第4回柔道整復師過去問題 午後その1
1糖尿病の問診項目として適切でないのはどれか。
1.睡 眠
2.体 重
3.食 事
4.運 動
1
2視診について誤っている組合せはどれか。
1.脊柱後弯姿勢 ――――――― 脊椎カリエス
2.マン・ウェルニッケ姿勢 ―― 重症筋無力症
3.前かがみの姿勢 ―――――― パーキンソン病
4.エビ姿勢 ――――――――― 胆石症
2
3正しい組合せはどれか。
1.分回し歩行 ――― 脳性小児麻痺
2.はさみ状歩行 ―― バージャー病
3.アヒル歩行 ――― 前脛骨筋麻痺
4.突進歩行 ―――― パーキンソン病
4
4痛みを伴うリンパ節腫大はどれか。
1.化膿性リンパ節炎
2.結核性リンパ節炎
3.悪性リンパ腫
4.癌のリンパ節転移
1
5触診方法で正しいのはどれか。
1.訴える部位から触診する
2.ボアス点の判定は背臥位で行う
3.腎臓は側腹部前後を両手で挟む
4.筋萎縮は力を抜いた筋肉の硬さをみる
3
6体温について正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1.バセドウ病 ―― 微熱
2.敗血症――――― 弛張熱
3.マラリア ――― 稽留熱
4.膠原病 ―――― 周期的発熱
1 2
7速脈がみられないのはどれか。
1.大動脈弁閉鎖不全症
2.僧帽弁狭窄症
3.貧 血
4.甲状腺機能亢進症
2
8上肢の病的反射はどれか。2つ選べ。
1.ゴルドン反射
2.ホフマン反射
3.トレムナー反射
4.シェーファー反射
3
9正しい組合せはどれか。
1.橈骨神経麻痺 ―― 下垂手
2.尺骨神経麻痺 ―― 猿手
3.正中神経麻痺 ―― 鷲手
4.脛骨神経麻痺 ―― 尖足
1
10上位運動ニューロン障害でみられないのはどれか。
1.病的反射の出現
2.深部腱反射の亢進
3.神経原性筋萎縮
4.痙性麻痺
3
11ギラン・バレー症候群にみられないのはどれか。
1.両側顔面麻痺
2.呼吸障害
3.四肢鉛管現象
4.構音障害
3
12正しい組合せはどれか。
1.消化性潰瘍 ―― 下部消化管の潰瘍
2.腸閉塞 ―――― 腸内容の通過障害
3.肝硬変 ―――― 肝臓の悪性腫瘍
4.急性膵炎 ――― 膵臓の細菌感染
2
13消化器症状について誤っている組合せはどれか。
1.胸やけ ―――― 食道癌
2.心窩部痛 ――― 胃癌
3.粘血便 ―――― 大腸癌
4.右上腹部痛 ―― 胆石症
1
14腹膜炎でみられないのはどれか。
1.筋性防御
2.圧 痛
3.反動痛
4.腸蠕動音亢
4
15鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。
1.血清鉄値は低下する
2.高色素性貧血となる
3.子宮筋腫は一因となる
4.さじ状爪となる
2
16慢性関節リウマチについて正しいのはどれか。
1.手指関節炎はまれである
2.皮下結節を触れる
3.発作性の関節炎が多い
4.小児にはみられない
2
17誤っている組合せはどれか。
1.アジソン病 ――――― 色素沈着
2.褐色細胞腫 ――――― 高血圧
3.クッシング症候群 ―― 体重減少
4.粘液水腫 ―――――― 徐 脈
3
/
18ネフローゼ症候群で低下するのはどれか。
1.血清アルブミン
2.血清コレステロール
3.血清トリグリセリド
4.尿中蛋白量
1
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19心不全について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.左心不全では起坐呼吸がみられる。
2.右心不全では静脈圧が低下する。
3.心タンポナーデでは収縮不全がみられる。
4.高血圧性心不全は機械的障害による
1 4
20虚血性心疾患について誤っているのはどれか。
1.狭心症発作は一過性の心筋虚血で生じる
2.狭心症発作の持続は数分である
3.急性心筋梗塞では血清CKが増加する
4.冠危険因子には血清コレステロールの低下がある
4
21消毒・滅菌法について誤っている組合せはどれか。
1.ヨードホルム消毒法 ―― 手指・創傷
2.煮沸滅菌法 ―――――― 手術野・熱傷
3.ガス滅菌法 ―――――― 光学レンズ・ゴム製品
4.高圧蒸気滅菌法 ―――― 手術器具・ガーゼ
2
22局所麻酔法でないのはどれか。
1.脊椎麻酔
2.硬膜外麻酔
3.浸潤麻酔
4.静脈麻酔
4
23止血法について誤っているのはどれか。
1.出血部位を直接圧迫するのを結紮法という
2.駆血帯などで止血するのを緊縛法という
3.ガーゼなどをつめて止血するのを圧迫タンポン法という
4.内視鏡などを用いて塞栓・硬化させるのを血管内塞栓法という
1
24ショックについて正しいのはどれか。
1.循環血液量の増加が原因である
2.細菌感染も原因となる
3.出血性ショックは不可逆的である
4.心原性ショックは一過性である
2
25創傷について正しいのはどれか。
1.微小血管損傷は自然止血しない
2.損傷部が腫脹するのは血液成分の漏出による
3.リンパ球は壊死組織を分解吸収する
4.白血球は瘢痕組織の一部である
2
26外科的感染症と原因菌との組合せで誤っているのはどれか。
1.破傷風 ―― 嫌気性菌
2.窩織炎 ―― 結核菌
3.? ―――― ブドウ球菌
4.丹毒 ――― 溶血性連鎖球菌
2
27頭部外傷について正しいのはどれか。
