柔道整復師過去問〜必須問題1
★ 関節円板をもたないのはどれか。
1. 顎関節
2. 胸鎖関節
3. 橈骨手根関節
4. 膝関節
4
★ 下顎骨を前に引き出すのはどれか。
1. 内側翼突筋
2. 外側翼突筋
3. 咬筋
4. 側頭筋
2
★ 手根骨でないのはどれか。
1. 月状骨
2. 豆状骨
3. 有鉤骨
4. 立方骨
4
★ 脊髄神経の後枝はどれか。
1. 大後頭神経
2. 鎖骨上神経
3. 大腿神経
4. 坐骨神経
1
★ エネルギー源とならないのはどれか。
1. 糖 質
2. 無機質
3. 脂 質
4. 蛋白質
2
★ 生理食塩水の濃度はどれか。
1. 0.1%
2. 0.9%
3. 5.0%
4. 8.0%
2
★ 疲労した骨格筋で蓄積するのはどれか。
1. ATP
2. クレアチンリン酸
3. 乳 酸
4. グリコーゲン
3
★ 正常歩行で正しいのはどれか。
1. 立脚相は遊脚相より長い。
2. 同時定着時期は1歩行周期に1回ある。
3. 1歩行周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである。
4. 歩行率は1分間の重複歩数で表される。
1
★ 特異性炎はどれか。
1. 絨毛心
2. 結 核
3. 肝硬変
4. 出血性膵炎
2
★ WHO憲章で述べられている健康について誤っているのはどれか。
1. 到達し得る最高の健康水準を享受することは万人の基本的権利である。
2. 単に病気がないとか病弱でない状態をいう。
3. 人々の健康の維持増進のため個人と国が協力しなければならない。
4. 人々の健康は平和と安寧を得るために不可欠なものである。
2
★ 業について正しいのはどれか。
1. 行為回数
2. 金銭の授受
3. 相手方の同意
4. 反復継続の意思
4
★ 血圧測定法について誤っているのはどれか。
1. 圧迫帯は上腕に巻く。
2. 触診法では橈骨動脈を用いる。
3. 聴診法では触診法に比べ低く測定される。
4. 触診法では収縮期血圧のみ測定できる。
3
★ パーキンソン(Parkinson)病でみられるのはどれか。
1. バビンスキー徴候
2. 姿勢反射障害
3. 眼 振
4. 強直性痙攣
2
スポンサーリンク
★ 救急蘇生法で一次救命処置でないのはどれか
1. 人工呼吸
2. 電気的除細動
3. 心臓マッサージ
4. 気道確保
2
★ 70歳の女性。3年前から整形外科に通院し右変形性膝関節症で断続的にヒアルロン酸製剤の関節内注射を受けている。昨日から右膝に強い疼痛が出現し歩行困難となった。理学所見では右膝の腫脹、熱感および膝蓋跳動を認めたが、その他の関節に異常はなかった。体温37.5度。可能性の高い疾患はどれか。
1. 化膿性関節炎
2. 痛風
3. 突発性骨壊死
4. 関節リウマチ
1
/
★ 熱到達度が最も深い温熱療法はどれか。
1. 超音波
2. 赤外線
3. パラフィン浴
4. 超短波
1
★ 小児骨折について違っているのはどれか。
1. 保存療法が原則である。
2. 多発骨折は虐待を疑う
3. 関節拘縮には徒手矯正を行う。
4. 関節の屈伸運動方向に一致する転位は自家矯正力が強い。
3
★ 骨折の整復法で誤っているのはどれか。
1. 屈曲整復法は短縮転位の整復困難な横骨折に摘用される。
2. 捻転転位は近位骨折の長軸に沿った末梢牽引によって整復される。
3. 骨片間に軟部組織が介在している骨折は徒手整復が困難である。
4. 近位骨折の位置に応じて遠位骨片を合わせて整復する。
2
★ 骨折の固定法で誤っているのはどれか。
1. 整復位保持を目的とする
2. 骨折部の上下の各関節を含めた範囲を固定する。
3. 原則として機能的肢位で固定する。
4. 固定期間は年齢にかかわらず、グルトの骨癒合日数とする。
4
★ 骨折と靭帯損傷との鑑別診断について正しいいのはどれか。
1. 限局性圧痛があれば骨折である。
2. 軋轢音があれば骨折である。
3. 関節の動揺性があれば靭帯損傷である。
4. 関節内血腫があれば靭帯損傷である。
2
★ 偽関節の原因となるのはどれか。
1. 牽引療法によって骨折端間を延長させる。
2. 横骨折時に固定期間を長くする。
3. 固定外の関節は早期に運動を開始する。
4. 荷重や運動を徐々に行う。
1
★ 末梢神経損傷時の症状で誤っているのはどれか。
1. 感覚消失
2. 腱反射消失
3. 固縮
4. 筋力低下
3
★ 鎖骨骨折について正しいいのはどれか。
1. 直達外力による骨折が多い。
2. 内・中1/3境界部の骨折が多い。
3. 異常可動性がなければ骨折を否定できる。
4. 上肢の重さは再転位の要因となる。
4
★ 上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。
