外科学2

 

21 正しいのはどれか。

 

1. 創傷の二次的治癒とは縫合によるものである
2. 血流障害は創傷治癒を遅らせる局所因子である
3. 気道熱傷はほとんど無症状に経過する
4. Ⅲ度熱傷は水疱形成を特徴とする

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

22 外科的感染症で重要な嫌気性菌はどれか。

 

1. 大腸菌
2. 破傷風菌
3. 黄色ブドウ球菌
4. 連鎖球菌

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

23 悪性腫瘍の病期決定に必要でないのはどれか。

 

1. 患者の年齢
2. リンパ節転移の有無
3. 転移の状態
4. 腫瘍の大きさ

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

24 誤っているのはどれか。

 

1. 循環血液量の35~45%の出血は生命に危険を及ぼす
2. 喀血は内出血に含まれる
3. 輸血をする際は交差適合試験を行う
4. 成分輸血は病態に応じて適用される

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

25 滅菌、消毒について誤っている組合せはどれか。

 

1. 鉗 子 ―― 高圧蒸気
2. 縫合糸 ―― エチレンオキサイドガス
3. 手 指 ―― ホルマリン液
4. 手術野 ―― ポビドンヨード(イソジン)

 

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

26 頭蓋底骨折について誤っているのはどれか。

 

1. 粉砕骨折の多発
2. 脳神経障害の合併
3. 意識障害の発症
4. 耳介後部の皮下出血

 

 

 

 

 

1
/

 

 

 

 

 

 

27 蘇生について誤っているのはどれか。

 

1. 気道を確保する
2. 心臓マッサージを行う
3. 輸液ルートを確保する
4. 大量輸血を行う

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

28 意識障害について正しいのはどれか。

 

1. 植物状態は3-3-9度方式のⅡ-30に相当する
2. 昏迷状態では強い刺激に対しても反応しない
3. 痛覚の有無は意識障害判定上重要である
4. 意識レベルの程度は脳外傷の重症度と一致する

 

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

29 脊髄損傷の症状で正しいのはどれか。

 

1. 受傷後早期に尿閉を認める
2. 脊髄ショック状態の安定後、深部腱反射は正常化する
3. 胸髄損傷の場合、手指の触覚は消失する
4. 頚髄損傷の場合、耳出血を認める

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

30 呼吸器の損傷で誤っているのはどれか。

 

1. 肋骨骨折は肺挫傷の原因となる
2. 肺挫傷では鮮紅色の血痰を喀出する
3. 穿通性肺損傷では皮下気腫を認める
4. 肺損傷の場合は外開放性気胸を伴う

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

21 消毒・滅菌法について誤っている組合せはどれか。

 

1. ヨードホルム消毒法 ―― 手指・創傷
2. 煮沸滅菌法 ―――――― 手術野・熱傷
3. ガス滅菌法 ―――――― 光学レンズ・ゴム製品
4. 高圧蒸気滅菌法 ―――― 手術器具・ガーゼ

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

22 局所麻酔法でないのはどれか。

 

1. 脊椎麻酔
2. 硬膜外麻酔
3. 浸潤麻酔
4. 静脈麻酔

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

23 止血法について誤っているのはどれか。

 

1. 出血部位を直接圧迫するのを結紮法という
2. 駆血帯などで止血するのを緊縛法という
3. ガーゼなどをつめて止血するのを圧迫タンポン法という
4. 内視鏡などを用いて塞栓・硬化させるのを血管内塞栓法という

 

 

 

 

1
/

 

 

 

 

 

 

24 ショックについて正しいのはどれか。

 

1. 循環血液量の増加が原因である
2. 細菌感染も原因となる
3. 出血性ショックは不可逆的である
4. 心原性ショックは一過性である

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

25 創傷について正しいのはどれか。

 

1. 微小血管損傷は自然止血しない
2. 損傷部が腫脹するのは血液成分の漏出による
3. リンパ球は壊死組織を分解吸収する
4. 白血球は瘢痕組織の一部である

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

26 外科的感染症と原因菌との組合せで誤っているのはどれか。

 

1. 破傷風 ―― 嫌気性菌
2. 窩織炎 ―― 結核菌
3. ? ―――― ブドウ球菌
4. 丹毒 ――― 溶血性連鎖球菌

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

27 頭部外傷について正しいのはどれか。

 

1. 巣症状が認められる場合は脳挫傷が疑われる
2. 耳出血がある場合は後頭骨骨折が疑われる
3. 受傷部の腫脹は硬膜外血腫による
4. 開口障害は頭蓋底骨折が原因である

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

28 正しい組合せはどれか。

 

1. 植物状態 ―― 大脳障害
2. 脳死 ―――― 脊髄損傷
3. 痙攣 ―――― 慢性関節リウマチ
4. 片頭痛 ――― 頭頸部筋持続的収縮

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

29 交通外傷による腹部鈍的損傷で正しいのはどれか。

 

1. ハンドルによる上腹部打撲で消化管損傷が生じる
2. 肋骨骨折を伴う場合には膵損傷が多い
3. シートベルトによる皮膚圧痕は特に処置を要しない
4. 前腹壁打撲により腎損傷が生じる

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

30 胸・腹部複合型外傷で優先して行う処置はどれか。2つ選べ。

 

1. 気道確保  
2. 血管確保  
3. 創部清浄化  
4. 骨折部処置

 

 

 

 

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