第15回柔道整復師過去問題 午前その1
1脊柱と関節をつくるのはどれか。
1.肩甲骨
2.鎖骨
3.寛骨
4.大腿骨
3
2筋とその起始との組合せで誤っているのはどれか。
1.上腕二頭筋短頭 ―― 烏口突起
2.上腕三頭筋長頭 ―― 関節上結節
3.橈側手根屈筋 ――― 上腕骨内側上顆
4.尺側手根伸筋 ――― 上腕骨外側上顆
2
3酸素濃度が高い血液が流れるのはどれか。
1.肺動脈
2.肺静脈
3.上大静脈
4.下大静脈
2
4皮質が存在する部位はどれか。
1.脊髄
2.延髄
3.橋
4.小脳
4
5貯蔵型の炭水化物はどれか。
1.グルコース
2.グリコーゲン
3.ガラクトース
4.フルクトース
2
6下垂体後葉ホルモンはどれか。
1.成長ホルモン
2.副腎皮質刺激ホルモン
3.黄体形成ホルモン
4.オキシトシン
4
7骨格筋の収縮を引き起こす際、筋小胞体から放出されるのはどれか。
1.Naイオン
2.Caイオン
3.Kイオン
4.Clイオン
2
8肩関節を外転するのはどれか。
1.小円筋
2.肩甲下筋
3.棘下筋
4.棘上筋
4
9良性腫瘍の特徴について正しいのはどれか。
1.膨張性発育
2.播種
3.悪液質
4.強い異型性
1
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10正しいのはどれか。
1.紫外線の殺菌作用は強いので、各種医療機器の消毒に用いられる。
2.高圧蒸気滅菌法は110℃、2気圧、20分の条件を用いる。
3.殺菌とはすべての微生物を死滅させ、無菌状態にすることをいう。
4.防腐とは微生物の増殖を抑えて腐敗を防止することをいう。
4
11柔道整復師法で広告してならないのはどれか。
1.施術所の所在地
2.施術所の施術日時
3.柔道整復師の氏名
4.柔道整復師が得意とする部位
4
12筋力増強訓練について正しいのはどれか。
1.筋持久力を高めるには最大筋力の80%程度の負荷を用いる。
2.徒手筋力テストで2の筋には抗重力肢位で自動運動を行わせる。
3.心肺機能の低下した患者には上肢の等尺性運動は避ける。
4.等張性筋力増強訓練には特別の訓練機器が必要である。
3
13病的反射の出現を示唆するのはどれか。
1.錐体外路障害
2.錐体路障害
3.自律神経障害
4.感覚障害
2
14関節リウマチで起こりにくいのはどれか。
1.朝のこわばり
2.皮下結節
3.遠位指節間関節炎
4.対称性手関節炎
3
15急性炎症の四主徴でないのはどれか。
1.発赤
2.腫脹
3.疼痛
4.壊死
4
16無菌的な手術が最も必要な部位はどれか。
1.腱
2.筋肉
3.神経
4.関節
4
17異常可動性が認められるのはどれか。
1.陥没骨折
2.亀裂骨折
3.若木骨折
4.骨膜下骨折
1
18小児の骨折の特徴で誤っているのはどれか。
1.骨癒合は成人より早い。
2.ソルター・ハリスW型が多い。
3.骨膜は厚く、若木骨折になる。
4.骨端線離開となることがある。
2
19高齢者に多い骨折はどれか。
1.肘頭骨折
2.上腕骨外顆骨折
3.橈骨遠位端骨折
4.大腿骨骨幹部骨折
3
/
20骨癒合の遷延因子はどれか。
1.海綿骨骨折
2.噛合骨折
3.螺旋状骨折
4.粉砕骨折
4
21持続的な牽引力が加わるのはどれか。
1.脊椎椎体圧迫骨折のベーラーギプス固定
2.肩関節前方脱臼のデゾー包帯固定
3.上腕骨骨幹部骨折のハンギングキャスト固定
4.下腿骨骨幹部骨折のPTBギプス固定
3
22屈曲整復法が適応となるのはどれか。
1.鎖骨中外1/3境界部定型的骨折
2.前腕両骨骨幹部遠位1/3部骨折
3.大腿骨頸部内側内転型骨折
4.第5中足骨近位端骨幹端疲労骨折
2
23無腐性骨壊死になりにくいのはどれか。
1.上腕骨解剖頸骨折
2.手舟状骨骨折
3.大腿骨頸部内側骨折
4.脛骨中下1/3境界部骨折
4
24肋骨骨折の合併症で誤っているのはどれか。
1.緊張性気胸
2.血胸
3.漏斗胸
4.動揺性胸郭
3
25顎関節前方脱臼の症状で誤っているのはどれか。
1.下顎前突様の長い顔貌となる。
2.耳珠前部が陥凹する。
