第15回柔道整復師過去問題 午前その2
51大脳皮質運動性言語野(ブローカ中枢)があるのはどこか。
1.前頭葉
2.頭頂葉
3.側頭葉
4.後頭葉
1
52錐体交叉があるのはどこか。
1.間脳
2.中脳
3.橋
4.延髄
4
53舌神経を分枝するのはどれか。
1.上顎神経
2.下顎神経
3.舌咽神経
4.舌下神経
2
54副交感神経線維を含まないのはどれか。
1.動眼神経
2.三叉神経
3.顔面神経
4.迷走神経
2
55頸神経叢の枝はどれか。
1.肩甲上神経
2.肩甲下神経
3.鎖骨上神経
4.鎖骨下筋神経
3
56正しいのはどれか。
1.尺骨神経は上腕骨内側上顆の前を通る。
2.正中神経は手根管を通過する。
3.総腓骨神経は下腿骨間膜を貫通する。
4.脛骨神経は外果の下を通る。
2
57正しいのはどれか。
1.表皮は単層立方上皮からなる。
2.皮下組織は疎性結合組織からなる。
3.毛包には大汗腺が開口する。
4.立毛筋は横紋筋である。
2
58感覚神経がシナプスを介さないで脳に至るのはどれか。
1.視覚器
2.味覚器
3.聴覚器
4.嗅覚器
4
59体表から触知できるのはどれか。
1.内耳孔
2.大後頭孔
3.眼窩下孔
4.下顎孔
3
60末梢神経を触知できるのはどれか。
1.坐骨結節
2.大腿骨小転子
3.大腿骨内側上顆
4.腓骨頸
4
61エネルギー源としてATPを必要とするのはどれか。
1.拡散
2.浸透
3.ろ過
4.能動輸送
4
62正常血漿の組成はどれか。
1.Na+ 140mEq/l、 K+ 5mEq/l、 Cl- 100mEq/l
2.Na+ 140mEq/l、 K+ 5mEq/l、 Cl- 10mEq/l
3.Na+ 10mEq/l、 K+ 140mEq/l、 Cl- 100mEq/l
4.Na+ 10mEq/l、 K+ 140mEq/l、 Cl- 10mEq/l
1
63血液凝固に関して正しいのはどれか。
1.ビタミンKが不足すると凝固能が低下する。
2.フィブリンは一次血栓を形成する。
3.カルシウムは血液凝固を抑制する。
4.プラスミンは抗凝固剤である。
1
64心周期の等容性収縮期に関して正しいのはどれか。
1.動脈弁が開いている。
2.第T心音が発生する。
3.心房筋が収縮する。
4.心室に血液が流入する。
2
65総断面積が最も大きいのはどれか。
1.大動脈
2.細動脈
3.毛細血管
4.大静脈
3
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66容量が増加すると血中酸素分圧が低下するのはどれか。
1.肺活量
2.肺胞換気量
3.死腔量
4.1回換気量
3
67酸素受容器が存在するのはどれか。2つ選べ。
1.肺胞壁
2.頸動脈小体
3.大動脈体
4.延髄
2 3
68ビタミンDに関して正しいのはどれか。
1.日光によって分解が促進される。
2.骨からのカルシウム動員を促進する。
3.腎臓で活性化される。
4.腸管からのカルシウム吸収を抑制する。
2or3
69胃液の分泌機序で誤っている組合せはどれか。
1.脳相 ―― 舌下神経
2.胃相 ―― ガストリン
3.胃相 ―― 迷走神経
4.腸相 ―― セクレチン
1
70消化吸収過程で正しい組合せはどれか。
1.ビタミン ―― カイロミクロン
2.蛋白質 ――― 細胞内消化
3.糖質 ―――― リンパ管
4.脂質 ―――― 担体輸送
2
71誤っている組合せはどれか。
1.ガストリン ―― 塩酸分泌促進
2.ガストリン ―― 胃運動促進
3.セクレチン ―― 膵液分泌促進
4.セクレチン ―― 胆嚢収縮促進
4
72低温に曝露されたときに起こるのはどれか。
1.立毛筋の収縮
2.代謝低下
3.発汗
4.皮膚血管拡張
1
73精神性発汗が起こりやすいのはどれか。
1.腹部
2.背部
3.手掌
4.大腿
3
/
74糸球体内血圧が47mmHg、血漿コロイド浸透圧が22mmHg、ボーマン嚢内圧が12mmHgのとき、糸球体ろ過圧はどれか。
1.81mmHg
2.57mmHg
3.37mmHg
4.13mmHg
4
75バゾプレッシンによって水の透過性が増すのはどれか。
1.近位尿細管
2.ヘンレの係蹄下行脚
3.ヘンレの係蹄上行脚
4.集合管
