第14回柔道整復師過去問題 午前その1
1神経筋接合部(運動終板)が存在するのはどれか。
1.骨格筋
2.心筋
3.平滑筋
4.筋膜
1
2関節をつくる組合せはどれか。
1.後頭骨 ─── 軸椎
2.鎖骨 ──── 上腕骨
3.上腕骨 ─── 橈骨
4.仙骨 ──── 恥骨
3
3僧帽弁はどれか。
1.右房室弁
2.左房室弁
3.肺動脈弁
4.大動脈弁
2
4運動神経細胞が分布するのはどれか。
1.脊髄前角
2.脊髄後角
3.脊髄神経節
4.交感神経節
1
5正常の心拍動における歩調とり部位はどれか。
1.脚
2.洞房結節
3.房室結節
4.プルキンエ線維
2
6ステロイドホルモンでないのはどれか。
1.インスリン
2.エストロジェン
3.アンドロジェン
4.コルチゾン
1
7副交感神経が興奮した時に起こる反応はどれか。
1.心拍出量の増加
2.気管支の拡張
3.腸管運動の促進
4.瞳孔の散大
3
8足関節の伸展(背屈)に作用するのはどれか。
1.長腓骨筋
2.前脛骨筋
3.腓腹筋
4.後脛骨筋
2
9正しいのはどれか。
1.創傷治癒では瘢痕形成後に肉芽組織が形成される。
2.肉芽組織には神経細胞増生が起こる。
3.創傷治癒では脂肪化から瘢痕となり治癒する。
4.肉芽組織には多数の毛細血管の新生が起こる。
4
10皮膚面の消毒に適さないのはどれか。
1.塩化ベンゼトニウム
2.塩化ベンザルコニウム
3.次亜鉛素酸ナトリウム
4.グルコン酸クロルヘキシジン
3
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11施術所の構造設備基準で正しいのはどれか。
1.7.7平方メートル以上の専用の施術室
2.5.5平方メートル以上の待合室
3.施術室は、室面積6分の1以上に相当する面積を外気に開放
4.器具、手指等の消毒設備の設置
4
12補装具の目的で適切でないのはどれか。
1.変形の矯正
2.局所の免荷
3.麻痺の回復
4.機能の補助
3
13後遺症としてマン・ウェルニッケ姿勢が最もよくみられるのはどれか。
1.髄膜炎
2.脳血管障害
3.脊髄腫瘍
4.破傷風
2
14バビンスキー反射がみられる病変部位はどれか。
1.脊髄前角
2.第1次感覚ニューロン
3.錐体路
4.脊髄後索
3
1559歳の男性。1年前に小さな脳動脈瘤を指摘された。今朝、突然後ろから金づちで殴られたような激しい頭痛が出現した。考えられるのはどれか。2
1.脳内出血
2.くも膜化出血
3.硬膜外血腫
4.脳梗塞
2
16筋挫傷で正しいのはどれか。
1.筋肉・筋膜組織の部分皮下断裂である。
2.保存治療では筋組織伸張位で固定を行う。
3.自発的な筋収縮では生じない。
4.神経損傷を合併することが多い。
1or3
17骨折の固有症状はどれか。
1.限局性圧痛
2.患部の腫脹
3.外観の変形
4.感覚異常
3
18脱臼でみられないのはどれか。
1.関節腔の空虚
2.介達痛
3.関節部の変形
4.異常可動性
4
/
19骨端軟骨損傷後の経過で最も注意を要するのはどれか。
1.過剰仮骨形成
2.骨の成長障害
3.無腐性骨壊死
4.ズデック(Sudeck)骨萎縮
2
20骨折の癒合に有利な条件はどれか.
