第2回柔道整復師過去問題 午後その1

第2回柔道整復師国家試験過去問題

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第2回柔道整復師過去問題 午後その1

 

1 血圧について正しいのはどれか。

 

1. 心臓の拡張期に最高となる
2. 触診法でも最低血圧が測定できる
3. 最低血圧が90mmHg以上は高血圧域である
4. 女性では最高血圧90mmHg以下を低血圧という

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

2 脈拍について正しいのはどれか。

 

1. 貧血では頻脈になる
2. 吸気時に大きくなるのが奇脈である
3. ショックでは硬脈になる
4. 精神的緊張では徐脈になる

 

 

1

 

 

 

 

 

3 気管支喘息について誤っているのはどれか。

 

1. 喘鳴を伴う呼吸困難がみられる
2. アレルギーが発症に関係する
3. 喀痰に好中球が多い
4. 気管支拡張薬の吸入が有効である

 

 

3

 

 

 

 

 

4 循環器疾患について正しいのはどれか。

 

1. うっ血性心不全では起坐呼吸がみられる
2. 狭心症発作の持続時間は30分以上である
3. バージャー病は女性に好発する
4. 高血圧の発症に肥満は関係しない

 

 

1

 

 

 

 

 

5 心筋梗塞について正しいのはどれか。

 

1. 男性より女性に多い
2. 糖尿病は危険因子である
3. 胸痛の持続は数分である
4. 胸痛にニトログリセリンが有効である

 

 

2

 

 

 

 

 

6 糖尿病について誤っているのはどれか。

 

1. インスリン依存型ではやせ型が多い
2. ブドウ糖負荷試験が診断に有用である
3. 管理が悪いと感染症にかかりやすい
4. ニューロパチーは大脳の障害による

 

 

4

 

 

 

 

 

7 痛風について誤っているのはどれか。

 

1. 男性より女性に多い
2. 高尿酸血症を伴う
3. 第1中足指節関節がおかされやすい
4. 腎障害が合併する

 

 

1

 

 

 

 

 

8 誤っている組合せはどれか。

 

1. クレチン病 ――― 低血圧
2. クッシング病 ―― 満月様顔貌
3. バセドウ病 ――― 徐脈
4. アジソン病 ――― 色素沈着

 

 

3

 

 

 

 

 

9 表在反射はどれか。2つ選べ。

 

1. 下顎反射
2. 腹壁反射
3. 肛門反射
4. 膝蓋腱反射

 

 

2 3

 

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10 誤っている組合せはどれか。

 

1. 進行性筋ジストロフィー ―― 登はん性起立
2. 髄膜炎 ―――――――――― 項部硬直
3. 重症筋無力症 ――――――― 眼瞼下垂
4. パーキンソン病 ―――――― 片麻痺

 

 

4

 

 

 

 

 

11 四肢の筋萎縮の有無の判定で誤っているのはどれか。

 

1. 左右の同部位を比較する
2. 筋肉に力を入れさせる
3. 筋肉に力を入れさせる
4. 周径を測定する

 

 

3

 

 

 

 

 

12 表在性のリンパ節を触知しやすい部位はどれか。

 

1. 側頚部
2. 心窩部
3. 側胸部
4. 側腹部

 

 

1

 

 

 

 

 

13 消化性潰瘍について正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. 胃酸の過剰分泌により発生する
2. 十二指腸潰瘍では空腹時に心窩部痛を生じる
3. 十二指腸潰瘍は高齢者に多い
4. 下血は鮮紅色を呈する

 

 

1 2

 

 

 

 

 

14 大腸癌について誤っているのはどれか。

 

1. 大腸の粘膜上皮細胞から発生する
2. 早期癌でも糞便中に血液を認める
3. 直腸癌よりS状結腸癌が多い
4. 進行癌では便通が変化する

 

 

3

 

 

 

 

 

15 悪性貧血について正しいのはどれか。

 

1. ビタミンB6の欠乏によって起こる
2. 骨髄は低形成である
3. 巨赤芽球性貧血を生じる
4. 治癒しにくい疾患である

 

 

3

 

 

 

 

 

16 視診について正しい組合せはどれか。

 

1. 眼瞼下垂 ―――― 動眼神経麻痺
2. 眼球結膜黄染 ―― 先天性心疾患
3. チアノーゼ ――― 溶血性貧血
4. 眼球突出 ―――― クッシング症侯群

 

 

1

 

 

 

 

 

17 レイノー現象について誤っているのはどれか。

 

1. 寒冷刺激で起こる
2. 発赤に続いて蒼白となる
3. 手指に起こる
4. 強皮症で起こる

 

