55 リハビリテーションの理念について誤っているのはどれか。
1. 参加とは生活・人生場面への関わりのことである。
2. 完全参加とは障害者がまとまり、平等に活動することである。
3. 参加制約とは社会的な参加が制約された状態のことである。
4. 活動制限とは個人が活動を行うときに生じる難しさのことである。
2
56 我が国の身体障害について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 身体障害者の数は減少している。
2. 重複障害を持った者の数は増加している。
3. 内部障害を持った者の数は増加している。
4. 障害児の数は減少している。
2 3
57 関節可動域測定法について誤っているのはどれか。
1. 基本肢位を0度とする。
2. 他動運動を用いて測定する。
3. 5度刻みで測定する。
4. 正常可動域角度が示されている。
4
58 関節可動域の測定について誤っているのはどれか。
1. 肩関節の屈曲は前腕回外位で行う。
2. 手関節の伸展は前腕回内位で行う。
3. 股関節の伸展は腹臥位、膝伸展位で行う。
4. 足関節の屈曲は膝伸展位で行う。
3
/
59 日常生活活動(ADL)で誤っているのはどれか。
1. あらゆる個人が生活をする上で必要な基本的活動である。
2. FIMは「しているADL」を評価している。
3. バーセル指数は「できるADL」を評価している。
4. ADL自立とは一人暮らしでの自立を意味している。
4
60 運動療法とその適応との組合せで誤っているのはどれか。
1. リラクゼーション ――――― 呼吸不全
2. PNF法 ――――――――― 中枢神経疾患
3. 筋再教育 ――――――――― 持久力の低下
4. 圧迫包帯法 ―――――――― 運動失調
3
61 T字杖の長さを決める場合の床からの高さとして適切な身体部位はどれか。
1. 肘を完全伸展したときの示指MP関節
2. 大腿骨大転子
3. 大腿骨大転子と腸骨稜との中間
4. 腸骨稜
2
62 片麻痺の動作で誤っているのはどれか。
1. 階段は健側から降りる。
2. シャツは健側から脱ぐ。
3. 溝は健側から越える。
4. 自動車へは健側から乗る。
1
63 脊髄損傷患者に対する起立台の使用目的で正しいのはどれか。
1. 起立性低血圧の改善
2. 排便障害の改善
3. 運動麻痺の改善
4. 異所性骨化の改善
1
64 周産期における脳性麻痺の危険因子でないのはどれか。
1. 異常黄疸
2. 新生児仮死
3. 2,000g以下の低出生体重児(未熟児)
4. モロー反射の出現
4
65 58歳の女性。夫との2人暮らしで専業主婦。1か月前に脳梗塞を発症し、右片麻痺を呈している。全身症状は安定、ブルンストロームステージは上肢2、手指1、下肢5である。重大な合併症は認められない。今後のリハビリテーションに関して適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 車いす中心の生活がゴールと考える。
2. 片手動作の訓練が必要である。
3. 手段的日常生活活動の訓練が必要となる。
4. 直ちに身体障害手血用の申請を行う。
2 3
11 リハビリテーションの考え方で適切でないのはどれか。
1. 疾病が治癒してから開始する。
2. 傷害の原因となる疫病を防ぐ。
3. 障害を予測し、その軽減を図る。
4. 生活の質の向上をめざす。
1
/
12 職種とその役割との組合せで誤っているのはどれか。
1. 義肢装具士 ─── 装具処方
2. 理学療法士 ─── 運動療法
3. 作業療法士 ─── 日常生活活動訓練
4. 言語聴覚士 ─── 嚥下訓練
1
13 障害の3つのレベルで能力低下に分類されるのはどれか。
1. 関節拘縮
2. 失語症
3. 就労困難
4. 歩行困難
4
14 肩関節の関節可動域測定で正しいのはどれか。
1. 伸展は腹臥位で測定する。
2. 屈曲は肘関節伸展位で測定する。
3. 内外旋の移動軸は上腕骨に一致させる。
4. 水平屈曲の参考可動域は90度である。
2
15 温熱療法の局所作用で誤っているのはどれか。
1. 代謝亢進
2. 血流増加
3. 筋緊張の緩和
4. 疼痛閾値の低下
4
16 間欠牽引療法で誤っているのはどれか。
1. 軟部組織の伸張を目的とする。
2. 転移性脊椎腫瘍には禁忌である。
3. 頸椎牽引の重量の目安は体重の1/2である。
4. 1回の治療時間は10~20分とする。
3
17 作業療法の内容で適切でないのはどれか。
1. 義手訓練
2. 精神の活性化
3. 身体機能低下の改善
4. 職業訓練
4
18 歩行補助具でないのはどれか。
1. T字つえ
2. ロフストランドクラッチ
3. 歩行器
4. 車いす
4
19 脳卒中片麻痺患者の合併症で生命予後に影響するのはどれか。
1. 視床痛
2. 深部静脈血栓症
3. 肩手症候群
4. 異所性骨化
2
20 35歳の男性。オートバイ事故により頸髄損傷、完全四肢麻痺となった。頸椎固定術後に早期リハビリテーションを開始したが、座位訓練を行ったところ意識が混濁し、臥位に戻すと回復した。 原因として考えられるのはどれか。
1. 自律神経過反射
2. 不整脈
3. 起立性低血圧
4. 痙攣発作
3
21 アテトーゼ型脳性麻痺の特徴はどれか。
1. 痙縮
2. 不随意運動
3. 運動失調
4. 感覚障害
2
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