55 脊髄損傷患者の機能で誤っているのはどれか。
1 C3レベルでは呼吸補助が必要となる。
2 C5レベルでは手関節の背屈が可能である。
3 C7レベルでは肘関節の伸展が可能である。
4 C8レベルでは車椅子の駆動が可能である。
2
56 小人症をきたす疾患で均等型を特徴とするのはどれか。
1 軟骨無形成症
2 下垂体性小人症
3 モルキオ症
4 先天性脊椎骨端異形成症
2
/
57 老人性骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1 骨梁は保たれている。
2 血清カルシウム値は減少する。
3 石灰化障害はない。
4 低回転型骨粗鬆症である。
34
58 疾患と障害部位との組合せで正しいのはどれか。
1 脊髄性小児麻痺————–脊髄側索
2 進行性筋ジストロフィー——筋皮障害
3 神経性進行性筋委縮症——–脊髄後索
4 若年性一側性上肢筋委縮症—-脊髄前角細胞
4
59 手のPIP関節に屈曲変形がみられるのはどれか。
1 ヘバーデン結節
2 マレットフィンガー
3 ボタン穴変形
4 スワンネック変形
3
60 変形性膝関節症の単純エックス線所見でないのはどれか。
1 骨棘形成
2 軟骨下骨嚢腫
3 びまん性骨萎縮
4 関節裂隙狭小化
3
/
61 悪性化する可能性があるのはどれか。2つ選べ。
1 骨軟骨腫
2 内軟骨腫
3 孤立性骨嚢腫
4 線維性骨異形成
12
62 転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
1 温熱療法の適応となる。
2 造骨性転位では病的骨折は少ない。
3 長管骨の骨幹端部に好発する。
4 原発巣の症状が先行する。
2
63 検査と疾患との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1 トーマステスト——–腸腰筋炎
2 リフトオフテスト——小円筋断裂
3 大腿神経伸展テスト—-下位腰椎椎間板ヘルニア
4 前方引き出しテスト—-前距腓靭帯断裂
14
64 肋骨骨折で緊急性が高いのはどれか。
1 胸部の皮下出血
2 骨折部の轢音
3 吸気時の胸痛
4 胸部の握雪感
4
65 57歳の男性。建設業。2週前から左肩甲部に刺すような痛みを自覚した。1週間から痛みは左上肢尺側に放散し同部にしびれも感じるようになった。手指の運動障害はない。最も考えられる疾患はどれか。
1 肘部管症候群
2 胸郭出口症候群
3 頸椎症性神経根症
4 石灰沈着性肩関節周囲炎
3
問55
脊髄損傷で正しいのはどれか。
1 第5頸髄節損傷で呼吸不能となる。
2 脊髄ショックの間は痙性麻痺となる。
3 胸髄完全損傷では片麻痺となる。
4 フランケル分類Dでは歩行可能である。
答え.4
問56
アキレス腱断裂で正しいのはどれか。
1 下腿三頭筋の遠心性収縮時に生じる。
2 アキレス腱周囲炎から移行する。
3 好発年齢は20歳代である。
4 筋裂後は歩行できない。
答え.1
問57
骨系統疾患で常染色体劣性遺伝はどれか。
1 軟骨無形成症
2 モルキオ病
3 骨形成不全症Ⅰ型
4 マルファン症候群
答え.2
問58
骨粗鬆症の危険因子でないのはどれか。
1 肥満
2 糖尿病
3 胃切除
4 関節リウマチ
答え.1
問59
筋委縮性側索硬化症でみられないのはどれか。
1 病的反射
2 嚥下障害
3 感覚障害
4 呼吸障害
答え.3
問60
化膿性脊椎炎で正しいのはどれか。
1 頸椎ではまれである。
2 小児に多い。
3 流注膿瘍が合併する。
4 疼痛は軽度である。
答え.1
問61
正しい組合せはどれか。
1 仙腸関節炎——-変形性関節症
2 カフェオレ斑—–神経障害性関節症
3 ブシャール結節—掌蹠膿疱症性関節炎
4 指伸筋腱皮下断裂—関節リウマチ
答え.4
問62
膝痛が初発症状となるのはどれか。
1 セーバー病
2 ブラント病
3 ペルテス病
4 フライバーグ病
答え.3
問63
多発する傾向がない骨腫瘍はどれか。
1 骨軟骨腫
2 内軟骨腫
3 骨巨細胞腫
4 線維性骨異形成症
答え.3
問64
ファーレンテスト陽性の際に筋力低下するのはどれか。
1 深指屈筋
2 長母指屈筋
3 橈側手根屈筋
4 短母指外転筋
答え.4
問65
10歳の男児。サッカークラブに入っている。2日前からの右膝痛のため来院した。痛みが急激に強くなっているという。右膝に腫脹と熱感がみられ、関節エコー検査で膝関節内に液体貯留がみられた。考えられないのはどれか。
1 離断性骨軟骨炎
2 オスグッド-シュラッター病
3 前十字靭帯付着部脛骨裂離骨折
4 化膿性関節炎
答え.2
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