第6回柔道整復師過去問題 午後その1
1 誤っている組合せはどれか。
1. 筋萎縮性側索硬化症 ―― 猿手
2. 尺骨神経麻痺 ――――― 鷲手
3. 腓骨神経麻痺 ――――― 踵足
4. 慢性関節リウマチ ――― 手指の尺側偏位
3
2 打診について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 肺気腫では肺肝境界は上昇する
2. 心嚢液貯留では心濁音界は拡大する
3. 麻痺性イレウスでは鼓音が増強する
4. 腹部腫瘤では清音を呈する
2 3
3 聴診について誤っているのはどれか。
1. 胸膜炎ではラ音が聴取される
2. 肺気腫では心音は減弱する
3. 腸管の狭窄でグル音は増強する
4. 大動脈炎症候群で血管雑音を聴取する
1
4 心筋梗塞について誤っているのはどれか。
1. 冠動脈の閉塞によつて発症する
2. 糖尿病は危険因子である
3. 心電図で異常Q波がみられる
4. 狭心症に比べ予後は良好である
4
5 誤っている組合せはどれか。
1. 低カルシウム血症 ―― テタニー
2. 重症筋無力症 ―――― ベル現象
3. ウイルソン病 ―――― はばたき振戦
4. クッシング症候群 ―― 満月様顔貌
2
6 進行性筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
1. 失調性歩行
2. アヒル歩行
3. 鶏 歩
4. 分廻し歩行
2
7 パーキンソン病について正しいのはどれか。
1. 登はん性起立
2. 丸薬丸めよう運動
3. 筋萎縮
4. 振子様運動
2
8 ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。
1. 呼吸障害
2. 両側顔面麻痺
3. 急性四肢脱力
4. 尿失禁
4
9 誤っている組合せはどれか。
1. 樽状胸 ―― 肺気腫
2. 鳩胸 ――― 骨粗鬆症
3. 漏斗胸 ―― マルファン症候群
4. 翼状頸 ―― ターナー症候群
2
10 正しい組合せはどれか。
1. 腹部膨隆 ―――― 食道癌
2. 腹部陥凹 ―――― 急性膵炎
3. メズサの頭 ――― 肝硬変
4. 赤色皮膚線条 ―― アジソン病
3
11 急性虫垂炎でみられるのはどれか。
1. 吃 逆
2. 胸やけ
3. 嘔 吐
4. 血 便
3
12 機械的腸閉塞にみられないのはどれか。
1. 腹 痛
2. 腹部膨満
3. 下 痢
4. 腸蠕動不穏
3
13 大腸癌が最も多い部位はどれか。
1. 上行結腸
2. 横行結腸
3. 下行結腸
4. 直 腸
4
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14 視診について正しい組合せはどれか。
1. クモ状血管腫 ―― クッシング症候群
2. チアノーゼ ――― 甲状腺機能低下症
3. 仮面様顔貌 ――― アジソン病
4. 太鼓バチ指 ――― 肺気腫
4
15 誤っている組合せはどれか。
1. 眼振 ―――――― アルツハイマー病
2. 共同偏視 ―――― 脳血管障害
3. 眼球結膜黄染 ―― 胆石症
4. 眼瞼下垂 ―――― 重症筋無力症
1
/
16 口腔内の視診について正しい組合せはどれか。
1. コプリック斑 ―― 猩紅熱
2. イチゴ舌 ―――― ジフテリア
3. アフタ ――――― ベーチェット病
4. 歯肉色素沈着 ―― 悪性貧血
3
17 バセドウ病にみられるのはどれか。
1. 食欲減退
2. 頻 脈
3. 眼球陥凹
4. 肥 満
2
18 糖尿病の症状について誤っているのはどれか。
1. 体重減少
2. 眼球突出
3. 多 尿
4. 意識障害
2
19 慢性関節リウマチの症状で誤っているのはどれか。
1. 皮下結節
2. 虹彩炎
3. 蝶形紅斑
4. 関節強直
3
20 創傷治癒を遅らせる因子について誤っているのはどれか。
1. 低蛋白血症
2. 脳圧亢進症
3. 低酸素血症
4. ビタミンK欠乏症
2
21 創傷治癒を遅らせる因子について誤っているのはどれか。
1. 低蛋白血症
2. 脳圧亢進症
3. 低酸素血症
4. ビタミンK欠乏症
2
22 ショックについて誤っている組合せはどれか。
1. 心原性ショック ―――― 心筋梗塞
2. 細菌性ショック ―――― 消化管穿孔
3. 体液喪失性ショック ―― 大出血
4. 神経原性ショック ――― 肝破裂
4
23 輸血による副作用について誤っているのはどれか。
1. 抗原抗体反応
2. ウイルス感染
3. 高脂血症
4. 肝機能障害
3
24 鎮痛・鎮静処置で正しい組合せはどれか。
1. 顔面痙攣 ――― 三叉神経ブロック
2. 抜歯 ――――― 表面麻酔
3. 無痛分娩 ――― 脊椎麻酔
4. 痔核切除術 ―― 浸潤麻酔
3
25 止血法で正しいのはどれか。
1. 顔面損傷の場合はベロックのタンポン法による
2. 骨からの出血は結紮する
3. 手指切創の出血は電気凝固法を実施する
4. 深層からの出血はミクリッツタンポン法による
4
26 心肺蘇生法で正しいのはどれか。
1. 口対口人工呼吸時にはマウスピースを装着する
2. 心マッサージはベッドにあげて行う
3. 小児に対する心マッサージは剣状突起部を圧迫する
