第2回柔道整復師過去問題 午前その1
1 正しいのはどれか。
1. 紡錘糸はリボゾームに由来する
2. 中心小体は細胞小器官である
3. 人体構成の最小単位は組織である
4. 内分泌腺は分泌物を導管に放出する
2
2 成人の血液について正しいのはどれか。
1. 白血球数 ―――――― 6,000〜9,000個/mm3
2. 血小板数 ―――――― 1,000〜10,000個/mm3
3. 赤血球数 ―――――― 100万〜200万個/mm3
4. ヘマトクリット値 ―― 70〜80%
1
3 骨膜について誤っているのはどれか。
1. 密線維性(強靱)結合組織である
2. 骨の関節面に存在する
3. 骨質を新生し骨を太くする
4. 血管や神経に富む
2
4 誤っているのはどれか。
1. 成人の大腿骨骨幹の骨髄は黄色骨髄である
2. 成人の胸骨体の骨髄は赤色骨髄である
3. 黄色骨髄には造血機能がある
4. 幼児の長骨の骨髄は赤色骨髄である
3
5 単関節はどれか。
1. 肘関節
2. 肩関節
3. 手関節
4. 足関節
2
6 誤っているのはどれか。
1. 骨格筋は随意筋である
2. 平滑筋は不随意筋である
3. 心筋は平滑筋である
4. 不随意筋は自律神経支配である
3
7 誤っているのはどれか。
1. 後頭骨は1個の骨である
2. 頭頂骨は1対の骨である
3. 上顎骨は1個の骨である
4. 鼻骨は1対の骨である
3
8 誤っているのはどれか。
1. 胸骨は胸郭の前面中央部にある
2. 肋骨は12対である
3. 胸椎は12個である
4. 第10肋骨は浮遊肋である
4
9 正しいのはどれか。
1. 環椎(第1頚椎)は棘突起をもつ
2. 第5頚椎は隆椎である
3. 黄色靭帯は椎弓間に張る
4. 椎間円板は硝子軟骨からなる
3
10 上腕二頭筋を支配するのはどれか。
1. 筋皮神経
2. 正中神経
3. 尺骨神経
4. 橈骨神経
1
11 正しいのはどれか。
1. 肘頭は橈骨にある
2. 関節上結節は肩甲骨にある
3. 外科頚は尺骨にある
4. 関節下結節は上腕骨にある
2
12 正しいのはどれか。
1. 恥骨は寛骨の上方部を占める
2. 脛骨は腓骨の外側にある
3. 足根骨は8個ある
4. 殿筋粗面は大腿骨にある
4
13 誤っているのはどれか。
1. 寛骨臼辺縁には関節唇がある
2. 股関節には関節円板がある
3. 腸骨大腿靭帯は関節包の前面にある
4. 大腿骨頭靭帯は関節内靭帯である
2
14 誤っているのはどれか。
1. 大腿四頭筋は膝関節を伸ばす
2. 大腿二頭筋は腓骨頭に停止する
3. 半腱様筋は坐骨結節から起こる
4. 長内転筋は大腿神経に支配される
4
15 正しいのはどれか。
1. 膝蓋腱反射は大腿二頭筋の収縮による
2. 腸腰筋は股関節を屈曲する
3. 半腱様筋は一関節筋である
4. 横隔膜は平滑筋である
2
16 誤っているのはどれか。
1. 総頚動脈は内頚動脈と外頚動脈とに分岐する
2. 鎖骨下動脈は左右とも大動脈弓から分岐する
3. 腎動脈は腹大動脈から分岐する
4. 外腸骨動脈は大腿動脈へ続く
2
17 誤っているのはどれか。
1. 脾静脈は門脈に注ぐ
2. 肝静脈は下大静脈に注ぐ
3. 腎静脈は総腸骨静脈に注ぐ
4. 奇静脈は上大静脈に注ぐ
3
/
18 正しいのはどれか。
1. 肺動脈には動脈血が流れる
2. 房室弁は心室の拡張期に開く
3. 腎静脈は門脈に注ぐ
4. 右リンパ本幹は動脈に注ぐ
2
19 誤っているのはどれか。
1. 空腸には輪状ヒダがある
2. 空腸には腸絨毛がある
3. 回腸には集合リンパ小節がある
4. 回腸には間膜ヒモがある
4
スポンサーリンク