1. 直達外力による骨折の多くは内転型となる。
2. 外転型は末梢骨片の骨軸が外転しているため。
3. 側方から観察すると骨折部に前方凸の変形がある。
4. 神経損傷の合併では肩外側の感覚障害が多くみられる。
1
★ 手の舟状骨骨折で正しいいのはどれか。
1. 手関節屈曲位で手背をついての受傷が多い。
2. 結節部骨折では近位骨折が骨壊死に至るものが多い。
3. snuff box部に圧痛がある。
4. 手関節屈曲運動時に疼痛が増強するのが特徴である。
3
★ 肩鎖関節上方脱臼で正しいのはどれか。
1. 完全では烏口肩峰靭帯が断裂する。
2. 肩の自動運動は障害されない。
3. 軋轢音の触知は容易である。
4. 患部は階段状変形がみられる。
4
★ 肩関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
1. 小児に多い。
2. 肩に外転と外旋との力が作用して発生する。
3. 肩峰の異常突出を認める。
4. 転位した骨頭を関節前方で触知できる。
1
★ ヤーガソンテストで疼痛が誘発される部位はどれか。
1. a
2. b
3. c
4. d
1
★ 大腿骨頸部骨折で観血療法の絶対的適応はどれか。
1. 内側内転型骨折
2. 内側外転型骨折
3. 外側内転型骨折
4. 外側外転型骨折
1
★ 足関節内かえし捻挫で最も損傷されるのはどれか。
1. 三角靭帯
2. 前脛腓靭帯
3. 前距腓靭帯
4. 踵腓靭帯
3
★ 神経筋接合部(運動終板)が存在するのはどれか。
1. 骨格筋
2. 心筋
3. 平滑筋
4. 筋膜
1
★ 関節をつくる組合せはどれか。
1. 後頭骨 ─── 軸椎
2. 鎖骨 ──── 上腕骨
3. 上腕骨 ─── 橈骨
4. 仙骨 ──── 恥骨
3
スポンサーリンク
★ 僧帽弁はどれか。
1. 右房室弁
2. 左房室弁
3. 肺動脈弁
4. 大動脈弁
2
★ 運動神経細胞が分布するのはどれか。
1. 脊髄前角
2. 脊髄後角
3. 脊髄神経節
4. 交感神経節
1
★ 正常の心拍動における歩調とり部位はどれか。
1. 脚
2. 洞房結節
3. 房室結節
4. プルキンエ線維
2
★ ステロイドホルモンでないのはどれか。
1. インスリン
2. エストロジェン
3. アンドロジェン
4. コルチゾン
1
★ 副交感神経が興奮した時に起こる反応はどれか。
1. 心拍出量の増加
2. 気管支の拡張
3. 腸管運動の促進
4. 瞳孔の散大
3
★ 足関節の伸展(背屈)に作用するのはどれか。
1. 長腓骨筋
2. 前脛骨筋
3. 腓腹筋
4. 後脛骨筋
2
/
★ 正しいのはどれか。
1. 創傷治癒では瘢痕形成後に肉芽組織が形成される。
2. 肉芽組織には神経細胞増生が起こる。
3. 創傷治癒では脂肪化から瘢痕となり治癒する。
4. 肉芽組織には多数の毛細血管の新生が起こる。
4
★ 皮膚面の消毒に適さないのはどれか。
1. 塩化ベンゼトニウム
2. 塩化ベンザルコニウム
3. 次亜鉛素酸ナトリウム
4. グルコン酸クロルヘキシジン
3
★ 施術所の構造設備基準で正しいのはどれか。
1. 7.7平方メートル以上の専用の施術室
2. 5.5平方メートル以上の待合室
3. 施術室は、室面積6分の1以上に相当する面積を外気に開放
4. 器具、手指等の消毒設備の設置
4
★ 補装具の目的で適切でないのはどれか。
1. 変形の矯正
2. 局所の免荷
3. 麻痺の回復
4. 機能の補助
3
★ 後遺症としてマン・ウェルニッケ姿勢が最もよくみられるのはどれか。
1. 髄膜炎
2. 脳血管障害
3. 脊髄腫瘍
4. 破傷風
2
★ バビンスキー反射がみられる病変部位はどれか。
1. 脊髄前角
2. 第1次感覚ニューロン
3. 錐体路
4. 脊髄後索
3
★ 59歳の男性。1年前に小さな脳動脈瘤を指摘された。今朝、突然後ろから金づちで殴られたような激しい頭痛が出現した。考えられるのはどれか。 2
1. 脳内出血
2. くも膜化出血
3. 硬膜外血腫
4. 脳梗塞
2
★ 筋挫傷で正しいのはどれか。
1. 筋肉・筋膜組織の部分皮下断裂である。
2. 保存治療では筋組織伸張位で固定を行う。
3. 自発的な筋収縮では生じない。
4. 神経損傷を合併することが多い。
1or3
★ 骨折の固有症状はどれか。
1. 限局性圧痛
2. 患部の腫脹
3. 外観の変形
4. 感覚異常
3
★ 脱臼でみられないのはどれか。
1. 関節腔の空虚
2. 介達痛
3. 関節部の変形
4. 異常可動性
4
★ 骨端軟骨損傷後の経過で最も注意を要するのはどれか。
1. 過剰仮骨形成
2. 骨の成長障害
3. 無腐性骨壊死
4. ズデック(Sudeck)骨萎縮
2
★ 骨折の癒合に有利な条件はどれか.
