第6回柔道整復師過去問題 午前その2
51 副腎髄質ホルモンの作用について誤っているのはどれか。
1. 血圧上昇
2. 熱産生増加
3. 交感神経抑制
4. 肝グリコーゲン分解促進
3
52 神経の興奮伝導について正しいのはどれか。
1. 活動電位は一方向へ伝導する
2. 活動電位は減衰する
3. 活動電位は隣接する軸索に乗り移る
4. 伝導速度は軸索の太さに比例する
4
53 横紋筋収縮時について誤っているのはどれか。
1. ATPの分解
2. アクチンとミオシンとの結合
3. A帯の幅の変化
4. トロポニンとカルシウムイオンとの結合
3
54 近くの物体を見る場合について誤っているのはどれか。
1. 焦点距離の短縮
2. 角膜の曲率の変化
3. 毛様体筋の収縮
4. 水晶体の厚みの増加
2
55 性周期について誤っているのはどれか。
1. 排卵の直前にプロゲステロン血中濃度が最高になる
2. 卵巣周期の黄体期は月経周期の分泌期に対応する
3. 卵胞期では卵胞刺激ホルモンの血中濃度が高い
4. 基礎体温は卵胞期よりも黄体期の方が高い
1
56 体幹筋の作用で正しいのはどれか。
1. 右外腹斜筋は右側屈に働く
2. 腹直筋は伸展に働く
3. 右腰方形筋は左側屈に働く
4. 最長筋は屈曲に働く
1
57 膝関節の運動で正しいのはどれか。
1. 前十字靱帯は完全伸展位で弛緩する
2. 屈曲の最終段階ではすべり運動である
3. 完全伸展位から初期屈曲には外旋が起こる
4. 後十字靱帯は脛骨の前方への逸脱を防ぐ
2
58 股関節の外転作用のないのはどれか。
1. 縫工筋
2. 中殿筋
3. 大腿筋膜張筋
4. 薄筋
4
59 肩甲骨に作用する筋で正しい組合せはどれか。
1. 大菱形筋 ―― 上方回旋
2. 僧帽筋 ――― 下方回旋
3. 前鋸筋 ――― 外転
4. 小胸筋 ――― 内転
3
60 肩関節の外転運動について正しいのはどれか。
1. 運動軸は垂直軸である
2. 運動軸は前額水平軸である
3. 運動面は前額面である
4. 運動面は矢状面である
3
61 筋とてことの組合せで誤っているのはどれか。
1. 片足で立った時の中殿筋 ―――― 第1のてこ
2. つま先立ちする時のヒラメ筋 ―― 第2のてこ
3. 肩の屈曲時の三角筋 ―――――― 第3のてこ
4. 肘の屈曲時の上腕二頭筋 ―――― 第1のてこ
4
62 誤っているのはどれか。
1. 一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう
2. 重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう
3. 正常歩行では遊脚相は歩行周期の25%を占める
4. 走行時には両脚支持期が消失する
3
63 正中神経麻痺により障害される母指運動はどれか。
1. 橈側外転
2. 内 転
3. 伸 展
4. 対 立
4
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64 骨格筋の神経支配について誤っているのはどれか。
1. α運動神経は錘外筋線維を支配する
2. γ運動神経は錘内筋線維を支配する
3. Ia求心性神経は筋紡錘から出る
4. U求心性神経は腱紡錘から出る
4
65 足関節の内返しをするのはどれか。
1. 長腓骨筋
2. 前脛骨筋
3. 長指伸筋
4. ヒラメ筋
2
66 二重体でないのはどれか。
1. 一卵性双生児
2. 寄生体
3. 紙様胎児
4. 真性半陰陽
4
67 放射線について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. エックス線は粒子線である
2. 骨髄は感受性が高い
3. 白血病の原因となる
4. 低増殖能の組織が強く障害される
2 3
68 ウイルス性疾患はどれか。
1. 水 痘
2. コレラ
3. ペスト
4. 破傷風
1
69 早期胃癌について誤っているのはどれか。
1. 癌の深さが粘膜下層にとどまる
2. 内視鏡所見ではボルマン分類を用いる
3. リンパ節転移の有無は問わない
4. 5年生存率は95%以上である
2
70 細胞性免疫に関係しない細胞はどれか。
1. Bリンパ球
2. マクロファージ
3. ヘルパーTリンパ球
4. サプレッサーTリンパ球
1
71 進行性筋ジストロフィーの仮性肥大で正しいのはどれか。
1. 筋組織の増加
2. 脂肪組織の増加
3. 線維組織の増加
4. 神経組織の増加
2
72 炎症について誤っているのはどれか。
1. カタル性炎では粘膜からの分泌が亢進する
2. 線維素性炎では線維素が析出する
3. 化膿性炎は細菌の感染による
4. 蜂窩織炎は腐敗菌の感染による
4
73 結核について正しいのはどれか。
1. 化膿性炎
2. 出血性炎
3. 肉芽腫性炎
4. 漿液性炎
3
74 誤っている組合せはどれか。
1. 有機水銀 ――― 水俣病
2. ヒ素 ――――― 四日市喘息
3. カドミウム ―― イタイイタイ病
4. キノホルム ―― スモン病
2
75 壊血病に関係するのはどれか。
1. ビタミンA
2. ビタミンB1
3. ビタミンC
4. ビタミンD
3
76 第V度熱傷はどれか。
1. 真皮血管拡張
2. 水疱形成
3. 紅 斑
4. 潰瘍形成
4
77 癌の全身への影響で誤っているのはどれか。
1. 尿崩症
2. 悪液質
3. 感 染
4. 発 熱
1
