31 ヒトの細胞核について誤っているのはどれか。
1. 二重膜で覆われる
2. 細胞分裂時に4分する
3. 染色質が散在する
4. DNAを含む
2
32 体液について誤っているのはどれか。
1. 細胞内液は体重の約40%を占める
2. 細胞外液の状態は内部環境とも呼ばれる
3. K+濃度は細胞内液より細胞外液の方が高い
4. 血漿は細胞外液の1つである
3
33 ABO式血液型について誤っているのはどれか。
1. 凝集原にはAとBとがある
2. メンデルの法則により遺伝する
3. A型の遺伝因子はAAまたはAOである
4. B型血液は凝集原Bと凝集素βとをもつ
4
34 ビリルビンについて誤っているのはどれか。
1. ヘモグロビンの分解産物である
2. 腸内細菌により還元される
3. 赤血球の酸素化を抑制する
4. 胆汁成分の一種である
3
35 心筋細胞について誤っているのはどれか。
1. 多核細胞である
2. ギャップジャンクションにより連絡する
3. 横紋構造を示す
4. 活動電位の持続時間が長い
1
36 心電図の第Ⅱ誘導の導出部位で正しいのはどれか。
1. 右手 ―― 左足
2. 右手 ―― 左手
3. 左手 ―― 左足
4. 右足 ―― 左足
1
37 心臓の刺激伝導系について誤っているのはどれか。
1. 特殊心筋からなる
2. 起始部は洞房結節である
3. 終末はプルキンエ線維である
4. ヒス束は心房中隔を通る
4
38 胸腔内圧で誤っているのはどれか。
1. 安静呼息時には陰圧度が減少する
2. 安静吸息時には陰圧度が増大する
3. 深吸息時には陽圧となる
4. 肺胸膜に穿孔が起こると大気圧に近づく
3
39 肺胞について誤っているのはどれか。
1. 内壁は呼吸上皮で覆われる
2. 球状の小胞である
3. 内壁の自発的運動により伸縮する
4. ガス交換を行う
3
40 体熱産生に直接関与しないのはどれか。
1. 特異動的作用
2. ふるえ
3. 基礎代謝
4. 発 汗
4
41 血糖調節に関与しないのはどれか。
1. アドレナリン
2. グルカゴン
3. サイロキシン
4. セクレチン
4
42 脳相の胃液分泌調節で誤っているのはどれか。
1. ガストリンによる
2. 味覚刺激による無条件反射である
3. 迷走神経を介する
4. 聴覚刺激による条件反射である
1
43 胃液について誤っているのはどれか。
1. セクレチンにより分泌が促進される
2. 塩酸は壁細胞から分泌される
3. ペプシンは蛋白質を分解する
4. ビタミンB12の吸収に必要な内因子を含む
1
44 腎機能と調節ホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1. 水の再吸収量 ――――― バソプレシン
2. ブドウ糖の再吸収量 ―― インスリン
3. Na+の再吸収量 ――― アルドステロン
4. 細胞外液量 ―――――― レニン
2
45 副腎皮質ホルモンについて誤っているのはどれか。
1. 細胞質内に受容体がある
2. コレステロールの合成を促進する
3. ステロイド型ホルモンである
4. 受容細胞内のDNAを活性化する
2
/
46 インスリンの働きでないのはどれか。
1. グリコーゲンの合成
2. 蛋白質の合成
3. 脂肪から糖への転化
4. 細胞内への糖の取り込み
3
47 ホルモンの働きについて誤っている組合せはどれか。
1. オキシトシン ―― 乳汁排出促進
2. サイロキシン ―― 血漿中Ca2+濃度増加
3. アドレナリン ―― 心拍出量増加
4. コルチゾール ―― 糖新生促進
2
48 ニューロンの膜電位について誤っているのはどれか。
1. 膜内外のイオン分布の相違により生じる
2. 静止電位はK+の平衡電位に近い
3. 活動電位の脱分極相はNa+の細胞内流入による
4. 活動電位の再分極相はCa2+の細胞外流出による
4
49 自律神経系の拮抗支配を受けるのはどれか。
1. 汗 腺
2. 胃
3. 立毛筋
4. 唾液腺
2
50 筋緊張で誤っているのはどれか。
1. テタニーの別称である
2. 姿勢保持機能に関与する
3. 体温調節の産熱過程に役立つ
4. 単収縮の加重により生じる
1
51 骨格筋の収縮に関して誤っているのはどれか。
1. 収縮に先立って活動電位が発生する
2. 横行小管は興奮を筋線維の内部へ伝える
3. 筋小胞体にCa2+が結合すると筋収縮が起こる
4. 筋小胞体はエネルギーを使ってCa2+を取り込む
3
52 皮膚感覚について誤っているのはどれか。
1. 痛みを感じる受容器は自由神経終末である
2. 触圧点の密度の高い部位では刺激閾値も高い
3. 温点よりも冷点の方が平均密度が高い
4. かゆみは痛覚受容器が弱く刺激されて起こる
2
53 感覚について誤っている組合せはどれか。
1. 網膜 ――――― 三叉神経
2. 味蕾 ――――― 顔面神経
3. コルチ器官 ―― 蝸牛神経
4. 半規管 ―――― 前庭神経
