第7回柔道整復師過去問題 午後その1
1 健常人の打診上で濁音を認めないのはどれか。
1. 肺 野
2. 肝 臓
3. 心 臓
4. 大腿部
1
2 パーキンソン病にみられる歩行異常はどれか。
1. 間欠性跛行
2. 失調性歩行
3. はさみ状歩行
4. 突進歩行
4
3 振戦について正しいのはどれか。
1. 一部の筋肉の突発的なすばやい収縮
2. ゆっくりとした持続性の虫がはうような動き
3. 律動的な不随意運動
4. 筋束に生じる不規則なれん縮
3
4 痴呆について正しいのはどれか。
1. 生まれつき知能の発達が悪い状態
2. 刺激に対しては反応するがすぐにうとうとする状態
3. 意味不明のことを口走る不安・興奮状態
4. 一度発達した知能が低下した状態
4
5 30歳の女性。「夕方になると物が二つに見え、まぶたが垂れてくる」と訴える。考えられるのはどれか。
1. 筋緊張性ジストロフィー
2. 重症筋無力症
3. 脳動脈瘤
4. 末梢性顔面神経麻痺
2
6 心筋梗塞について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 糖尿病は危険因子である
2. 胸痛の持続時間が短い
3. 心筋壊死を伴わない
4. 発症直後の急性心臓死が多い
1 4
7 肺気腫について正しいのはどれか。二つ選べ。
1. 女性に多い
2. 喫煙は病因となる
3. 労作性呼吸困難がみられる
4. 呼吸不全にはならない
2 3
8 気管支喘息について誤っているのはどれか。
1. 外因型はアレルギーによって発症する
2. 大気汚染が誘因となる
3. 呼気性呼吸困難を伴う
4. 喀痰に好中球が増加する
4
9 筋萎縮性側索硬化症にみられるのはどれか。
1. 眼球運動障害
2. 感覚障害
3. 膀胱直腸障害
4. 球麻痺
4
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10 視力障害をきたす疾患はどれか。
1. 多発性硬化症
2. ギラン・バレー症候群
3. ウィルソン病
4. ハンチントン舞踏病
1
11 脳塞栓にみられるのはどれか。
1. 突然、激しい頭痛に襲われた
2. 突然、失語症の状態となった
3. 数時間の経過で右片麻痺が完成した
4. 左片麻痺に続いて意識障害となった
2
12 ネフローゼ症候群に特徴的でないのはどれか。
1. 高コレステロール血症
2. 低アルブミン血症
3. 蛋白尿
4. 肉眼的血尿
4
13 腎不全について誤っているのはどれか。
1. 血清カリウム値低下
2. 血清ナトリウム値低下
3. 血清クレアチニン値上昇
4. 血清尿素窒素値上昇
1
14 消化性潰瘍の成因でないのはどれか。
1. 塩 酸
2. ヘリコバクター・ピロリ菌
3. ガストリン
4. リパーゼ
4
15 肝硬変でみられないのはどれか。
1. 手掌紅斑
2. 蝶形紅斑
3. 女性化乳房
4. クモ状血管腫
2
16 クッシング症候群にみられないのはどれか。
1. 低血圧
2. 中心性肥満
3. 多 毛
4. 皮膚線条
1
17 糖尿病性多発神経炎でみられないのはどれか。
1. 振動覚低下
2. 起立性低血圧
3. 深部腱反射亢進
4. ストッキング型異常知覚
3
18 慢性骨髄性白血病でみられないのはどれか。
1. 正球性正色素性貧血
2. 血清LDH値上昇
3. 好中球アルカリホスファターゼ値上昇
4. フィラデルフィア染色体陽性
3
19 誤っている組合せはどれか。
1. 全身性エリテマトーデス ―― 外陰部潰瘍
2. 皮膚筋炎 ――――――――― 悪性腫瘍合併
3. ベーチェット病 ―――――― ブドウ膜炎
4. リウマチ熱 ―――――――― A群溶連菌感染
1
20 正しい組合せはどれか。
1. 褐色細胞腫 ――― 眼球突出
2. バージャー病 ―― 虚血性潰瘍
3. アジソン病 ――― 満月様顔貌
4. 動眼神経麻痺 ―― ベル現象
2
/
21 頭部外傷の急性期症状で誤っているのはどれか。
1. 頭 痛
2. 嘔 吐
3. 下 痢
4. 意識障害
3
22 誤っている組合せはどれか。
1. クモ膜下出血 ―― 脳動脈瘤
2. 脳血栓 ――――― 動脈硬化
3. 脳塞栓 ――――― 肺線維症
4. 脳内出血 ―――― 高血圧症
3
23 胸部鈍的外傷とその治療との組合せで誤っているのはどれか。
1. 血 胸 ――― 胸腔穿刺
2. 気管損傷 ―― 陽圧呼吸
3. 肋骨骨折 ―― 絆創膏固定
4. 胸壁動揺 ―― 内固定法
2
24 腹部鈍的外傷で腹腔内に遊離ガスが認められたときの損傷臓器はどれか。
1. 肝
2. 膵
3. 脾
4. 小 腸
4
25 境界の明瞭な皮下腫瘤の適切な治療法はどれか。
1. 結紮術
2. 穿刺術
3. 切開術
4. 摘出術
4
26 腰椎麻酔の合併症状としてみられないのはどれか。
1. 頭 痛
2. 高血圧
3. 呼吸抑制
4. 嘔 吐
2
27 自家移植されるのはどれか。
1. 皮 膚
2. 角 膜
3. 肝
