整形外科学7

 

 

44 正しい組み合わせはどれか。

 

1. モートン(Morton)病 ―――― 第3、4趾間
2. ブラント(Blount)病 ―――― 脛骨外側顆
3. 第1ケーラー(Koher)病 ――― 立方骨
4. セゴン(Segond)病  ―――― 脛骨内側顆

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

45 外反母指で正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. 男性に多い。
2. 母趾は外旋する。
3. 開張足を伴う。
4. 第1中足骨にバニオン(bunion)をみる。

 

 

 

 

3 4

 

 

 

 

 

46 痛風の診断基準に含まれないのはどれか。

 

1. 単関節炎
2. CRPの陽性
3. 関節周囲の発赤
4. 血清尿酸値の上昇

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

47 正しいのはどれか。

 

1. 陥凹のある筋損傷は原則として観血的に治療する。
2. 脱臼は腫脹がとれてから整復する。
3. 転位のある関節内骨折は原則として観血的に治療する。
4. 小児の骨幹部骨折は原則として観血的に治療する。

 

 

 

 

3
/

 

 

 

 

 

 

48 小児期に好発するのはどれか。

 

1. 悪性線維性組織球腫
2. 脂肪肉腫
3. 横紋筋肉腫
4. 滑膜肉腫

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

49 誤っているのはどれか。

 

1. 骨軟化症の組織像は石灰化障害による類骨の増加である。
2. くる病のエックス腺所見では骨幹端部の盃状変化がある。
3. 骨軟化症の原因の一つに慢性の胆道閉塞がある。
4. 低りん血症性くる病では血清カルシウム値は低い。

 

 

 

 

4

 

 

 

 

50 大腿骨頭すべり症で誤っているのはどれか。

 

1. 肥満した男子に多い。
2. 患側股関節は内旋位をとる。
3. 陳旧例での徒手整復は禁忌である。
4. 骨切り術後の合併症に大腿骨頭壊死がある。

 

 

 

 

2

 

 

 

 

51 急性化膿性骨髄炎で正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. 長管骨の骨幹端部に好発する。
2. 初発時には骨膜反応が著明である。
3. 疼痛は安静時でも治まらない。
4. 赤沈値やCRPの亢進がなくても初期より抗菌薬を投与する。

 

 

 

 

 

1 3

 

 

 

 

 

52 主な病変部位が骨幹部にあるのはどれか。

 

1. モルキオ(Moruquio)病
2. マルファン(Marfan)病
3. 軟骨無形成症
4. 骨形成不全症

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

53 腕神経叢の全型神経根引き抜き損傷で誤っているのはどれか。

 

1. 損傷神経は修復不能である。
2. ミエログラムでは造影剤の漏出像がみられる。
3. ホルネル(Horner)症候群がみられる
4. 上腕内側上1/2に感覚障害がある。

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

54 56歳の男性。巧緻障害と歩行が不自由になtったとの訴えで来院した。数年前から肩こりと上肢の感覚障害とがあった。来院時のMRI(写真A・B)を別に示す。

 

1. 椎間板ヘルニア
2. 後縦靭帯骨化症
3. 骨膜内腫瘍
4. 椎体すべり症

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

55 正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. マルファン(Marfan)症候群は常染色体劣性遺伝である。
2. 軟骨無形成症はX脚変形が特徴的である。
3. モルキオ(Morquio)病は体幹短縮型の小人である。
4. エーラース・ダンロス(Ehlers-Danlos)症候群はコラーゲン合成の異常による。

 

 

 

 

3 4

 

 

 

 

56 離断性骨軟骨炎で正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. 起炎菌はグラム陽性球菌である。
2. 病変は軟骨下骨に及ぶ。
3. 軟骨移植術は効果的である。
4. 高齢者に多く見られる。

 

 

 

 

2 3
/

 

 

 

 

 

 

57 骨端症で正しいのはどれか。

 

1. ペルテス(Perthes)病は若年発症者ほど予後が悪い。
2. ブラント(Blount)病は内反膝となる。
3. キーンベック(Kienbock)病は成長期男子に多い。
4. パンナー(Panner)病は手術を要する場合が多い。

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

58 悪性軟部腫瘍で最も発生頻度の高いのはどれか。
1. 平滑筋肉腫
2. 脂肪肉腫
3. 神経肉腫
4. 線維肉腫

 

 

 

 

1or2

 

 

 

 

 

59 下垂体性小人症で正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. トルコ鞍部の腫瘍が原因
2. フレーリッヒ(Frohlich)型では骨成長の障害は軽度
3. 全身のプロポーションは正常
4. 骨端線は早期に閉鎖

 

 

 

 

1 3

 

 

 

 

 

60 プロサッカー選手。1か月前から膝痛があり十分なプレーができない。膝蓋骨下端から膝蓋腱上部にかけて圧痛がある。MRI膝関節矢状断T2強調画像(別冊No.1)を別に示す。適切な治療法はどれか。

 

1. プレー直後の局所のアイシングと安静
2. ステロイド薬の局所注射
3. 手術による病的部分の切除・再縫合
4. 大腿から足部までのギプス固定

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

61 誤っている組合せはどれか。

 

1. 頸椎後縦靭帯骨化症 ─── 膝蓋腱反射亢進
2. 強直性脊椎炎 ────── 腰椎可動域制限
3. 腰部脊柱管狭窄症 ──── 間欠性跛行
4. 腰椎椎間板ヘルニア ─── アキレス腱反射亢進

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

62 脊柱管狭窄症の原因はどれか。2つ選べ。

 

1. 黄色靭帯肥厚
2. 椎間板ヘルニア
3. 骨形成不全症
4. 腰椎分離症

 

 

 

 

1 2

 

 

 

 

 

63 脊髄性小児麻痺で正しいのはどれか。

 

1. 脊髄後角細胞が侵される。
2. 痙直性麻痺がある。
3. 腱反射は亢進する。
4. 感覚異常はない。

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

64 新生児股関節脱臼の診断で最も信頼性の高いのはどれか。

 

1. 股関節開排制限
2. オルトラーニ(Ortolani)クリック徴候
3. 大腿皮膚溝の非対称
4. 脚長差

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

65 人口関節置換術の適応でないのはどれか。
1. 関節リウマチによる関節症
2. 変形性関節症
3. 化膿性関節炎後の関節症
4. 血友病による関節症

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

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