第16回柔道整復師過去問題 午後その1
1柔道整復師免許の欠格事由はどれか。2つ選べ。
1.麻薬中毒者
2.罰金以上の刑に処せられた者
3.素行が不良である者
4.常習とばく者
1 2
2柔道整復師名簿登録の消除について正しいのはどれか。
1.死亡したときは戸籍法による手続きをもって完了
2.死亡したときは届出義務者が厚生労働大臣に申請
3.失踪の宣告を受けたときは届出義務者が都道府県知事に申請
4.消除の手続きをしないと処罰、
2
3柔道整復師の免許について正しいのはどれか。
1.試験に合格すれば免許証が送付される。
2.免許は国外でも有効である。
3.免許の申請には誓約書を提出する。
4.免許の申請は厚生労働大臣にする。
4
4応急の手当について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.患者の求めがあれば骨折の施術もできる。
2.応急手当後には医師に紹介する。
3.脱臼の患部を一応整復する。
4.医師の同意を得ずに引き続き施術を行う。
2 3
5施術所の開設届について正しいのはどれか。
1.開設者は柔道整復師でなければならない。
2.開設前に届け出なければならない。
3.開設の場所を記載しなければならない。
4.従業員の氏名と住所を記載しなければならない。
3
6柔道整復師が広告できないのはどれか。
1.予約制
2.出張施術
3.駐車設備
4.料金割引
4
7施術所の名称として正しいのはどれか。
1.〇〇東洋医学院
2.〇〇診療所
3.〇〇接骨院
4.〇〇柔道整復治療院
3
8行政処分について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.処分を受ける者には法人を含む。
2.処分は内閣総理大臣名で行う。
3.免許取消し処分に不服の場合は厚生労働大臣に異議申立てをする。
4.行政での処分なので裁判で争うことはできない。
1 3
9正しいのはどれか。
1.特定機能病院は都道府県知事の承認が必要である。
2.診療所は患者を入院させることができない。
3.地域医療支援病院は救急医療を提供する能力を有する。
4.介護老人保健施設は健康保険法の規定による施設である。
3
10正しいのはどれか。2つ選べ。
1.はり師は電気刺激を行うことができる。
2.理学療法士はマッサージを行うことができる。
3.看護師は助産行為を行うことができる。
4.柔道整復師は診断書を書くことができる。
1 2
11自立生活の考え方で誤っているのはどれか。
1.一定の範囲で社会的役割を果たす。
2.日分で意思決定をする。
3.他者に依存せずに生活ができる。
4.自らの生活をコントロールする。
3
12下位運動ニューロン障害でみられるのはどれか。
1.連合反応
2.共同運動
3.腱反射消失
4.痙縮
3
13機能障害に対するアプローチはどれか。
1.前腕切断に対する能動義手装着
2.片麻痺に対する利き手交換
3.関節拘縮に対する関節可動域訓練
4.障害児に対する就学支援
3
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14関節可動域の測定法で正しいのはどれか。
1.肩関節屈曲は前腕回外位で行う。
2.手関節屈曲は前腕回内位で行う。
3.股関節伸展は腹臥位で行う。
4.足関節伸展は膝関節伸展位で行う。
3
15フレンケル体操が適応となる病態はどれか。
1.深部感覚障害
2.体力低下
3.運動麻痺
4.関節拘縮
1
16熱到達度が最も深いのはどれか。
1.赤外線
2.極超短波
3.ホットパック
4.パラフィン浴
2
17装具の目的で誤っているのはどれか。
1.体重の支持
2.変形の予防
3.変形の矯正
4.麻痺の回復
4
18多発性脳梗塞による仮性球麻痺の症状はどれか。
1.筋固縮
2.囁下障害
3.認知症
4.排尿障害
2
19脳卒中左片麻痺患者を診たときに留意する症状はどれか。2つ選べ。
1.失語症
2.半側空間失認
3.観念失行
4.着衣失行
2 4
2025歳の男性。4か月前にオートバイ走行中転倒し、頚髄を損傷した。自宅復帰を目指してリハビリテーション専門病院に入院中である。訓練を開始しようとしたところ、頭痛・悪寒を訴えており、顔面には発汗がみられ、徐脈を呈している。数日来便秘が続いていた。考えられる病態はどれか。
1.起立性低血圧
2.自律神経過反射
3.脊髄ショック
4.うつ熱
2
21周産期における脳性麻痺の危険因子でないのはどれか。
1.痙攣
2.新生児仮死
3.哺乳力不足
4.バビンスキー反射陽性
4
22起坐位がみられるのはどれか。
1.肺炎
2.脳梗塞
3.破傷風
4.うっ血性心不全
4
23誤っている組合せはどれか。
1.単純性肥満 ―― カロリー摂取過剰
2.症候性肥満 ―― クッシング(Cushing)症候群
3.単純性やせ ―― 栄養吸収不良
4.悪液質 ―――― 慢性消耗性疾患
3
24羽ばたき振戦を呈するのはどれか。
1.低カルシウム血症
2.パーキンソン(Parkinson)病
3.ハンチントン(Huntington)舞踏病
4.肝硬変
4