4. 気道確保は頭部後屈あご先挙上で行う
4
27 頭部外傷で正しい組合せはどれか。
1. 脳挫傷 ―――― 頭部皮下血腫
2. 硬膜外血腫 ―― 円蓋部陥没骨折
3. 硬膜下血腫 ―― 頭蓋底骨折
4. 髄液漏 ―――― 下顎骨骨折
2
28 脳卒中で正しい組合せはどれか。
1. 脳幹部出血 ――― 意識清明
2. 脳血栓 ――――― 一過性脳虚血発作
3. 脳動脈瘤破裂 ―― 脊髄性ショック
4. 小脳出血 ―――― 呼吸停止
2
29 胸壁損傷の合併症で正しいのはどれか。
1. 乳び胸は縦隔損傷時に認められる
2. フレイルチェストは肋骨骨折時に合併しない
3. 横隔膜ヘルニアは開放性胸壁損傷の合併症である
4. 心タンポナーデは多発性肋骨骨折に合併する
1
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30 腹部臓器損傷について正しいのはどれか。
1. 肝破裂では腹部腫瘤を認める
2. 下部腸管穿孔では腹鳴が亢進する
3. 脾損傷では出血性ショックが起こらない
4. 腎損傷では血尿を認める
4
31 大腿骨骨頭すべり症について誤っているのはどれか。
1. 男児に多い
2. 下肢は外旋位をとる
3. 骨頭は前方に転位する
4. 手術療法が適切である
3
32 筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。
1. 10歳代が好発年齢である
2. 女性に多い
3. 上肢近位の筋萎縮ではじまる
4. 知覚障害がない
4
33 急性阻血症状における5Pの徴候でないのはどれか。
1. 腫 脹
2. 知覚異常
3. 脈拍消失
4. 疼 痛
1
34 誤っているのはどれか。
1. 先天性股関節脱臼は変形性股関節症の原因となる
2. 特発性大腿骨骨頭無腐性懐死はアルコール中毒でみられる
3. 外反母趾では扁平足変形を呈する
4. 先天性内反足では距骨が垂直位変形を呈する
4
/
35 誤っている組合せはどれか。
1. ジェファーソン骨折 ―― 環 椎
2. ハングマン骨折 ―――― 軸 椎
3. ジョーンズ骨折 ―――― 胸 椎
4. チャンス骨折 ――――― 腰 椎
3
36 脊椎カリエスについて誤っているのはどれか。
1. 非定型抗酸菌
2. ポット麻痺
3. 亀 背
4. 冷膿瘍
1
37 誤っている組合せはどれか。
1. 二分脊椎 ―――――― 髄膜瘤
2. 特発性脊柱側彎症 ―― 色素斑
3. 腰部脊柱管狭窄症 ―― 間欠性跛行
4. 脊髄空洞症 ――――― 知覚解離
2
38 骨腫瘍について誤っている組合せはどれか。
1. 骨肉腫 ―――――――― スピクラ
2. 神経芽細胞腫骨転移 ―― 血清VMA
3. ユーイング肉腫 ―――― 好酸球性肉芽
4. 多発性骨髄腫 ――――― 骨打ち抜き像
3
39 先天性骨系統疾患について正しいのはどれか。
1. 軟骨無形成症では体幹に比べて手足が長い
2. マルファン症候群はクモ状指を呈する
3. 骨形成不全症の骨折は癒合が遷延する
4. 大理石骨病では骨萎縮がみられる
2
40 疾患と検査法との組合せで誤っているのはどれか。
1. 悪性骨腫瘍 ―――― 血管造影
2. 半月板損傷 ―――― 関節腔造影
3. 脊髄腫瘍 ――――― MRI
4. 椎間板ヘルニア ―― RIシンチグラフィ
4
41 障害の社会的不利で正しいのはどれか。
1. 入浴に介助が必要である
2. コミュニケーションができない
3. 文字が書けない
4. 通勤ができない
4
42 日常生活動作に含まれないのはどれか。
1. 身体を洗う
2. 化粧をする
3. シャツを着る
4. 計算をする
4
43 適切な組合せはどれか。
1. 極超短波 ―――― ペースメーカー
2. パラフィン浴 ―― 開放創
3. 寒冷療法 ―――― レイノー病
4. 超音波 ――――― 体内金属
4
44 廃用症候群でないのはどれか。
1. 起立性低血圧
2. 関節拘縮
3. 筋固縮
4. 褥 瘡
3
45 作業療法に含まれないのはどれか。
1. 日常生活動作訓練
2. 家事動作訓練
3. 職業訓練
4. 義手訓練
3
46 体幹装具でないのはどれか。
1. テイラー型
2. カナディアン型
3. ウィリアムズ型
4. フィラデルフィア型
2
47 自助具でないのはどれか。
1. リフター
2. 差し込み式スプーン
3. 簡易便座
4. 風呂用てすり
1
48 脳卒中で誤っているのはどれか。
1. 運動麻痺は中枢から末梢に回復する
2. 弛緩性麻痺から痙性麻痺に変化する
3. 言語障害には失語症と構音障害とがある
4. 球麻痺による嚥下障害が起こる
4
49 病態と治療との組合せで正しいのはどれか。
1. 褥瘡 ―― 良肢位保持
2. 痙縮 ―― 電気治療
3. 拘縮 ―― 伸張法
4. 失調 ―― 関節可動域訓練
3
50 脳性麻痺で誤っているのはどれか。
1. 未熟児では両麻痺が多い
2. 出産時外傷では片麻痺が多い
3. 無酸素性脳症ではアテトーゼ型麻痺が多い
4. 核黄疸では失調型が多い
4
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