20 腸の配列について正しいのはどれか。
1. 空腸 → 回腸 → 盲腸 → 結腸
2. 回腸 → 空腸 → 盲腸 → 結腸
3. 空腸 → 回腸 → 結腸 → 盲腸
4. 回腸 → 空腸 → 結腸 → 盲腸
1
21 誤っているのはどれか。
1. S状結腸には腸間膜がある
2. 右肺は2葉からなる
3. 膀胱は袋状の器官である
4. 脾臓は左側腹部にある
2
22 縦隔に存在しない臓器はどれか。
1. 肺
2. 心臓
3. 胸腺
4. 食道
1
23 誤っているのはどれか。
1. 腎小体は皮質にある
2. 腎髄質には錐体がある
3. ネフロンは糸球体とボウマン嚢からなる
4. 腎盤(腎盂)は尿管に移行する
3
24 内分泌腺はどれか。
1. 汗腺
2. 涙腺
3. 乳腺
4. 甲状腺
4
25 正しいのはどれか。
1. 小脳は上方で終脳に続く
2. 間脳は上方で小脳に続く
3. 橋は下方で中脳に続く
4. 延髄は下方で脊髄に続く
4
26 誤っているのはどれか。
1. 橈骨神経麻痺は下垂手になる
2. 脳神経は末梢神経である
3. 脊髄前根は感覚性線維である
4. 大脳皮質には神経細胞が集合している
3
27 正しいのはどれか。
1. 動眼神経は感覚性線維が主である
2. 三叉神経は副交感性線維を含む
3. 顔面神経は運動性線維が主である
4. 迷走神経は交感性線維を含む
3
28 誤っているのはどれか。
1. 網膜には視細胞がある
2. 鼓室には3つの耳小骨がある
3. 味蕾は糸状乳頭にある
4. 嗅神経は篩骨篩板を貫く
3
29 体表から触れないのはどれか。
1. 腋窩神経
2. 下腿三頭筋腱
3. 浅側頭動脈の拍動
4. 側頭骨の乳様突起
1
30 手根部の掌側で触れないのはどれか。
1. 長掌筋腱
2. 尺側手根屈筋腱
3. 橈側手根屈筋腱
4. 長母指屈筋腱
4
31 DNAについて誤っているのはどれか。
1. 巨大分子である
2. 2本の鎖状である
3. ウラシルを含む
4. 遺伝情報をもつ
3
32 誤っている組合せはどれか。
1. リソソーム ―――― 蛋白質の合成
2. ゴルジ装置 ―――― 分泌物の濃縮
3. ミトコンドリア ―― ATPの合成
4. 中心体 ―――――― 細胞分裂
1
33 加齢変化について誤っているのはどれか。
1. 最大換気能力が著しく低下する
2. 激しい運動時の最大心拍数の増加は軽度である
3. 絶食状態下の血糖値が大きく低下する
4. 腎血流量が著しく低下する
3
34 赤血球について誤っているのはどれか。
1. 主な働きは酸素の運搬である
2. 色はヘモグロビンに由来する
3. エリスロポイエチンにより増加する
4. 無核の球形細胞である
4
35 正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 心室内圧が心房内圧よりも低下すると血液が心室内に流入する
2. 心臓迷走神経の活動が盛んになると心拍数が増加する
3. 心電図の波形のうちでP波は心室の興奮を表す
4. 第T心音は主に房室弁が閉鎖するときに発生する
1 4
/
36 動脈血圧上昇の原因で誤っているのはどれか。
1. 血管壁弾力性の増加
2. 末梢血管抵抗の増加
3. 血液粘度の増加
4. 循環血液量の増加
1
37 誤っているのはどれか。
1. 動脈圧は心臓の拍動に伴って変動する
2. 肺動脈の血圧は大動脈に比べて著しく低い
3. 脈圧は最高血圧と最低血圧との差である
4. 平均血圧は最高血圧と最低血圧との平均である
4
スポンサーリンク
38 ヘーリング・ブロイエル(Hering-Breuer)反射はどれか。
1. 肺迷走神経反射