 

2

 

 

 

 

 

18 慢性関節リウマチについて誤っているのはどれか。

 

1. 貧血を伴いやすい
2. 対称性関節炎が多い
3. 手指関節炎が多い
4. 高齢者ほど発生頻度が高い

 

 

4
/

 

 

 

 

19 全身性エリテマトーデスについて誤っているのはどれか。

 

1. 女性に多い
2. 輸血で感染する
3. 多発性関節炎を生じる
4. 顔面の蝶形紅斑がみられる

 

 

2

 

 

 

 

 

20 ネフローゼ症侯群にみられないのはどれか。

 

1. 浮 腫
2. 血 尿
3. 低蛋白血症
4. 高脂血症

 

 

2

 

 

 

 

 

21 炎症について誤っているのはどれか。

 

1. 急性炎症の局所症状とは発赤、腫脹、疼痛および熱感をいう
2. 敗血症とは細菌又はその毒素が血中に入って全身症状を示す状態をいう
3. 化膿性骨髄炎は黄色ブドウ球菌が原因であることが多い
4. ?疽とは毛嚢、皮脂腺の限局性化膿性炎症である

 

 

4

 

 

 

 

 

22 ショックの治療で誤っているのはどれか。

 

1. 心臓マッサージ
2. 輸 液
3. 放射線照射
4. 気道確保

 

 

3

 

 

 

 

 

23 手術について正しいのはどれか。

 

1. デブリドマンとは植皮術のことである
2. 穿刺術は疾病の診断や治療に用いられる
3. 切開・排膿は悪性腫瘍の根治術である
4. ドレナージとは開胸式心臓マッサージのことである

 

 

2

 

 

 

 

 

24 止血について誤っているのはどれか。

 

1. 緊縛法
2. 電気凝固法
3. 免疫療法
4. 圧迫タンポナーデ

 

 

3

 

 

 

 

 

25 胸部外傷について誤っているのはどれか。

 

1. 肋骨骨折の数が多いほど胸壁動揺が見られる
2. 穿通性肺損傷は安静のみで治癒することが多い
3. 外傷性血気胸に対し胸腔穿刺を行う
4. 気管・気管支断裂は重篤な呼吸器症状を呈する

 

 

2

 

 

 

 

 

26 意識障害について誤っているのはどれか。

 

1. 3−3−9度方式は光刺激により判定する
2. 失神とは意識が一過性に失われた状態をいう
3. 意識障害のある患者では吐物の誤嚥を防ぐことが大切である
4. 意識障害の原因の一つにクモ膜下出血がある

 

 

1

 

 

 

 

 

27 誤っているのはどれか。

 

1. 脊髄損傷が疑われるときは頭部から腰殿部までを不動に保つ
2. クモ膜下出血では頭部を低く保つ体位をとる
3. 吐物の誤嚥を防ぐには患者を側臥位に保つ
4. 脊髄損傷の合併症の一つに褥瘡がある

 

 

2

 

 

 

 

 

28 消毒法で誤っている組合せはどれか。

 

1. 煮沸消毒法 ――――――――― 金属製手術器具
2. エチレンオキサイドガス ――― 気管支鏡
3. ポビドンヨード(イソジン)―― 皮 膚
4. オートクレーブ ――――――― プラスチック製品

 

 

4

 

 

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29 損傷部の処置について正しいのはどれか。

 

1. 汚染された開放性損傷では、創傷部の清浄化を優先する
2. 化膿した創部には副腎皮質ホルモン剤を使用すると治癒が促進する
3. 感染のない創部に対する包帯交換は頻回に行う
4. 受傷後早期にはデブリドマンを行わない

 

 

1

 

 

 

 

 

30 輸血、輸液について正しいのはどれか。

 

1. 輸血の際、患者と供血者との血液について交差適合試験を行う
2. 出血に伴う電解質の不足が認められた時は成分輸血で補う
3. 電解質輸液を行う時は合併症としての出血傾向に注意すべきである
4. 出血が循環血液量以上の場合は等張ブドウ糖液の輸液を行う

 

 

1

 

 

 

 

 

31 慢性関節リウマチの診断基準(1987年アメリカ・リウマチ協会)の7項目に含まれないのはどれか。

 

1. 血沈の亢進
2. 朝のこわばり
3. 対称性の関節炎
4. 皮下結節

 

 

1

 

 

 

 

 

32 骨軟化症の原因に含まれないのはどれか。

 

1. 閉 経
2. 慢性腎不全
3. 小腸疾患
4. 抗てんかん剤長期投与

 

 

1

 

 

 

 

 