1
54 プロラクチンの分泌について誤っているのはどれか。
1. 出産後急激に増加する
2. 授乳により継続する
3. 視床下部ホルモンにより調節される
4. 副腎皮質ホルモンにより抑制される
4
55 生殖機能について誤っているのはどれか。
1. ライディッヒ(Leydig)細胞は精子形成に関与する
2. セルトリ細胞は精細胞に栄養を与える
3. 射精は上位の脳からの影響を受ける
4. 陰茎の動脈拡張は副交感神経により起こる
1
31 溶血を誘発する因子で誤っているのはどれか。
1. 蛇 毒
2. アシドーシス
3. 細菌毒素
4. 低張液
2
32 血液が運搬しないのはどれか。
1. インパルス
2. 栄養素
3. 血液ガス
4. 体 熱
1
33 呼吸運動の反射性調節で誤っているのはどれか。
1. 血圧上昇による抑制
2. 気道粘膜刺激による咳
3. 痛み刺激による促進
4. 鼻粘膜刺激によるくしゃみ
1
34 誤っている組合せはどれか。
1. ビタミンA ―― 上皮組織の角化形成
2. ビタミンE ―― 精子の形成
3. ビタミンB6 ―― 糖代謝に関与
4. ビタミンD ―― Ca2+代謝に関与
3
35 尿細管で選択的に再吸収されるのはどれか。
1. 尿 素
2. 硫酸塩
3. 尿 酸
4. ブトウ糖
4
36 神経線維の機能について正しい組合せはどれか。
1. Aα ―― 触圧覚
2. Aβ ―― 自己受容
3. Aγ ―― 筋紡錘の感度調節
4. Aδ ―― 味 覚
3
37 脳波について誤っている組合せはどれか。
1. α波 ―― 閉眼安静時
2. β波 ―― 精神活動時
3. θ波 ―― 麻酔時
4. δ波 ―― 深睡眠時
3
38 副交感神経性の自律神経反射で正しいのはどれか。
1. 縮 瞳
2. 心拍数増加
3. 乳汁分泌
4. 射 精
1
39 細胞内液の代表的陰イオンはどれか。
1. 硫酸イオン
2. リン酸イオン
3. 重炭酸イオン
4. 塩素イオン
2
40 赤血球の産生調節に関与するのはどれか。
1. エリスロポエチン
2. フィブリノゲン
3. トロンボプラスチン
4. プラスミノゲン
1
41 安静呼息時について正しいのはどれか。
1. 横隔膜沈下
2. 胸腔内陰圧の増加
3. 肋骨挙上
4. 胸郭縮小
4
42 精神性発汗が起こらないのはどれか。
1. 手 掌
2. 額
3. 腋 窩
4. 足 底
2
43 排便反射の誘発について誤っているのはどれか。
1. 結腸の強い蠕動
2. 腹圧の上昇
3. 骨盤神経求心路の興奮
4. 直腸壁の伸展
2
44 遠位尿細管でのナトリウムイオンの再吸収を促すのはどれか。
1. アルドステロン
2. バゾプレッシン
3. レニン
4. アンギオテンシン
1
45 視床下部ホルモンによる分泌抑制を受けないのはどれか。
1. メラニン細胞刺激ホルモン
2. プロラクチン
3. 成長ホルモン
4. 甲状腺刺激ホルモン
4
46 横紋筋線維について正しいのはどれか。
1. 明るい部分をA帯という
2. 暗い部分をI帯という
3. I帯の中央にZ帯がある
4. 収縮すると明るい部分が増加する
3
47 ブトウ糖の細胞内代謝について誤っているのはどれか。
1. TCAサイクルを経過する
2. 解糖過程は酸素を必要とする
3. 電子伝達系でATPが生成される
4. 1分子のブドウ糖から6分子のCO2が生じる
2
48 血液pHの調節に関与しないのはどれか。
1. 肺でのガス交換
2. 血漿重炭酸塩
3. 腎臓での尿生成
4. 肝臓でのビリルビン生成
4
49 体熱の産生に関与しないのはどれか。
1. 甲状腺ホルモンの作用
2. 褐色脂肪組織の代謝
3. 温熱性発汗
4. 皮膚血管の収縮
3
50 安静時のクリアランスの値がゼロを示すのはどれか。
1. 尿 素
2. ブドウ糖
3. クレアチニン
4. アンモニア
2
51 分泌量が視床下部ホルモンの影響を受けないのはどれか。
1. プロゲステロン
2. テストステロン
3. 糖質コルチコイド
4. インスリン
4
52 自律神経系の二重支配を受けないのはどれか。
1. 唾液腺
2. 心 臓
3. 副腎髄質
4. 膀 胱
3
53 筋収縮のエネルギー生成に直接関与するのはどれか。
1. アデノシン3リン酸
2. クレアチニン
3. ピルビン酸
4. アセチルCoA
1
54 味覚について誤っているのはどれか。
1. 4種類の基本味からなる
2. 酸味は主に舌尖で感じる
3. 順応は著明である
4. 味細胞の寿命は短い
2
55 女性の性周期について誤っているのはどれか。
1. 卵巣の黄体期は子宮の分泌期に対応する
2. 排卵は黄体形成ホルモンの急激な増加に伴って起こる
3. 黄体期では血中プロゲステロンが増加する
4. 血中エストロゲンの増加により子宮内膜が脱落する
4
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