78 出血について誤っているのはどれか。
1. 動脈性は鮮紅色である
2. 静脈性は動脈性に比較して緩徐である
3. タール便は上部消化管出血を意味する
4. 肺からの出血は吐血である
4
79 疫学の内容について誤っているのはどれか。
1. 環境の要因
2. 予防接種
3. 予防対策の樹立
4. 健康状態
2
80 衛生統計指標で正しいのはどれか。
1. 罹患率はある時点を定めて調査する
2. 平均寿命は地域では求めない
3. 乳児死亡率は母子保健水準を示さない
4. 有病率は静態統計である
4
81 母子保健について誤っているのはどれか。
1. 風疹罹患は奇形の原因となる
2. 周産期死亡は生後1か月未満の死亡を含む
3. 死産の原因として最も多いのは妊娠中毒症である
4. 生下時体重2,500g以下の者を低体重児という
2
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82 職業病について誤っているのはどれか。
1. じん肺は珪肺が多い
2. 高圧環境は潜函病の原因となる
3. 騒音による聴力障害は低音域からはじまる
4. 振動は白ろう病の原因となる
3
83 食中毒の原因として誤っているのはどれか。
1. 腸炎ビブリオ
2. 赤痢菌
3. PCB
4. テトロドトキシン
2
84 水道法による水質基準で検出されてはならないのはどれか。
1. 大腸菌
2. 六価クロム
3. 水 銀
4. シアン
1
85 感染性廃棄物の処理について正しいのはどれか。
1. 包装すれば一般廃棄物と一緒に処理してよい
2. 自家の焼却炉で焼却してはいけない
3. 専門の処理業者に委託してはいけない
4. オートクレーブで滅菌したガーゼは一般廃棄物と一緒に処理してよい
4
86 大気汚染に係る国の環境基準値が定められていない物質はどれか。
1. 二酸化いおう
2. 二酸化窒素
3. 二酸化炭素
4. 一酸化炭素
3
/
87 住民からの公害に関する苦情件数で最も多いのはどれか。
1. 騒音・振動
2. 水質汚濁
3. 大気汚染
4. 悪 臭
1
88 正しい組合せはどれか。
1. 真菌 ―――――― マラリア
2. 原虫 ―――――― ヘルペス
3. リケッチア ――― 風 疹
4. スピロヘータ ―― 梅 毒
4
89 予防接種法による定期予防接種の対象疾病はどれか。
1. インフルエンザ
2. 結 核
3. 日本脳炎
4. 流行性耳下腺炎
3
90 消毒について誤っている組合せはどれか。
1. 井戸水 ―― ホルマリン
2. 吐物 ――― 生石灰
3. 食器 ――― 煮 沸
4. 寝具 ――― 日 光
1
91 柔道整復師として施術を行うことができないのはどれか。
1. 免許証を失ったとき
2. 免許を受けた時と異なる氏名となったとき
3. 免許を受けた時と異なる国籍となったとき
4. 試験に合格し免許の申請をしたとき
4
92 柔道整復師名簿の登録事項はどれか。2つ選べ。
1. 試験合格の年月
2. 業務の停止の処分
3. 年 齢
4. 卒業した養成施設名
1 2
93 柔道整復師名簿の訂正を申請すべきときはどれか。2つ選べ。
1. 本籍地を他の都道府県に変更したとき
2. 住所を他の都道府県に変更したとき
3. 開設している施術所の場所を変更したとき
4. 結婚して改姓したとき
1 4
94 柔道整復師免許の取消しについて正しいのはどれか。
1. 保健所長は免許を取り消すことができる。
2. 免許取消しの後に再免許されることはない。
3. 10日以内に免許証明書(免許証)を返納しなければならない。
4. 免許取消しの前に弁明の機会が与えられる
4
95 正しい組合せはどれか。
1. 歯科診療 ――― 歯科衛生士
2. 薬の処方 ――― 薬剤師
3. 診療の補助 ―― 看護婦
4. 手芸、工作 ―― 理学療法士
3
96 正しいのはどれか。
1. 医師は無試験で柔道整復師の免許を取得することができる。
2. 無報酬であればだれでも柔道整復を業として行える。
3. 柔道整復師の免許資格は業務独占である。
4. 無免許で柔道整復を業として行うと15万円以下の罰金に処せられる
3
97 柔道整復の業務で正しいのはどれか。
1. 骨折の患部に施術する場合の医師の同意は整形外科の医師に限られる。
2. 捻挫の患部に施術する場合は医師の同意を必要としない。
3. 捻挫の患部に施術する場合は医師の同意を必要としない。
4. 応急手当として止血薬を注射することができる
3
98 誤っているのはどれか。
1. 施術所を開設した者は、開設後10日以内に届け出なければならない。
2. 施術所の開設者は、柔道整復師でなくてもよい。
3. 施術所の開設の際の届出事項には、施術所の平面図が含まれる。
4. 施術所の開設の届出は、柔道整復師の住所地の都道府県知事に行う
4
99 施術所の名称として使用できるのはどれか。
1. ○○接骨院
2. ○○柔道整復クリニック
3. ○○ほねつぎ科療院
4. ○○整骨医院
1
100 柔道整復師の業務で誤っているのはどれか。
1. エックス線を照射した場合、診療放射線技師法違反となる。
2. エックス線写真で診断した場合、医師法違反となる。
3. 薬品の投与を行った場合、薬事法違反となる。
4. 販売の目的で調剤した場合、薬剤師法違反となる
3
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