1. 緻密質が多い部位の骨折
2. 骨折端の広い離開
3. 噛合した骨折
4. 関節内の骨折
3
★ 骨折整復の一般原則で誤っているのはどれか。
1. 長骨骨折では、遠位骨片の長軸方向に十分な牽引力を加える。
2. 骨片転位を生理的状態に復する方向に力を加える。
3. 小児では骨膜損傷を把握し、損傷していない骨膜を利用する。
4. 近位骨片の位置に応じて遠位骨片を合わせる。
1
★ 脱臼の徒手整復で誤っているのはどれか。
1. 槓杆作用を応用する。
2. 筋緊張を取り除くことが重要である。
3. ボタン穴状態は整復障害となる。
4. 骨折が合併するときは骨折から整復する。
4
★ 骨折の後療法で誤っているのはどれか。
1. 整復・固定処置後、速やかに開始する。
2. 固定中、固定されない関節の自動運動は積極的に行う。
3. 固定除去後,拘縮した関節は早期に他動的な矯正を行う。
4. 温熱療法は運動療法の補助として行う。
3
★ 骨折の合併症とその原因との組合せで正しいのはどれか。
1. 骨髄炎 ────── 開放性骨折
2. 関節拘縮 ───── 早期固定除去
3. 骨癒合遷延 ──── 長期間固定
4. 過剰仮骨形成 ─── 関節内骨折
1
★ 介達外力で発生するのはどれか。
1. 頭蓋骨の陥没骨折
2. 上腕骨骨幹部捻転骨折
3. 肘頭の粉砕骨折
4. 肩甲骨体部骨折
2
★ 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
1. 青壮年期の骨折は第3骨片を形成しやすい。
2. 幼少年期の骨折は若木骨折になりやすい。
3. 青壮年期の変形治癒は重度の機能障害を残しやすい。
4. 幼少年期の変形治癒は成長と共に矯正されやすい。
3
★ 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
1. 肘関節部に後方凸の屈曲力が作用して発生する。
2. 骨折線は後方から前上方に向って走行する。
3. 内旋転位の残存は内反肘変形を引き起こす。
4. 関節内骨折のため偽関節が好発する。
3
★ 肩鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
1. 烏口鎖骨靭帯の断裂は第U型である。
2. 反跳症状がみられる。
3. 肩関節外転制限がみられる。
4. 鎖骨外端骨折との鑑別を要する。
1
★ 大腿骨頸部内側骨折で正しいのはどれか。
1. 外転型骨折が多い。
2. 内転型では骨折部に圧迫力が働く。
3. 骨頭に血行障害を生じる。
4. 広範な腫脹を生じる。
3
★ 習慣性膝蓋骨脱臼発生の素因でないのはどれか.
1. 内反膝
2. 大腿骨顆部形成不全
3. 膝蓋骨高位
4. 全身性関節弛緩
1
スポンサーリンク
必須:柔道整復師過去問
柔道整復師第13回〜【必須問題】です。この必須問題で、合否が決まります。試験前には、必須問題を必ずとれるようにしましょう。
必須問題1 | 必須問題2 | 必須問題3 |
---|---|---|
必須問題4 | 必須問題5 | 必須問題6 |
---|---|---|
関連ページ
- 柔道整復師過去問〜必須問題2
- 柔道整復師の国家試験の必須問題です。第13回からの必須問題を網羅しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。2
- 柔道整復師過去問〜必須問題3
- 柔道整復師の国家試験の必須問題です。第13回からの必須問題を網羅しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。3
- 柔道整復師過去問〜必須問題4
- 柔道整復師の国家試験の必須問題です。第13回からの必須問題を網羅しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。4
- 柔道整復師過去問〜必須問題5
- 柔道整復師の国家試験の必須問題です。第13回からの必須問題を網羅しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。5
- 柔道整復師過去問〜必須問題6
- 柔道整復師の国家試験の必須問題です。第13回からの必須問題を網羅しています。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。6
- 第24回柔道整復師国家試験必須問題
- 第24回柔道整復師の国家試験の必須問題です。スマホ対応ですので、いつでもどこでも柔道整復師過去問題を解くことができます。スマ柔国試.com