1.緻密質が多い部位の骨折
2.骨折端の広い離開
3.噛合した骨折
4.関節内の骨折
3
21骨折整復の一般原則で誤っているのはどれか。
1.長骨骨折では、遠位骨片の長軸方向に十分な牽引力を加える。
2.骨片転位を生理的状態に復する方向に力を加える。
3.小児では骨膜損傷を把握し、損傷していない骨膜を利用する。
4.近位骨片の位置に応じて遠位骨片を合わせる。
1
22脱臼の徒手整復で誤っているのはどれか。
1.槓杆作用を応用する。
2.筋緊張を取り除くことが重要である。
3.ボタン穴状態は整復障害となる。
4.骨折が合併するときは骨折から整復する。
4
23骨折の後療法で誤っているのはどれか。
1.整復・固定処置後、速やかに開始する。
2.固定中、固定されない関節の自動運動は積極的に行う。
3.固定除去後,拘縮した関節は早期に他動的な矯正を行う。
4.温熱療法は運動療法の補助として行う。
3
24骨折の合併症とその原因との組合せで正しいのはどれか。
1.骨髄炎 ────── 開放性骨折
2.関節拘縮 ───── 早期固定除去
3.骨癒合遷延 ──── 長期間固定
4.過剰仮骨形成 ─── 関節内骨折
1
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25介達外力で発生するのはどれか。
1.頭蓋骨の陥没骨折
2.上腕骨骨幹部捻転骨折
3.肘頭の粉砕骨折
4.肩甲骨体部骨折
2
26鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
1.青壮年期の骨折は第3骨片を形成しやすい。
2.幼少年期の骨折は若木骨折になりやすい。
3.青壮年期の変形治癒は重度の機能障害を残しやすい。
4.幼少年期の変形治癒は成長と共に矯正されやすい。
3
27上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
1.肘関節部に後方凸の屈曲力が作用して発生する。
2.骨折線は後方から前上方に向って走行する。
3.内旋転位の残存は内反肘変形を引き起こす。
4.関節内骨折のため偽関節が好発する。
3
28肩鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
1.烏口鎖骨靭帯の断裂は第U型である。
2.反跳症状がみられる。
3.肩関節外転制限がみられる。
4.鎖骨外端骨折との鑑別を要する。
1
29大腿骨頸部内側骨折で正しいのはどれか。
1.外転型骨折が多い。
2.内転型では骨折部に圧迫力が働く。
3.骨頭に血行障害を生じる。
4.広範な腫脹を生じる。
3
30習慣性膝蓋骨脱臼発生の素因でないのはどれか.
1.内反膝
2.大腿骨顆部形成不全
3.膝蓋骨高位
4.全身性関節弛緩
1
31血液中の白血球で最も数が多いのはどれか。
1.好酸球
2.好中球
3.リンパ球
4.単球
2
32腱の主成分はどれか。
1.線維軟骨
2.弾性軟骨
3.弾性線維
4.膠原線維
4
33長骨で長軸方向に走行するのはどれか。
1.ハバース管
2.フォルクマン管
3.栄養管
4.シャーピー線維
1
34結合組織性骨化(膜性骨化)するのはどれか。
1.上腕骨
2.鎖骨
3.肩甲骨
4.胸骨
2
35下顎骨の運動を行うのはどれか。
1.前頭筋
2.側頭筋
3.後頭筋
4.胸鎖乳突筋
2
/
36横隔膜について誤っているのはどれか。
1.腰椎、肋骨および胸骨から起こる。
2.呼吸の際に吸気筋として働く。
3.下行大動脈、下大静脈および食道が貫いている。
4.肋間神経に支配されている。
4
37上腕骨で尺骨神経溝が存在する部位はどこか。
1.三角筋粗面付近
2.肘頭窩の外側縁
3.外側上顆の前面
4.内側上顆の後面
4
38肩関節の回旋筋腱板の形成に関与するのはどれか。
1.大胸筋
2.小胸筋
3.大円筋
4.肩甲下筋
4
39小坐骨孔を通過するのはどれか。2つ選べ。
1.内閉鎖筋
2.大腿方形筋
3.坐骨神経
4.陰部神経
1 4
40膝関節の関節包と固く付いているのはどれか.
1.膝蓋靭帯
2.内側側副靭帯
3.外側側副靭帯
4.前十字靭帯
2
41腱索と連結するのはどれか。
1.大動脈弁
2.肺動脈弁
3.静脈弁
4.三尖弁
4
42大動脈から最も遠位で出るのはどれか。
1.左冠状動脈
2.左総頸動脈
3.左鎖骨下動脈
4.腕頭動脈
3
43誤っているのはどれか。
1.リンパ管には弁が多い。
2.胸管は右静脈角に注ぐ。
3.腋窩リンパ節は乳房のリンパを受け入れる。
4.鼠径リンパ節は下肢のリンパを受け入れる。
2
44回腸にみられないのはどれか。
1.オッディの括約筋
2.リーベルキューン腺
3.パイエル板
4.アウエルバッハの神経叢
1
45肛門を通らないのはどれか。
1.肝管
2.固有肝動脈
3.肝静脈
4.門脈
3
46間膜があるのはどれか。
1.食道
2.膵臓
3.肝臓
4.上行結腸
3
47正しいのはどれか。
1.気管は食堂の後ろを通る。
2.気管軟骨は気管の全周をとり囲む。
3.右気管支は左気管支よりも細い。
4.右気管支は左気管支よりも垂直に近い。
4
48尿道が貫通または開口しないのはどれか。
1.前立腺
2.尿生殖隔膜
3.陰茎海綿体
4.膣前庭
3
49鼠径管を通らないのはどれか。
1.精管
2.卵管
3.精巣動脈
4.子宮円索
2
50カルシトニンを分泌するのはどれか.
1.下垂体
2.松果体
3.甲状腺
4.上皮小体
3
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