
4.呼吸困難 ―― 頬骨弓骨折
答え.4
29心肺蘇生術で誤っているのはどれか。
1.心臓マッサージは柔らかいベッド上で行う
2.心臓マッサージの効果は脈拍の触知で確認する
3.気道確保は頭部後屈あご先挙上法で行う
4.人工呼吸の効果は胸郭の動きで確認する
答え.1
30正しいのはどれか。
1.上位の頸髄損傷では四肢の麻痺をきたす
2.胸髄損傷では麻痺筋により損傷部位の高位診断ができる
3.胸・腰椎移行部損傷では呼吸麻痺を伴う
4.頸部損傷では頭部を挙上して搬送する
答え.1
31正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1.骨軟骨腫 ―――――― 四肢切断術
2.慢性関節リウマチ ―― 滑膜切除術
3.大腿骨頸部骨折 ――― 骨接合術
4.結核性膝関節炎 ――― 人工関節置換術
2 3
32ペルテス病について正しいのはどれか。
1.女児に多い
2.両側性が多い
3.MRIが早期診断に有効である
4.全身状態は不良である
答え.3
33変形性膝関節症について誤っているのはどれか。
1.女性に多い
2.外反変形が多い
3.楔状足底板が有効である
4.大腿四頭筋訓練が重要である
答え.2
34腰椎椎間板ヘルニアについて誤っているのはどれか。
1.下位椎間板に好発する
2.ラセーグ徴候陽性となる
3.急性期には安静臥床が必要である
4.椎間板の髄核が前方に脱出する
答え.4
35骨軟骨腫について誤っているのはどれか。
1.多発性では常染色体優性遺伝をする
2.長管骨では骨幹部に好発する
3.骨腫瘍のうちで発生頻度が最も高い
4.表層に軟骨キャップを有する
2
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36誤っている組合せはどれか。
1.骨軟化症 ――――― ビタミンD
2.大腿骨骨頭壊死 ―― 副腎皮質ステロイド薬
3.偽性痛風 ――――― ピロ燐酸カルシウム
4.軟骨無形成症 ――― ムコ多糖類
答え.4
37骨肉腫について正しいのはどれか。
1.10歳代に好発する
2.肘周辺に多い
3.化学療法は無効である
4.肺に転移しない
答え.1
38画像診断について誤っているのはどれか。
1.エックス線CTは断層撮影法である
2.MRIでは放射線被爆が少ない
3.関節造影法は関節内軟部組織を描出する
4.脊髄造影法はヨード造影剤を用いる
答え.2
39牽引療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.直達牽引は骨に直接牽引力を働かせる
2.絆創膏牽引は接触性皮膚炎を生じやすい
3.クラッチフィールド牽引は腰椎脱臼に用いる
4.グリソン牽引は直達牽引である
1 2
40脊髄性小児麻痺について誤っているのはどれか。
1.ウイルスによる感染性疾患である
2.尖足変形を生じやすい
3.合併症に脊柱側彎がある
4.痙直性麻痺を呈する
答え.4
41体幹装具の3点固定の支持部位でないのはどれか。
1.肩甲骨
2.胸 骨
3.腰 椎
4.恥 骨
答え.1
42徒手筋力検査法で筋力3はどれか。
1.強度の抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる
2.軽度の抵抗に打ち勝って全可動域を動かせる
3.重力を除くと全可動域を動かせる
4.重力に抗して全可動域を動かせる
答え.4
436か月児で運動発達遅延を疑う所見はどれか。
1.座っていることができない
2.はいはいができない
3.寝がえりができない
4.つかまり立ちができない
答え.3
44温熱療法で深達度が最も高いのはどれか。
1.超音波
2.遠赤外線
3.極超短波
4.温熱用レーザー
答え.1
45脳性麻痺について誤っているのはどれか。
1.姿勢と運動の障害である
2.原因は代謝異常である
3.非進行性である
4.病型は両麻痺が多い
答え.2
46手の変形の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1.猿手 ―――― 尺骨神経麻痺
2.下垂手 ――― 橈骨神経麻痺
3.尺側偏位 ―― 慢性関節リウマチ
4.鷲手 ―――― 正中神経麻痺
2 3
47作業療法に含まれないのはどれか。
1.ADL訓練
2.歩行訓練
3.筋力増強訓練
4.自助具作製
答え.2
48脳卒中の早期リハビリテーションで誤っているのはどれか。
1.発症後3~5週から開始する
2.関節可動域訓練を行う
3.バイタルサインの安定が開始の条件である
4.ADLの回復が主目的である
答え.1
49脳卒中による左片麻痺の障害で発生頻度が低いのはどれか。
1.半側無視
2.失語症
3.運動麻痺
4.排泄障害
答え.2
50頸髄損傷の合併症で誤っているのはどれか。
1.関節拘縮
2.褥 瘡
3.排尿障害
4.高次脳機能障害
答え.4