4. 腎
1
28 気道確保について誤っているのはどれか。
1. 咽頭の異物除去
2. 頭部前屈
3. 下顎挙上
4. エアウェイ挿入
2
29 誤っている組合せはどれか。
1. 肺 癌 ―― 血 痰
2. 胃潰瘍 ―― 吐 血
3. 内痔核 ―― タール便
4. 腎腫瘍 ―― 血 尿
3
30 ショックについて正しい組合せはどれか。
1. アナフィラキシーショック ―― 薬物の注射
2. 心原性ショック ――――――― 汎発性腹膜炎
3. 体液喪失性ショック ――――― 心タンポナーデ
4. 細菌性ショック ――――――― 脊髄損傷
1
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31 骨折について誤っているのはどれか。
1. 小児ではリモデリングが大きい
2. 弱い外力が繰返し加わり疲労骨折を起こす
3. 急速に生じる骨萎縮をズデック骨萎縮という
4. 骨が粉砕されている骨折を複雑骨折という
4
32 神経および筋の疾患で誤っている組合せはどれか。
1. 脊髄空洞症 ――――――― 解離性知覚麻痺
2. 脊髄癆 ――――――――― 神経病性関節症
3. 脊髄性小児麻痺 ――――― 痙直性麻痺
4. 進行性筋ジストロフィ ―― 登攀性起立
3
33 先天性系統疾患で誤っている組合せはどれか。
1. モルキオ病 ―――――――――― ムコ多糖症
2. 骨形成不全症 ――――――――― クモ状指
3. 大理石病 ――――――――――― 骨硬化
4. エーラース・ダンロス症候群 ―― 関節弛緩
2
34 股関節を内旋する筋はどれか。
1. 大腿筋膜張筋
2. 内閉鎖筋
3. 縫工筋
4. 大殿筋
1
35 スポーツ外傷について誤っているのはどれか。
1. 手指部に多い
2. 骨折は成人に比べて小児に多い
3. 捻挫は女性よりも男性に多い
4. 応急処置としてRICE療法を行う
3
36 骨腫瘍とその指標との組合せで誤っているのはどれか。
1. 骨肉腫 ―――――― アルカリホスファターゼ
2. 前立腺癌骨転移 ―― 酸ホスファターゼ
3. 多発性骨髄腫 ――― ベンス ジョーンズ蛋白
4. 骨巨細胞腫 ―――― α-フェトプロテイン
4
37 大腿骨骨頭すべり症について誤っているのはどれか。
1. 思春期に好発する
2. 女性に多い
3. 大腿骨骨端離開の一つである
4. 内反股を生じる
2
/
38 骨端症でないのはどれか。
1. ペルテス(Perthes)病
2. オスグッド・シュラッター(Osgood-Schlatter)病
3. ページェット(Paget)病
4. セーバー(Sever)病
3
39 誤っている組合せはどれか。
1. 外反肘 ――― 上腕骨内顆骨折
2. 肘内障 ――― 輪状靱帯亜脱臼
3. 内反肘 ――― 上腕骨顆上骨折
4. テニス肘 ―― 上腕骨外側上顆炎
1
40 17歳の女子。バスケットボールで着地時膝関節の外転外旋を強制された。考えられる複合靱帯損傷はどれか。
1. 内側側副靱帯と外側側副靱帯
2. 内側側副靱帯と前十字靱帯
3. 外側側副靱帯と後十字靱帯
4. 前十字靱帯と後十字靱帯
2
41 機能形態障害に対するアプローチでないのはどれか。
1. 筋力増強訓練
2. 呼吸訓練
3. 排尿訓練
4. 義肢装着訓練
4
42 上肢を前方に挙上する運動はどれか。
1. 伸 展
2. 外 転
3. 屈 曲
4. 前 屈
3
43 大腿四頭筋のMMT(徒手筋力テスト)の表示で正しいのはどれか。
1. 1は筋の収縮を触れない
2. 2は腰掛け座位で膝の伸展ができる
3. 3は軽い抵抗ならば伸展できる
4. 9は漸増抵抗運動ができる
4
44 温熱療法で熱到達度が最も深いのはどれか。
1. 赤外線
2. ホットパック
3. 超音波
4. 極超短波
3
45 腰椎牽引療法の禁忌はどれか。
1. 腰椎椎間板ヘルニア
2. 化膿性脊椎炎
3. 腰部脊柱管狭窄症
4. 変形性脊椎症
2
46 作業療法でないのはどれか。
1. 身体機能の回復
2. 更衣動作訓練
3. 義手装着訓練
4. 水治療法
4
47 左片麻痺の動作の指導で適切でないのはどれか。
1. 上衣は左手から着る
2. ズボンは右足から履く
3. 階段は右足から上がる
4. 敷居は左足からまたぐ
2
48 脊髄ショック期にみられない症状はどれか。
1. 瞳孔反射消失
2. 自律神経反射消失
3. 腱反射消失
4. 知覚脱失
1
49 正常児の運動発達で正しい組合せはどれか。
1. 首のすわり ――――――― 4か月
2. つかまって立ち上がる ―― 6か月
3. 手ばなしで歩く ――――― 8か月
4. 片足とびをする ――――― 2歳
1
50 小脳性運動失調の症候で誤っているのはどれか。
1. ロンベルグ徴候陽性
2. 筋トーヌスの低下
3. 測定障害
4. 反復変換運動障害
1
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