第10回柔道整復師過去問題 午後その1
1マルファン症候群でみられないのはどれか。
1.解離性大動脈瘤
2.水晶体脱臼
3.低身長
4.クモ状指
3
2単純性肥満の合併症でみられないのはどれか。
1.U型糖尿病
2.高脂血症
3.高尿酸血症
4.自然気胸
4
328歳の女性。出産後1か月で10sの体重減少、無気力、腋毛の脱落、皮膚乾燥および出産後半年たっても無月経である。考えられるのは。
1.副甲状腺機能亢進症
2.シーハン症候群
3.神経性食思不振症
4.橋本病
2
4多発性硬化症はどれか。
1.炎症性疾患
2.血管性障害
3.脱髄疾患
4.神経変性疾患
3
5眼瞼下垂が生じないのはどれか。
1.動眼神経麻痺
2.重症筋無力症
3.頸部交感神経麻痺
4.顔面神経麻痺
4
6肺気腫でみられる胸郭の変化はどれか。
1.漏斗胸
2.扁平胸
3.樽状胸
4.鳩胸
3
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7汎発性腹膜炎でみられないのはどれか。
1.腸雑音亢進
2.反動痛
3.筋性防御
4.腹壁板状硬
1
8誤っている組合せはどれか。
1.バセドウ病 ―――――― 徐脈
2.貧血 ――――――――― 頻脈
3.大動脈弁閉鎖不全症 ―― 大脈
4.心筋梗塞 ――――――― 交互脈
1
9クスマウル呼吸を認めるのはどれか。
1.心筋梗塞
2.尿毒症
3.バセドウ病
4.気管支喘息
2
/
10表在反射はどれか。
1.アキレス腱反射
2.角膜反射
3.下顎反射
4.瞳孔反射
2
11成人の血圧について正しいのはどれか。
1.最高血圧は心収縮期圧を反映している
2.最高血圧130mmHg、最低血圧84mmHgの人は高血圧症である
3.同一人なら午前でも午後でも同じ測定値を示す
4.脱水時には高血圧になる
1
12鉄欠乏性貧血の原因で誤っているのはどれか。
1.胃癌
2.潰瘍性大腸炎
3.子宮筋腫
4.慢性腎不全
4
13高血糖を認めるのはどれか。
1.尿崩症
2.先端肥大症
3.橋本病
4.アジソン病
2
14急性糸球体腎炎でみられないのはどれか。
1.浮腫
2.排尿痛
3.血尿
4.高血圧
2
15前立腺肥大症でみられないのはどれか。
1.残尿
2.尿閉
3.遷延性排尿
4.尿失禁
4
16脳塞栓の診断で重要なのはどれか。
1.高血圧症
2.緩徐な発症
3.心房細動
4.激しい頭痛
3
17パーキンソン病でみられないのはどれか。
1.企図振戦
2.すくみ足
3.仮面様顔貌
4.便秘
1
18デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィーの症状はどれか。
1.登はん性起立
2.筋肉痛
3.アテトーゼ様運動
4.間欠性跛行
1
19筋萎縮性側索硬化症の症状はどれか。
1.尿失禁
2.眼球運動障害
3.手袋・靴下型感覚障害
4.嚥下障害
4
20AIDS(後天性免疫不全症候群)について正しいのはどれか。
1.EBウイルス感染が原因となって発病する
2.Bリンパ球が減少する
3.日和見感染を起こしやすい
4.異性間性交渉では感染しない
3
21熱傷について正しいのはどれか。
1.低温熱傷では深度が浅い
2.V度の熱傷では感覚は消失しない
3.広範囲熱傷では感染を併発しやすい
4.気道熱傷では肺実質障害を伴わない
3
22溶血性連鎖球菌が主な原因となる感染はどれか。
1.丹毒
2.面疔
3.?(せつ)
4.癰(よう)
1
23腫瘍について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.悪性腫瘍の術後再発は3年以内に起こることが多い
2.集学的治療とは手術を除いた治療法である
3.主病巣とは最初に発見された病巣である
4.肉腫は悪性腫瘍である
1 4
24誤っている組合せはどれか。
1.熱傷性ショック ――――――― 体液減少
2.心原性ショック ――――――― 静脈圧上昇
3.アナフィラキシーショック ―― 血管透過性減少
4.神経原性ショック ―――――― 血管緊張低下
3
25供血者として適切でないのはどれか。2つ選べ。
1.妊娠7か月
2.年齢60歳
3.体重100kg
4.肝炎の既往
1 4
26正しいのはどれか。2つ選べ。
1.直腸麻酔剤は坐薬である
2.胃内視鏡検査には表面麻酔が行われる
3.術後疼痛の除去に硬膜外麻酔が行われる
4.局所麻酔には筋弛緩剤を併用する
2 3
27正しいのはどれか。
1.蜂窩織炎の初期治療は切開排膿である
2.破傷風の初発症状は意識障害である
3.ガス壊疽は黄色ブドウ球菌で起こる
4.?疽(ひょうそ)は指先の化膿性炎症である