3.頬骨弓下部が隆起する。
4.閉口のままとなる。
4
26上腕骨外科頸骨折で誤っているのはどれか。
1.高齢者に好発する。
2.介達外力によるものが多い。
3.外転型では三角筋部の膨隆が消失する。
4.腋窩神経損傷の合併がある。
3
27上腕骨顆上骨折で誤っているのはどれか。
1.幼少年期に好発する。
2.伸展型が多い。
3.屈曲型の骨折線は前方から後上方に走行する。
4.肘頭はヒューター線上にある。
3
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28コーレス(Colles)骨折で誤っているのはどれか。
1.介達外力によるものが多い。
2.捻転転位は回外方向である。
3.橈側転位によって銃剣状変形を呈する。
4.骨折線は背側からやや斜め掌側上方へ走る。
4
29肩腱板損傷で誤っているのはどれか。
1.ドロップアームサイン陽性となる。
2.運動時痛は外転60〜120度の間で認める。
3.結節間溝部に圧痛を認める。
4.経時的に棘上筋の萎縮が生じる。
3
30マックマレー・テストで判定できるのはどれか。
1.関節半月損傷
2.前十字靭帯損傷
3.内側側副靭帯損傷
4.滑膜ひだ障害
1
31膀胱の上皮はどれか。
1.移行上皮
2.多列上皮
3.単層立方上皮
4.重層扁平上皮
1
32外胚葉から分化するのはどれか。
1.毛
2.胃
3.膵臓
4.精巣
1
33関節とその分類との組合せで誤っているのはどれか。
1.距腿関節 ――――――― 蝶番関節
2.股関節 ―――――――― 球関節
3.母指の手根中手関節 ―― 楕円関節
4.上橈尺関節 ―――――― 車軸関節
3
34誤っている組合せはどれか。
1.蝶形骨 ―― 視神経管
2.側頭骨 ―― 内耳孔
3.後頭骨 ―― 舌下神経管
4.前頭骨 ―― 卵円孔
4
35鼻腔を構成しない骨はどれか。
1.篩骨
2.頬骨
3.蝶形骨
4.上顎骨
2
/
36肩甲骨に付着しない筋はどれか。
1.大胸筋
2.小胸筋
3.三角筋
4.上腕二頭筋
1
37中足骨と関節をつくるのはどれか。
1.距骨
2.立方骨
3.踵骨
4.舟状骨
2
38大腿屈筋群に属するのはどれか。
1.縫工筋
2.薄筋
3.内側広筋
4.大腿二頭筋
4
39腹腔動脈の枝はどれか。
1.腎動脈
2.総肝動脈
3.上腸間膜動脈
4.内腸骨動脈
2
40大脳動脈輪を構成しないのはどれか。
1.前大脳動脈
2.中大脳動脈
3.後交通動脈
4.上小脳動脈
4
41正しいのはどれか。
1.奇静脈は下大静脈へ注ぐ。
2.冠状静脈洞は左心房へ注ぐ。
3.肝静脈は門脈へ注ぐ。
4.胸管は左静脈角へ注ぐ。
4
42歯根膜と接しているのはどれか。
1.歯髄
2.象牙質
3.エナメル質
4.セメント質
4
43塩酸を分泌する胃の細胞はどれか。
1.表層粘液細胞
2.旁細胞(壁細胞)
3.主細胞
4.副細胞
2
44上顎洞の開口部はどれか。
1.上鼻道
2.中鼻道
3.下鼻道
4.総鼻道
2
45甲状軟骨があるのはどこか。
1.中咽頭
2.下咽頭
3.喉頭
4.気管
3(2)
46正しいのはどれか。
1.腎臓は腹膜に包まれ間膜を有する。
2.腎臓は表層の髄質と深部の皮質からなる。
3.腎乳頭は腎盂(腎盤)に包まれる。
4.腎小体とそれに続く尿細管をネフロンという。
4
47泌尿器について誤っているのはどれか。
1.膀胱三角は左右の尿管口と内尿道口でつくられる。
2.膀胱三角の粘膜にはヒダがある。
3.膀胱括約筋は内尿道口周囲の平滑筋である。
4.尿道括約筋は尿道隔膜部周囲の横紋筋である。
2
48精子を産生するのはどれか。
1.曲精細管
2.直精細管
3.精管
4.精嚢
1
49男性ホルモンを分泌するのはどれか。
1.ライディッヒ細胞(間質細胞)
2.セルトリ細胞
3.精祖細胞
4.精子細胞
1
50ステロイドホルモンを分泌するのはどれか。
1.下垂体
2.甲状腺
3.副腎皮質
4.ランゲルハンス島
3
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