96 生体の正常な状態の形態観察を目的に行われるのはどれか。
1 病理解剖
2 系統解剖
3 司法解剖
4 行政解剖
2
97 他動的所見はどれか。
1 咳嗽
2 眩暈
3 心肥大
4 倦怠感
3
98 熱傷の説明で誤っているのはどれか。
1 胃・十二指腸の急性出血性潰瘍の原因となる。
2 第2度熱傷は瘢痕を残さず治癒する。
3 気道熱傷は肺浮腫を起こすことがある。
4 第3度熱傷では潰瘍がみられる。
2
99 放射線晩期傷害はどれか。
1 脱毛
2 下痢
3 白血球減少
4 発癌
4
/
100 アポトーシスで誤っているのはどれか。
1 細胞は膨化する。
2 核は断片化する。
3 マクロファージに貪食される。
4 放射線により誘導される。
1
101 血栓形成の順序で正しいのはどれか。
1 内皮障害→フィブリン凝固→血小板凝集→器質化
2 内皮障害→血小板凝集→フィブリン凝固→器質化
3 内皮障害→フィブリン凝固→器質化→血小板凝集
4 内皮障害→血小板凝集→器質化→フィブリン凝固
2
102 ネフローゼ症候群で全身性浮腫が生じる原因はどれか。
1 血管透過性の亢進
2 毛細血管圧の上昇
3 血漿膠質浸透圧の低下
4 リンパ管の閉塞
3
103 炎症の分類と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1 カタル性炎——–アレルギー性鼻炎
2 線維素炎———-間質性肺炎
3 化膿性炎———-気管支肺炎
4 肉芽腫性炎——–ハンセン病
2
/
104 免疫担当細胞と関連病態・機能との組合せで誤っているのはどれか。
1 細胞傷害性Tリンパ球——-移植臓器の拒絶反応
2 ヘルパーTリンパ球———後天性免疫不全症候群で減少
3 Bリンパ球—————–ウイルス感染細胞の破壊
4 ナチュラルキラー細胞——-自己防衛的役割
3
105 アレルギー分類と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1 Ⅰ型(アナフィラキシー型)——–花粉症
2 Ⅱ型(細胞傷害型)—————-異型輸血
3 Ⅲ型(免疫複合体型)————–血清病
4 Ⅳ型(遅延型)——————–自己免疫性溶血
4
106 前立腺癌の診断に有用な腫瘍マーカーはどれか。
1 hCG
2 PSA
3 CA19-9
4 CEA
2
107 癌と原因との組合せで正しいのはどれか。
1 膀胱癌——-アニリン
2 肝細胞癌—–アスベスト
3 鼻咽頭癌—–ヘリコバクター・ピロリ
4 食道癌——-エプスタイン・バーウイルス
1
108 男性に頻度の高い遺伝病はどれか。
1 血友病A
2 結節性硬化症
3 マルファン症候群
4 家族性大腸ポリポーシス
1
問96
脂肪を検出するのに用いられる染色法はどれか。
1 オイルレッドO染色
2 コッサ染色
3 ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色
4 ベルリン青染色
答え.1
問97
疾病の発生原因で内因に属するのはどれか。
1 栄養障害
2 内分泌かく乱物質
3 免疫
4 水
答え.3
問98
褐色萎縮で沈着するのはどれか。
1 胆汁色素
2 ヘモジデリン
3 メラニン
4 リポフスチン
答え.4
答え.99
循環障害の定義で誤っているのはどれか。
1 うっ血とは動脈血が組織や臓器にうっ滞している状態。
2 充血とは組織、臓器内を流れる血液量が過剰の状態。
3 血栓症とは凝固血が血管壁に付着している状態。
4 塞栓症とは血管内異物により小血管腔が閉塞する状態。
答え.1
問100
病態と疾患の組合せで正しいのはどれか。
1 腎動脈狭窄——本態性高血圧症
2 冠動脈閉塞——狭心症
3 左心不全——–肺水腫
4 粥状動脈硬化—-糖尿病性網膜症
答え.3
問101
浮腫のメカニズムで誤っている組合せはどれか。
1 蜂窩織炎———–血管透過性の亢進
2 ネフローゼ症候群—膠質浸透圧の低下
3 熱傷—————毛細血管圧の上昇
4 フィラリア症——-リンパ管の閉塞
答え.3
問102
良性腫瘍の特徴で正しいのはどれか。
1 浸潤性に増殖する。
2 転移を起こす。
3 悪液質を起こす。
4 核分裂が少ない。
答え.4
問103
瘢痕の主な構成成分はどれか。
1 マクロファージ
2 好中球
3 毛細血管
4 膠原線維
答え.4
問104
偽膜性大腸炎の原因菌はどれか。
1 黄色ブドウ球菌
2 クロストリジウム・ディフィシル菌
3 スピロヘータ
4 らい菌
答え.2
問105
シェーグレン症候群の組織学的所見で正しいのはどれか。
1 慢性リンパ球性甲状腺炎
2 唾液腺の腺房細胞萎縮
3 近位筋の萎縮
4 増殖性滑膜炎
答え.2
問106
ウイルスと発癌の組合せで正しいのはどれか。
1 エプスタイン・バーウイルス——バーキット腫瘍
2 A型肝炎ウイルス—————–肝細胞癌
3 ヒト免疫不全ウイルス————成人T細胞白血病
4 ヒトパピローマウイルス———-大腸癌
答え.1
問107
小児に多い悪性腫瘍はどれか。
1 胃癌
2 ウィルムス腫瘍
3 大腸癌
4 腎細胞癌
答え.2
問108
両親の一方が罹患者で子供の半数に男女差なくみられる疾患はどれか。
1 先天緑赤色覚異常
2 血友病A
3 ダウン症候群
4 家族性大腸ポリポーシス
答え.4