4
76甲状腺ホルモンの作用でないのはどれか。
1.水分保持
2.熱量産生
3.血糖上昇
4.脂質分解
1
77膵臓から分泌されないのはどれか。
1.インヒビン
2.ソマトスタチン
3.インスリン
4.グルカゴン
1
78骨密度が高くなるのはどれか。
1.骨軟化症
2.くる病
3.大理石骨病
4.骨粗鬆症
3
79体性神経によって調節されているのはどれか。
1.心筋
2.血管平滑筋
3.骨格筋
4.消化管平滑筋
3
80脊髄の後根が切断されたときに起こるのはどれか。
1.感覚障害のみ
2.運動麻痺のみ
3.感覚障害と運動麻痺
4.腱反射亢進
1
81視交叉が障害されたとき両眼の視野で欠損するのはどれか。
1.右側視野
2.左側視野
3.鼻側(内側)視野
4.耳側(外側)視野
4
82脊髄の左半分が損傷したときに病変部以下で障害されるのはどれか。2つ選べ。
1.左半身の温覚
2.右半身の温覚
3.左半身の深部感覚
4.右半身の深部感覚
2 3
83女性への性分化について誤っている組合せはどれか。
1.生殖隆起 ――― 卵巣
2.ウォルフ管 ―― 子宮
3.生殖結節 ――― 陰核
4.尿道ヒダ ――― 小陰唇
2
84精子形成と関係ないのはどれか。
1.プロラクチン
2.果糖
3.アンドロジェン
4.卵胞刺激ホルモン
1
85血中エストラジオール値が最も高くなる時期はどれか。
1.卵胞期
2.排卵前期
3.排卵期
4.黄体期
2
86関節可動域表示で基本肢位の足関節角度はどれか。
1.0度
2.10度
3.90度
4.100度
1
87運動の法則で誤っているのはどれか。
1.加速度は力の大きさに正比例する。
2.加速度は物体の質量に反比例する。
3.加速度は力の働く方向と反対方向に働く。
4.物体に作用する力は質量と加速度の積である。
3
88錐体路に含まれないのはどれか。
1.大脳皮質運動野
2.内包
3.大脳脚
4.脊髄後角細胞
4
89上腕二頭筋反射に直接関与するのはどれか。
1.正中神経
2.筋皮神経
3.尺骨神経
4.橈骨神経
2
90脊髄に反射中枢をもたないのはどれか。
1.緊張性頸反射
2.伸張反射
3.交差性反射
4.屈筋反射
無しor1
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91翼状肩甲に関与するのはどれか。
1.小胸筋
2.肩甲挙筋
3.広背筋
4.前鋸筋
4
92正常乳児でモロー反応が生後消失する時期はどれか。
1.3か月
2.6か月
3.9か月
4.12か月
2or1
93小児の歩行に関する発達過程で誤っている組合せはどれか。
1.5か月 ―― 体幹を支えて立位保持すると、下腿で支えて立位姿勢を保つ。
2.8か月 ―― 物につかまりひとりで立ち上がる。
3.1歳 ――― 階段の昇り動作ができるようになる。
4.2歳 ――― 転倒しないで走ることができる。
3
94自然歩行周期で両側支持期の占める比率はどれか。
1.5%
2.10%
3.20%
4.40%
3
95パーキンソン(Parkinson)病患者にみられるのはどれか。
1.トレンデレンブルグ歩行
2.小きざみ歩行
3.鶏歩
4.失調性歩行
2
96ビタミンB12欠乏による疾患はどれか。
1.くる病
2.悪性貧血
3.夜盲症
4.壊血病
2
97第U度熱傷の特徴はどれか。
1.炭化
2.潰瘍形成
3.発赤、紅斑
4.水疱形成
4
98環境ホルモン(内分泌撹乱物質)でないのはどれか。
1.ダイオキシン
2.アスベスト
3.PCB
4.DDT
2
/
99原虫でないのはどれか。
1.クリプトコッカス
2.赤痢アメーバ
3.膣トリコモナス
4.トキソプラズマ
1
100日和見感染症はどれか。
1.インフルエンザ
2.マラリア
3.サルモネラ症
4.カンジダ症
4
101廃用性萎縮はどれか。
1.老人の胸腺
2.水腎症
3.動脈硬化性萎縮腎
4.ギプス固定後の運動筋
4
102誤っている組合せはどれか。
1.肺うっ血 ―――― 左心不全
2.にくずく肝 ――― 肝硬変
3.下肢のうっ血 ―― 妊娠
4.腹水 ―――――― 門脈圧亢進
2
103肉芽組織の構成成分でないのはどれか。
1.線維芽細胞
2.マクロファージ
3.上皮細胞
