44 感染とその原因菌との組合せで正しいのはどれか。
1 IVHのカテーテル感染—-アスペルギウス
2 化膿性骨髄炎———–ブドウ球菌
3 丹毒——————-ウェルシュ菌
4 ガス壊疽—————溶血性連鎖球菌
2
45 癌腫と比較した肉腫の特徴で正しい組合せはどれか。
1 年齢——若年者
2 頻度——多い
3 発育速度–遅い
4 予後——良い
1
46 滅菌効果があるのはどれか。
1 アルコール
2 酸化エチレンガス
3 クロルヘキシジン
4 次亜塩素酸ナトリウム
2
/
47 基本的外科手技で正しいのはどれか。
1 男結びより女結びの方が緩みにくい。
2 抜糸の時期は顔面の方が体幹部より早い。
3 糸の周囲に炎症が及ぶときは抜糸を遅らせる。
4 皮下膿瘍の切開はランゲル皮膚割線に垂直に行う。
2
48 麻酔で正しいのはどれか。
1 腰椎穿刺後の頭痛は座位で悪化する。
2 悪性高熱症は麻酔終了後に発生する。
3 硬膜外麻酔では筋弛緩薬を併用する。
4 ラリンジアルマスクでは誤嚥性肺炎を予防することができる。
1
49 一卵性双生児間の臓器移植はどれか。
1 自家移植
2 同系移植
3 異系移植
4 異種移植
2
50 出血時の一次止血に関与するのはどれか。
1 白血球
2 赤血球
3 血小板
4 フィブリン
3
/
51 60歳の男性。突然の激しい頭痛で来院した。
最も考えられる疾患はどれか。
1 脳梗塞
2 脳腫瘍
3 てんかん
4 くも膜下出血
4
52 腰髄損傷に起こる症状で誤っているのはどれか。
1 呼吸障害
2 歩行障害
3 膀胱障害
4 直腸障害
1
53 シートベルトを着用しないで運転中、交通事故が発生し搬入された。緊急CT検査で後腹膜腔に多量の血腫を認めた。損傷を受けている臓器はどれか。
1 小腸
2 肝臓
3 膵臓
4 脾臓
3
54 25歳の男性。バイク運転中に転倒し救急外来に搬入された。来院時上腹部痛を訴えた。施行した立位胸部エックス線写真を別に示す。所見として正しいのはどれか。
1 心拡大
2 胸水貯留
3 横隔膜ヘルニア
4 腹腔内遊離ガス
4
問44
熱傷で正しいのはどれか。
1 乳幼児の熱傷範囲の診断に9の法則を用いる。
2 Ⅲ度熱傷で強い痛みを感じる。
3 気道熱傷を合併した場合は重症に分類される。
4 広範囲熱傷患者では胃粘膜障害は発生しにくい。
答え.3
問45
蜂窩織炎で正しいのはどれか。
1 発赤を伴わない腫脹がある。
2 原因として真菌感染が多い。
3 びまん性化膿性炎症である。
4 治療は切開排膿が基本となる。
答え.3
問46
犬に手の甲を約2㎝長咬まれた。適切でない処置はどれか。
1 生理食塩水での洗浄
2 デブリドマン
3 一次縫合
4 抗菌薬投与
答え.3
問47
輸血の副作用で正しいのはどれか。
1 滴下速度と無関係に発生する。
2 移植片対宿主反応(GVHD)がある。
3 発疹は出現すると長時間持続する。
4 腎不全は不適合輸血直後に起こる。
答え.2
問48
麻酔で誤っているのはどれか。
1 胃液の誤嚥による肺炎をメンデルソン症候群という。
2 悪性高熱症ではアルカローシスを起こす。
3 筋弛緩薬使用時は呼吸管理が必要である。
4 前投薬の目的の一つに気道分泌の抑制がある。
答え.2
問49
対処法で誤っている組合せはどれか。
1 喀血——-気管支動脈カテーテル塞栓術
2 鼻出血—–ベロックのタンポン法
3 出血性胃潰瘍—–内視鏡的止血術
4 心タンポナーデ—冠動脈ステント留置
答え.4
問50
循環血液量減少性ショックをきたしうる病態はどれか。
1 熱傷
2 急性心筋梗塞
3 敗血症
4 緊張性気胸
答え.1
問51
心臓マッサージで正しいのはどれか。
1 肘はまっすぐに伸ばして圧迫する。
2 両手は重ねず広く圧迫する。
3 心窩部を強く速く圧迫する。
4 1分間に80回圧迫する。
答え.1
問52
胸部外傷で正しいのはどれか。
1 肋骨骨折の好発部位は第1~3肋骨である。
2 緊張性気胸の治療は酸素療法である。
3 第5~8肋骨の連続性多発骨折で胸郭動揺を起こしやすい。
4 内開放性気胸では膿胸を起こしやすい。
答え.3
問53
腹部外傷で正しいのはどれか。
1 鋭的外傷の多くは交通事故が原因である。
2 脾損傷の治療に血管塞栓術がある。
3 肝損傷で腹腔内フリーエアーがみられる。
4 腹部交通外傷では単発外傷のことが多い。
答え.2
問54
16歳男子。柔道練習中、畳に激しく頭をぶつけて10秒間の意識消失を起こした。1時間後には神経症状もなく、頭痛もなかった。正しいのはどれか。
1 2度脳しんとうに相当する。
2 意識が改善すれば神経学的検査は必要ない。
3 翌日の練習を許可する。
4 セカンドインパクトシンドロームに注意する。
答え.4
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