2. 膝蓋腱反射
3. 交感神経反射
4. 圧受容器反射
1
39 血液のガス運搬について誤っているのはどれか。
1. 血液中O2の大部分は化学的に溶解している
2. CO2の大部分は血漿により運搬される
3. 赤血球中の炭酸脱水酵素はCO2運搬を促進する
4. 血液中CO2分圧が高くなるとヘモグロビンの酸素結合力は強くなる
4
40 呼吸商はどれか。
1. 1時間当たりの酸素消費量である
2. 単位時間当たりのCO2呼出量/O2の吸収量である
3. 1分間当たりの炭酸ガス排泄量である
4. 1時間当たりの人体のエネルギー消費量である
2
41 正しいのはどれか。
1. 体熱の産生と放散は中脳にある中枢により調節される。
2. 皮膚からの熱放散は体温付近では主に放射による。
3. 水分蒸発による熱放散は発汗により増加する。
4. 筋の緊張の増加は体熱の増産の効果が大きい。
3 4
42 唾液分泌について誤っているのはどれか。
1. 交感神経が興奮すると分泌は抑制される
2. 分泌は神経性調節による
3. 分泌調節の中枢は延髄にある
4. 梅干しを見て起こる分泌は条件反射による
1
43 胃の運動について誤っているのはどれか。
1. 迷走神経興奮により促進される
2. ペプシンにより抑制される
3. 小腸−胃反射により抑制される
4. 内臓神経興奮により抑制される
2
44 肝臓の機能について誤っているのはどれか。
1. グリコーゲンをブドウ糖に分解する
2. ガストリンを生成する
3. 脂肪を合成、分解する
4. 胆汁を生成する
2
45 血液凝固に関与しないのはどれか。
1. トロンボプラスチン
2. フィブリノーゲン
3. プラスミノーゲン
4. プロトロンビン
3
46 腎臓の作用について誤っているのはどれか。
1. 血糖値を一定に保つ
2. 体液のpHを一定に保つ
3. 体液の浸透圧を一定に保つ
4. 体液の量を一定に保つ
1
47 正しいのはどれか。
1. 卵胞刺激ホルモンは排卵を促す
2. プロラクチンは乳汁の分泌を促す
3. 間質細胞刺激ホルモンは精子の形成を促す
4. 成長ホルモンは骨を太くさせる
2
48 甲状腺ホルモンについて誤っているのはどれか。
1. トリヨードサイロニンの方がサイロキシンより作用が強い
2. 基礎代謝を亢進する
3. 寒冷刺激により分泌が抑制される
4. 下垂体からの刺激ホルモンにより分泌が促進される
3
49 誤っている組合せはどれか。
1. プロゲステロン ――― 妊娠の維持
2. エストロゲン ―――― 卵胞の発育
3. パラソルモン ―――― 分娩
4. 黄体形成ホルモン ―― 排卵の誘発
3
50 シナプス伝達の特徴として誤っているのはどれか。
1. 一方向性伝達
2. 不減衰伝達
3. 易疲労性
4. 反復刺激後増強
2
スポンサーリンク
関連ページ
- 第2回柔道整復師過去問題 午前その2
- 柔道整復師の国家試験過去問題です。第2回の国家試験過去問題を記載しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。午前その2
- 第2回柔道整復師過去問題 午後その1
- 柔道整復師の国家試験過去問題です。第2回の国家試験過去問題を記載しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。午後その1
- 第2回柔道整復師過去問題 午後その2
- 柔道整復師の国家試験過去問題です。第2回の国家試験過去問題を記載しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。午後その2