33 脊椎カリエスのポット(Pott)の3徴候に含まれないのはどれか。

 

1. 膿瘍形成
2. 脊髄麻痺
3. 罹患椎体部の圧痛
4. 亀背形成

 

 

3

 

 

 

 

 

34 ド・ケルバン(deQuervain)病はどの腱の狭窄性腱鞘炎であるか。2つ選べ。

 

1. 長母指外転筋腱
2. 短母指伸筋腱
3. 長母指伸筋腱
4. 短母指屈筋腱

 

 

1 2

 

 

 

 

 

35 ペルテス(Perthes)病について誤っているのはどれか。

 

1. 大腿骨近位骨端核の骨端症である
2. 男児より女児に多い
3. 単純性股関節炎との鑑別を要する
4. 年長児ほど股関節の予後は不良である

 

 

2
/

 

 

 

 

36 ドシェンヌ(Duchenne)型進行性筋ジストロフィーについて誤っているのはどれか。

 

1. 伴性劣性遺伝をする
2. 原因は神経の変性である
3. 仮性肥大が特徴である
4. 予後不良である

 

 

2

 

 

 

 

 

37 先天性股関節脱臼について正しいのはどれか。

 

1. 女児より男児に多い
2. 大腿骨頭は関節包を破って脱臼する
3. 開排制限はない
4. リーメンビューゲル(Riemenbu’gel)法が有効である

 

 

4

 

 

 

 

 

38 骨形成不全症について正しいのはどれか。

 

1. クモ状指を有する
2. 四肢の変形はほとんどない
3. 骨折すると骨癒合が遷延する
4. 骨膜性の骨化障害がある

 

 

4

 

 

 

 

 

39 小児の骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1. 若木骨折が多い
2. 骨端損傷は、ソルター・ハリス(Salter Harris)のV型が最も多い
3. 上腕骨内顆骨折は観血的整復が必要となる
4. 上腕骨顆上骨折ではフォルクマン拘縮の予防が必要である

 

 

1 4

 

 

 

 

 

40 外反母趾で正しいのはどれか。

 

1. 母趾の足根中足関節で末梢が外方へ側屈している
2. 凹足変形を合併する
3. 扁平足との関係が深い
4. 本態は、第1中足指節関節の関節炎である

 

 

3

 

 

 

 

 

41 我が国の身体障害者の中で最も多いのはどれか。

 

1. 内部障害
2. 視覚障害
3. 聴覚障害
4. 肢体不自由

 

 

4

 

 

 

 

 

42 作業療法に含まれないのはどれか。

 

1. 日常生活動作訓練
2. 職業訓練
3. 関節可動域訓練
4. 筋力増強訓練

 

 

2

 

 

 

 

 

43 小脳性失調の徴候でないのはどれか。

 

1. 固 縮
2. 反跳現象
3. 踵膝テストの異常
4. 反復変換運動障害

 

 

1

 

 

 

 

 

44 運動療法で誤っているのはどれか。

 

1. 等張性運動は関節を動かさない運動である
2. 関節可動域訓練は遅い運動速度で行う
3. MMTで筋力が2では肢位により自動運動が可能である
4. MMTで筋力が3以上では抵抗運動が可能である

 

 

1 3 4

 

 

 

 

 

45 廃用症候群の予防として有効でないのはどれか。

 

1. 体位変換
2. 良肢位保持
3. 関節可動域訓練
4. 早期離床

 

 

2

 

 

 

 

 

46 温熱療法について誤っている組合せはどれか。

 

1. 渦流浴 ――――― 対 流
2. パラフィン浴 ―― 輻 射
3. 極超短波 ―――― ジアテルミー
4. ホットパック ―― 伝 導

 

 

2

 

 

 

 

 

47 超音波治療で正しいのはどれか。

 

1. 深部に到達できる電磁波治療である
2. 体内に金属があると使用できない
3. 末梢神経に損傷を起こす危険がある
4. 浮腫に使用できる

 

 

34

 

 

 

 

 

48 牽引療法について誤っているのはどれか。

 

1. 直達牽引と介達牽引とがある
2. 持続牽引と間欠牽引とがある
3. 体位と方向とを考慮する
4. 持続牽引には筋萎縮予防効果がある

 

 

4

 

 

 

 

 

49 車椅子の部品でないものはどれか。

 

1. キャスター
2. ハンドリム
3. サスペンダー
4. フットレスト

 

 

3

 

 

 

 

 

50 PTB義足が処方される切断はどれか。

 

1. 大腿切断
2. 膝関節離断
3. 下腿切断
4. リスフラン切断

 

 

3

 

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