4.毛細血管
3
104正しい組合せはどれか。
1.好酸球 ――― アレルギー性疾患
2.好塩基球 ―― IgG
3.好中球 ――― 抗体産生
4.リンパ球 ―― 異物貪食
1
105ターナー(Turner)症候群の染色体はどれか。
1.46,XX
2.46,XY
3.45,XO
4.47,XXY
3
106正しい組合せはどれか。
1.腺 癌 ――――― 癌真珠
2.扁平上皮癌 ――― 印環細胞癌
3.未分化癌 ―――― 小細胞癌
4.カルチノイド ―― 悪性非上皮性腫瘍
3
107正しい組合せはどれか。
1.マルファン(Marfan)症候群 ―― 伴性劣性遺伝
2.血友病 ―――――――――― 常染色体劣性遺伝
3.ダウン(Down)症候群 ――――― 21トリソミー
4.痛 風 ―――――――――― 常染色体優性遺伝
3
108奇形の原因となるウイルス感染はどれか。
1.風疹
2.麻疹
3.インフルエンザ
4.日本脳炎
1
109リハビリテーションについて誤っているのはどれか。
1.アフターケアである。
2.第三次予防である。
3.第三の医学と呼ばれている。
4.回復はできる限り可能な範囲までを目標としている。
3or1
110WHO憲章に述べられている健康について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.障害者も健常者も社会生活の中で幸福に共存できる状況である。
2.享受できる健康水準に対する権利は国の事情によって異なる。
3.病気でなく虚弱でない状態が健康である。
4.人々の健康のために個人と国は協力しなければならない。
1 4
111騒音性難聴で最初に障害される音域はどれか。
1.1,000Hz付近
2.2,000Hz付近
3.4,000Hz付近
4.8,000Hz付近
3
112住居環境について正しいのはどれか。
1.夏の家屋内気温は22〜23℃が適切である。
2.必要換気量は1人1時間あたり33m3である。
3.家屋内二酸化炭素の濃度は1.0%が基準である。
4.採光で入射角は4〜5度あればよい。
2
113下水処理について誤っているのはどれか。
1.活性汚泥中の好気性菌は有機物を分解浄化する。
2.合併処理浄化槽では嫌気性菌を利用する。
3.好気性処理で汚水中のリンが除去される。
4.処理された水は水質検査後放流される。
3
114廃棄物処理について誤っているのはどれか。
1.感染性廃棄物を医療施設内で焼却処理した後は一般廃棄物として扱う。
2.特別管理産業廃棄物の委託処理に管理票(マニフェスト)を使用する。
3.医療施設ごとに廃棄物処理計画を策定する。
4.家庭で飼っていた動物の死体を一般廃棄物として扱う。
無し4or1
115標本調査と比べて悉皆調査の特徴はどれか。
1.経費が少なく済む。
2.時間が節約できる。
3.対象選択が容易である。
4.計画立案が複雑である。
3
116母子保健について正しいのはどれか。
1.思春期は精神的に安定した時期である。
2.生後4週未満の死亡を乳児死亡という。
3.母子保健の基本的サービスは都道府県が担当する。
4.「健やか親子21」は母子保健の国民運動計画である。
4
117わが国の精神保健について正しいのはどれか。
1.精神病院入院患者で最も多いのは躁うつ病である。
2.通院医療費の公費負担制度がある。
3.精神の健康・不健康を決定する相対的尺度はない。
4.地域ケアよりも入院治療を重視する。
2
118原虫感染症でないのはどれか。
1.フィラリア症
2.クリプトスポリジウム症
3.トキソプラズマ症
4.マラリア
1
119垂直感染を起こすのはどれか。2つ選べ。
1.A型肝炎ウイルス
2.パラインフルエンザウイルス
3.サイトメガロウイルス
4.風疹ウイルス
3 4
120消毒薬について誤っている組合せはどれか。
1.フェノール系 ―――――― クレゾール石けん液
2.第4級アンモニウム系 ―― 塩化ベンザルコニウム
3.ビグアナイド系 ――――― グルコン酸クロルヘキシジン
4.アルデヒド系 ―――――― アルキルポリアミノエチルグリシン
4
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