1.巣症状が認められる場合は脳挫傷が疑われる
2.耳出血がある場合は後頭骨骨折が疑われる
3.受傷部の腫脹は硬膜外血腫による
4.開口障害は頭蓋底骨折が原因である
1
28正しい組合せはどれか。
1.植物状態 ―― 大脳障害
2.脳死 ―――― 脊髄損傷
3.痙攣 ―――― 慢性関節リウマチ
4.片頭痛 ――― 頭頸部筋持続的収縮
1
29交通外傷による腹部鈍的損傷で正しいのはどれか。
1.ハンドルによる上腹部打撲で消化管損傷が生じる
2.肋骨骨折を伴う場合には膵損傷が多い
3.シートベルトによる皮膚圧痕は特に処置を要しない
4.前腹壁打撲により腎損傷が生じる
1
30胸・腹部複合型外傷で優先して行う処置はどれか。2つ選べ。
1.気道確保
2.血管確保
3.創部清浄化
4.骨折部処置
1 2
31分裂膝蓋骨について正しいのはどれか。
1.女性に多い
2.無症状のものが多い
3.骨折後の偽関節である
4.膝蓋骨が4つ以上に分裂する
2
32神経病性関節症の原因疾患について誤っているのはどれか。
1.脊髄空洞症
2.糖尿病
3.脊髄癆
4.痛 風
4
33神経根引き抜き損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.牽引損傷である。
2.軸索反射は陽性である。
3.脊髄造影像では異常を認めない。
4.予後は良好である
1 2
34関節液の性状について誤っているのはどれか。
1.変形性関節症では混濁している
2.痛風発作時は針状結晶を認める
3.関節内骨折では脂肪滴を認める
4.前十字靱帯損傷では血性となる
1
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35二次性骨粗鬆症として誤っているのはどれか。
1.妊娠後骨粗鬆症
2.末端肥大症に伴う骨粗鬆症
3.甲状腺機能亢進症に伴う骨粗鬆症
4.廃用性骨粗鬆症
1
36正しいのはどれか。
1.デュピュートレン拘縮は狭窄性腱鞘炎である
2.ヘバーデン結節はPIP関節の変形性関節症である
3.ヘバーデン結節はPIP関節の変形性関節症である
4.マレットフィンガーには骨折または腱断裂がある
4
/
3740〜60歳に好発する腫瘍はどれか。
1.骨肉腫
2.多発性骨髄腫
3.ユーイング肉腫
4.神経芽細胞腫
2
38無腐性骨壊死の発症部位について正しい組合せはどれか。
1.オスグッド病 ―――― 大腿骨
2.キーンベック病 ――― 月状骨
3.ショイエルマン病 ―― 上腕骨
4.ペルテス病 ――――― 足舟状骨
2
39手根管症候群について誤っているのはどれか。
1.女性に多い
2.腎透析の患者にみられる
3.小指球筋萎縮が起こる
4.神経伝導テストに遅延がみられる
3
40腱板について誤っているのはどれか。
1.肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋から成る
2.損傷は中年の男性に多い
3.棘下筋腱が最も損傷されやすい
4.損傷の確定診断には関節造影を行う
3
41国際的障害分類と解決方法との組合せで誤っているのはどれか。
1.機能形態障害 ―― 関節可動域訓練
2.能力低下 ―――― 日常生活動作訓練
3.社会的不利 ――― 車椅子の使用
4.社会的不利 ――― 公共交通機関の整備
3
42運動方向について誤っている組合せはどれか。2つ選べ。
1.肩関節伸展 ――― 上腕を矢状面内で後方に動かす。
2.母指掌側外転 ―― 母指を手掌と直角の方向に動かす。
3.股関節外転 ――― 下肢を長軸に沿って外側にひねる。
4.足関節背屈 ――― 足部を足底の方向に動かす
3 4
43徒手筋力テストについて誤っている組合せはどれか。2つ選べ。
1.Normal(筋力5)―― 強い抵抗に逆らって全可動域を動かせる。
2.Good(筋力4) ―― 抵抗に逆らって可動域の一部を動かせる。
3.fair(筋力3) ―― 重力の影響を取り除くと全可動域を動かせる。
4.Trace(筋力1) ―― 筋の収縮を確認できるが関節を動かせない。
2 3
44漸増的筋力強化法で正しいのはどれか。
1.ボイタ法
2.ブルンストローム法
3.ボバース法
4.デュローム法
4
45物理療法で正しいのはどれか。
1.超音波は体内金属がある時には使用できない
2.ホットパックは心臓ペースメーカー使用者には使用できない
3.赤外線は椎弓切除部には使用できない
4.極超短波は感覚脱失部には使用できない
4
46下肢装具の主要目的で誤っているのはどれか。
1.体重支持
2.固 定
3.喪失部位の補てん
4.変形予防
3
47脳卒中で誤っているのはどれか。
1.老人では脳出血が脳梗塞より多い
2.糖尿病は危険因子の一つである
3.発症直後では弛緩性麻痺となる
4.膝関節の伸展位変形拘縮を起こしやすい
1
48片麻痺の能力障害に対する治療で正しいのはどれか。
1.利き手交換
2.筋持久力改善
3.運動麻痺改善
4.関節可動域改善
1
49脳性麻痺で正しいのはどれか。
1.進行性である
2.筋肉に仮性肥大がある
3.痙直型が多い
4.精神機能低下がある
3
50五十肩の急性期治療で適切でないのはどれか。
1.コッドマン体操
2.他動的外旋運動
3.温熱療法
4.自動介助運動
2
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