11 リハビリテーション医学の考え方で正しいのはどれか。
1. 障害を治療対象とする。
2. 疾病の治癒を治療目標とする。
3. 安静を治療の基本とする。
4. 医師が主に治療を行う。
1
12 能力低下に対するアプローチはどれか。
1. 合併症の予防
2. 住環境整備
3. ファシリテーション
4. 車いす駆動訓練
4
13 身体障害者福祉法による身体障害の対象に含まれないのはどれか。
1. 脊髄損傷による対麻痺
2. 脳梗塞による失語症
3. アルツハイマー(Alzheimer)病
4. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能障害
3
14 身体計測で正しいのはどれか。
1. 上肢長は上腕骨大結節から橈骨茎状突起までの距離を測る。
2. 前腕長は肘頭から尺骨茎状突起までの距離を測る。
3. 下肢長は大転子から足関節内果までの距離を測る。
4. 下腿長は脛骨外側顆から足関節外果までの距離を測る。
2
15 バーセル指数に含まれない項目はどれか。
1. 食事
2. 整容
3. コミュニケーション
4. 階段昇降
3
/
16 局所への物理療法と適応との組合せで正しいのはどれか。
1. コールドパック ―― レイノー(Raynaud)病
2. 極超短波 ――――― 急性炎症
3. ホットパック ――― 高度血行障害
4. 超音波 ―――――― 金属内固定部位
4
17 片麻痺患者の上肢機能訓練に用いる作業種目で適切でないのはどれか。
1. 園芸作業
2. 積み木
3. ペグボード
4. サンディング
1
18 78歳の男性。突然の左半身の脱力により救急外来を受診し頭部MRI検査にて脳梗塞と診断され、脳卒中ユニットに入院となった。入院後3日目の診察では、意識は清明だが視線は右を向き、左上下肢を動かすよう指示しても自動運動はみられず、痛み刺激でわずかな運動がみられた。正しいのはどれか。 2
1. 出現した運動は共同運動である。
2. 坐位訓練では三角布で左肩関節亜脱臼を防ぐ。
3. 患者の右側から声をかけ、注意を促す。
4. ベッド上では左側臥位を多くとらせる。
2
19 脊髄損傷患者の褥瘡予防対策として適切でないのはどれか。
1. プッシュアップ
2. 車いすの座クッション
3. エアマット
4. 夜間副子
4
20 C6頸髄損傷(第6頸髄節機能残存)患者で使える筋はどれか。
1. 上腕三頭筋
2. 三角筋
3. 手内筋
4. 橈側手根屈筋
2or4
21 脳性麻痺の定義で適切でないのはどれか。
1. 出生前に生じた脳の病変
2. 脳の非進行性病変
3. 永続的障害
4. 運動および姿勢の異常
1
51 交通事故による多発外傷で誤っている組合せはどれか。
1. 血気胸 ―――― 胸腔ドレナージ
2. 腹腔内出血 ―― 開腹止血
3. 脊椎損傷 ――― 脊柱固定
4. 硬膜外血腫 ―― クリッピング
4
52 脳死判定基準として誤っているのはどれか。
1. 深昏睡
2. 自発呼吸消失
3. 瞳孔縮小
4. 平坦脳波
3
53 ジャクソン(Jackson)型痘攣発作と関係するのはどれか。
1. 心筋梗塞
2. 頭部打撲
3. 腰椎損傷
4. 低血糖
2
/
54 腹腔内遊離ガス像を認めるのはどれか。
1. 腸閉塞
2. 消化管穿孔
3. 腎損傷
4. 肝損傷
2
55 軟骨無形成症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 骨端の異常である。
2. 常染色体優性遺伝である。
3. 体幹短縮型小人症である。
4. O脚変形を伴う。
2 4
56 マルフアン(Marfan)症候群で誤っているのはどれか。
1. 高身長
2. くも指
3. 常染色体劣性遺伝
4. 心奇形
3
57 結核性脊椎炎で誤っているのはどれか。
1. 安静時痛
2. 脊髄麻痺
3. 腸骨窩膿瘍
4. 脊椎不橈性
1
58 関節リウマチで正しいのはどれか。
1. 足の指関節炎はまれである。
2. 脊椎の障害は生じない。
3. リウマチ反応陰性であれば関節リウマチでない。
4. 関節液の粘性は低下する。
4
59 正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1. へバーデン(Heberden)結節 ――― 手の近位指節間(PIP)関節
2. 痛風性関節炎 ―――――――――― 足の母指指節間(IP)関節
3. 関節リウマチ ―――――――――― 手関節
4. マレット・フィンガ ――――――― 手の遠位指節間(DIP)関節
3 4
60 52歳の男性。高校教師。既往歴に特記すべきことはない。毎日タバコを20本と晩酌に2合の酒を30年続けている。3か月前から歩行時に左股関節から大腿にかけて、刺すような痛みがあった。2~3週間隔で疼痛緩解を繰り返すので心配になり、整形外科を受診した。MRIをNo1に示す。考えられる疾患はどれか。
1. 大腿骨頭疲労骨折
2. 大腿骨頭骨髄腫
3. 大腿骨頭すべり症
4. 大腿骨頭壊死症
4
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