11 リハビリテーションの説明で正しいのはどれか。
1疾病の治癒を目標とする。
2基本的な意思の決定は医療者側が行う。
3個人の経済的には介入しない。
4身体的能力の回復は目的の一つである。
4
12 呼吸器障害のうち拘束性障害はどれか。
1気道狭窄
2肺気腫
3%肺活量低下
41秒率低下
3
13 機能形態障害に対するアプローチでないのはどれか。
1義肢装着訓練
2排尿訓練
3呼吸障害
4筋力増強訓練
1
14 身体計測で正しいのはどれか。
1前腕長は肘頭から橈骨茎状突起までの距離である。
2前腕長は前腕回内位で計測する。
3下肢長は上前腸骨棘から足底までの距離である。
4下腿長は内側膝関節裂隙から内果までの距離である。
採点除外
15 日常生活動作評価でFIMにあって、パーセル指数にない項目はどれか。
1整容
2排便
3記憶
4階段昇降
3
16 マッサージの効果でないのはどれか。
1リンパ液の減少
2組織血液量の増加
3疼痛域値の上昇
4筋緊張の緩和
1
/
17 物理療法で正しいのはどれか。
1関節リウマチ患者の腫脹関節にホットパックを行った。
2観血的整復固定術後の骨折部位にジアテルミーを行った。
3高度の血行障害により安静時痛がある足部にホットパックを行った。
4関節可動域訓練の前に渦流浴を行った。
4
18 片麻痺患者のADL指導で正しいのはどれか。
1車いすからベッドに移るときは麻痺側がベッドに接する方向で近づく。
2更衣は麻痺側から着て非麻痺側から脱ぐ。
3階段を昇るときは麻痺側下肢から上げる。
4浴槽に入るときは麻痺側下肢から入る。
2
19 脊椎側弯症に対する装具はどれか。
1ナイト型装具
2ミルウォーキーブレース
3テイラー型装具
4ウィリアムズ型装具
2
20 二次的に血管れん縮を生じる危険が高い疾患はどれか。
1アテローム血栓症脳梗塞
2心原性脳塞栓症
3ラクナ梗塞
4くも膜下出血
4
21 72歳の男性。前立腺癌の既往がある。3か月前から背部痛があったが我慢していた。2週前から右足のしびれが出現し施術を受けていたところ、昨日から下肢に力が入らず歩行困難になったと訴えている。診察では左下肢の運動は可能だが、右膝関節の伸展および足関節の自動運動が困難で、胸部以下に感覚障害を認めた。正しいのはどれか。
1完全麻痺の状態である。
2下位腰椎の病変が疑われる。
3圧迫性脊髄障害が疑われる。
4腰椎の間欠牽引を実施する。
3
11 国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。
1 障害の負の面をとらえている。
2 社会的不利という用語を用いる。
3 背景因子に環境因子と個人因子を設定している。
4 疾病と障害は原因と結果の関係にある。
3
12 関節と起こりにくい拘縮との組合せで正しいのはどれか。
1 肩関節——–内転・内旋
2 股関節——–屈曲・外旋
3 手関節——–伸展(背屈)
4 膝関節——–屈曲
3
/
13 機能的自立度評価法(FIM)の尺度で介助の程度が修正自立のレベルはどれか。
1 3
2 4
3 5
4 6
4
14 腹臥位で関節可動域測定(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会基準による)をするのはどれか。
1 肩内旋
2 前腕回外
3 股伸展
4 膝屈曲
3
15 小脳性運動失調の評価を用いるのはどれか。
1 徒手筋力テスト
2 ブルンストロームのステージ分類
3 指鼻試験
4 線分二等分テスト
3
16 運動療法の目的でないのはどれか。
1 筋力と持久力を増大させる。
2 活動に必要な筋肉を弛緩させる。
3 関節可動域を増大させる。
4 筋群相互の機能平衡を獲得する。
2
17 徒手筋力テストで抗重力肢位の自動介助運動による筋力増強法が主体となるのはどれか。
1 MMT1
2 MMT2
3 MMT3
4 MMT4
2
18 マッサージの禁忌はどれか。2つ選べ。
1 間質遊腫の軽減
2 麻痺筋の循環改善
3 開放創の浮腫軽減
4 感染組織の循環改善
34
19 頸椎の固定性が最も高い装具はどれか。
1 ハローベスト
2 フィラデルフィア・カラー
3 金属支柱付き頸椎装具
4 ソフトカラー
1
20 C5脊髄損傷完全四肢麻痺患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。
1 座位保持
2 起き上がり動作
3 洗髪動作
4 食事動作
4
21 56歳男性。急に右上下肢が動かしづらくなり、独歩で救急外来を受診し、左被殻出血と診断され入院となった。現在入院から3日が経過している。軽い麻痺は残存しているが、頭部CT検査で出血の増大傾向はなく、バイタルサインは安定している。リハビリテーションで正しいのはどれか。
1 1週間ベッド上安静とする。
2 ベッド上安静で左右への体位変換のみ許可する。
3 関節可動域訓練は他動的訓練のみ行う。
4 座位、立位、歩行訓練を進める。
4
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