4
28一次救命処置に含まれるのはどれか。
1.閉胸式心マッサージ
2.救急薬品投与
3.心電図
4.電気的除細動
1
29正しいのはどれか。
1.脳梗塞は脳血管の奇形によるものが多い
2.一過性脳虚血発作はクモ膜下出血の前兆である
3.心臓弁膜疾患は脳血栓の原因となる
4.脳幹部出血は意識障害をきたすことが多い
4
3063歳の男性。転倒して右大腿骨骨折と診断され入院した。受傷当日は痛み以外の訴えはなかったが、翌日には呼吸数増加、チアノーゼ、眼球結膜と胸部とに点状出血が認められ、意識が低下した。最も考えられるのはどれか。
1.緊張性気胸
2.脂肪塞栓症
3.胸部圧迫症
4.急性硬膜外血腫
2
31骨肉腫で誤っているのはどれか。
1.好発年齢は30〜40歳である。
2.好発部位は膝関節周辺である。
3.腫瘍細胞による類骨形成がみられる。
4.エックス線像で骨膜反応がみられる。
1
32正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1.オスグッド・シュラッテル病 ―― 脛骨粗面
2.鵞足付着部炎 ――――――――― 脛骨近位内側部
3.膝窩筋腱炎 ―――――――――― 大腿骨前外側部
4.腸脛靭帯炎 ―――――――――― 腓骨骨頭部
1 2
/
33病的骨折で正しいのはどれか。
1.骨形成不全症では骨癒合が起こりにくい
2.ページェット病では上腕骨に好発する
3.骨嚢腫では病的骨折後に自然治癒がみられる
4.脊椎の病的骨折は多発性骨髄腫によるものが多い
3
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34膝関節の骨性強直を起こしやすい疾患はどれか。2つ選べ。
1.変形性関節症
2.結核性関節炎
3.化膿性関節炎
4.神経病性関節症
2 3
35正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1.急性化膿性骨髄炎 ―― 黄色ブドウ球菌
2.ブロディー膿瘍 ――― 骨膜反応
3.化膿性関節炎 ―――― 肺炎球菌
4.脊椎カリエス ―――― ツベルクリン反応陽性
1 4
36悪性関節リウマチでみられないのはどれか。
1.紫斑
2.心筋炎
3.手足指壊疽
4.脾腫
4
37骨端症で最も予後のよいのはどれか。
1.ペルテス病
2.第1ケーラー病
3.第2ケーラー病
4.キーンベック病
2
38骨転移癌で誤っているのはどれか。
1.最も多いのは腎癌である
2.転移部位は骨盤が多い
3.前立腺癌では骨硬化像を示すことが多い
4.好発年齢は60歳代である
1
39急性腰痛で来院。腰椎椎間板症と診断された。まず最初に行うことはどれか。
1.マッサージ
2.椎間板ヘルニアの整復
3.腰椎体操の指導
4.安静の指示
4
40脊柱管狭窄を起こすのはどれか。2つ選べ。
1.椎体前縁骨棘
2.後縦靭帯骨化
3.椎間関節肥厚
4.傍脊柱筋骨化
2 3
41能力低下(WHO1980による)に対するアプローチに含まれないのはどれか。
1.麻痺筋の回復を図る
2.残存機能を最大限に活用する
3.装具、自助具を利用する
4.各種動作能力の向上を図る
1
42最も社会的不利(WHO1980による)となるのはどれか。
1.ブローカ失語
2.ウェルニッケ失語
3.伝導失語
4.健忘失語
2
431歳の痙直型両麻痺児にみられない症状はどれか。
1.運動の発達遅延
2.背臥位での股関節外転姿勢
3.腹臥位での四肢屈曲姿勢
4.言葉の発達遅延
2
44マッサージの適応でないのはどれか。
1.深部静脈血栓の改善
2.硬化した筋の緩和
3.組織の圧耐性の強化
4.下肢の浮腫の軽減
1
45協調性運動の評価に用いられるのはどれか。
1.筋力テスト
2.腱反射テスト
3.指鼻テスト
4.線分二等分テスト
3
46我が国で最も多い身体障害者はどれか。
1.視覚障害
2.聴覚障害
3.肢体不自由
4.内部障害
3
47脳性麻痺で誤っているのはどれか。
1.脳に器質的病変がある
2.筋緊張異常がある
3.麻痺は進行性である
4.運動発達障害がある
3
48頸髄損傷で異所性骨化が最も起こりやすい部位はどれか。
1.手部
2.足部
3.肩部
4.股部
4
49脳卒中片麻痺患者の急性期にみられないのはどれか。
1.弛緩性麻痺
2.肩手症候群
3.排尿障害
4.嚥下障害
2
50脳卒中患者の訓練で最初に行われるのはどれか。
1.寝返り訓練
2.下肢筋力増強訓練
3.装具装着訓練
4.坐位保持訓練
1 4
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