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25歩行時に健側の骨盤が下がるのはどれか。
1.はさみ脚歩行
2.間欠性歩行
3.失調性歩行
4.トレンデレンブルグ(Trendelenburg)歩行
4
26誤っている組合せはどれか。
1.チアノーゼ ――― フアロー(Fallot)四徴症
2.浮腫 ―――――― 肝硬変
3.黄疸 ―――――― 溶血性貧血
4.スプーン様爪 ―― ネフローゼ症候群
4
27口腔内の所見で誤っている組合せはどれか。
1.ハンター(Hunter)舌炎 ―― 悪性貧血
2.イチゴ舌 ――――――――― 狸紅熱
3.再発性アフタ ――――――― ベーチェット(Behhcet)病
4.コプリック斑 ――――――― ジフテリア
4
28前頭部の腫脹をきたす疾患はどれか。
1.バセドゥ(Basedow)病
2.副甲状腺機能亢進症
3.流行性耳下腺炎
4.ターナー(Turner)症候群
1
29腹部が板状硬を呈するのはどれか。
1.急性汎発性腹膜炎
2.腸閉塞
3.腹水貯留
4.卵巣嚢腫
1
30打診で鼓音を呈するのはどれか。
1.肺炎
2.肺気腫
3.無気肺
4.肺水腫
2
31大脈を呈するのはどれか。
1.甲状腺機能低下症
2.貧血
3.大動脈弁閉鎖不全症
4.心筋梗塞
3
32右季肋部に強い圧痛があるのはどれか。
1.脂肪肝
2.胆嚢炎
3.虫垂炎
4.尿管結石
2
/
33低体温になるのはどれか。
1.虫垂炎
2.マラリア
3.悪性リンパ腫
4.甲状腺機能低下症
4
34障害されると深部腱反射が亢進するのはどれか。
1.末梢神経
2.脊髄前核
3.錐体路
4.神経根
3
35下肢の病的反射でないのはどれか。
1.オッペンハイム反射
2.バビンスキー反射
3.ワルテンベルグ反射
4.チャドック反射
3
36心筋梗塞を起こす危険因子(リスクファクター)でないのはどれか。
1.やせ
2.喫煙
3.高血圧
4.高脂血症
1
3742歳の女性。3日前から両側の下肢に赤い点状出血斑が出現している。今朝、歯肉から出血するようになり、止血しないため来院した。これまでに出血しやすかったことはない。除外できるのはどれか。
1.血友病
2.再生不良性貧血
3.急性骨髄性白血病
4.特発性血小板減少性紫斑病
1
38慢性膵炎で高値を示すのはどれか。
1.血清アルカリホスファターゼ
2.血清クレアチニン
3.尿中C−ペプチド
4.尿中アミラーゼ
4
39疾患と血中に増加するホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1.クッシング(Cushing)症候群 ―― コルチゾール
2.アジソン(Addison)病 ――――― ACTH
3.先端巨大症 ――――――――――― チロキシン
4.尿崩症 ――――――――――――― バソプレシン
4
40ネフローゼ症候群の所見で誤っているのはどれか。
1.下腿浮腫
2.血清総蛋白低下
3.尿蛋白陽性
4.低コレステロール血症
4
4120歳の女性。2週前から38℃台の発熱、両膝と両手の関節痛が持続し、
抗菌薬投与でも下熱せず、頬部に対称性の発疹が出現してきた。
また、以前から日光に当たると全身に発疹が出ることがあり、直射日光は避けていた。
考えられる疾患はどれか。
1.細菌性肺炎
2.結核
3.リウマチ熱
4.全身性エリテマトーデス
4
42正しい組合せはどれか。
1.パーキンソン(Parkinson)病 ―― 顔面筋麻痺
2.重症筋無力症 ―――――――――― 眼瞼下垂
3.筋萎縮性側索硬化症 ――――――― 外眼筋麻痺
4.多発性硬化症 ―――――――――― 眼球突出
2
43後天性免疫不全症候群(AIDS)について誤っているのはどれか。
1.HIVウイルスによって感染する。
2.飛沫感染を起こす。
3.CD4リンパ球の機能を低下させる。
4.日和見感染を起こす。
2
44熱傷の重症度判定に有用でないのはどれか。
1.年齢
2.性別
3.範囲
4.深度
2
45腺癌はどれか。
1.舌癌
2.腎癌
3.大腸癌
4.皮膚癌
3
46麻酔に使用しないのはどれか。
1.酸素
2.笑気
3.メタンガス
4.エーテル
3
47同系移植で正しいのはどれか。
1.同一個体内
2.一卵性双生児間
3.ヒト対ヒト
4.ヒト対チンパンジー
2
48救急蘇生術のABCで誤っているのはどれか。
1.気道確保
2.人工呼吸
3.強心剤投与
4.心臓マッサージ
3
49日動体外式除細動器(AED)の使用上誤っているのはどれか。
1.使用されているAEDが医療用具として薬事法上の承認を得ている。
2.放電ボタンを押すとき、対象者から離れなければならない。
3.使用者は医師か訓練を受けた看護師に限られる。
4.使用者が対象者の意識がないことを確認している。
3
5074歳の男性。階段で転落し頭部打撲。受傷時、神経学的検査、頭部CT検査で異常所見を認めなかったが、2か月後歩行がふらつき、尿失禁がみられた。考えられる病態はどれか。
1.慢性硬膜下血腫
2.脳挫傷
3.クモ膜下出血
4.急性硬膜外血腫
1
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